5:00からのエクソシストに行けるなと思い,4:30に家をでる.すっかり忘れてい たが,今日は「どんと祭」.人の波がこちらに向かってくる日です.
自転車で出かけましたが,国道は舗道を走れません.しょうがないので,一本裏 の通りを走る.正解でした.
十分前に着きました.凄い人です.ちょうど「PARTY7」が始まるところでした. あいかわらずの人気のようです.「エクソシスト」の方はというと,私が10番. 思ったよりいますね. 昨年の当初の公開予定が延びた時は年明けになるのではないかと言われましたが, 結局約ひと月遅れで日本でも公開になり,既に結構長くやってます.
「エクソシスト」を見るのは実は初めてでして,ディレクターズカットはどこが 増えているのか全然わかりませんでした.階段を降りて来るシーンは新しいらし いとは聞いていましたが,他はどのくらいあったんでしょう?
「Exorcist」ってどんな意味だろうと思い,あらためて辞書を引いてみると, 「悪魔払いをする祈祷師」のことなんですね.なるほど,主人公は祈祷師さんな のか.
そうすると,主人公はカラスさんなのかしら?それとも冒頭にでてきた方なのか しら.それによって見方も変わるような気がするのですが.それに冒頭のシーン が少女に降り掛かる現象とどういう関係にあるのか,今一つわからなかった.少 女のところに神父さんがやってくることに意味があったんだろうか?
でも面白いじゃありませんか.ただのホラーとかスプラッターとかよりも全然い い.
73年作品ですが,全然古さを感じません.もちろん,映像にも音声にもデジタル リマスタリングが行われているでしょうが,そういう表面的な事だけではなく, 内容が訴えかけてきます.流石は名作と呼ばれるだけのことはありますし,今更 とも思えるディレクターズカットの上映も納得できます.
音楽といえば,この音楽聞くとどうしてもドラマの「金田一少年の事件簿」を思 い出してしまうのです.見岳章は絶対にこれを意識して書いたに違いない.
先日「名探偵コナン」を見てても思ったのですが,ミステリとしての話を盛り上 げるには「聖書」と「ギリシャ神話」というのは押えておくべきだなと.日本だ と何になりますかね?「古事記」とか「日本書記」あたりなのか?仏教的な物だ と,う〜ん何だろう?
その後ジュンク堂までいったのですが,SFマガジンによると「Twilight Zone」(日本では「ミステリーゾーン」)の全話がDVDになるそうです.間もなく 第一回発売分がでるようですが,これはちょっとそそられます.
あ,ついでにこんど「ユリイカ」という映画も上映されますが,これはギリシャ 語で「発見」という意味だったんですね.雑誌にもそういうタイトルのがあるん ですが,好きなテーマの時は何度か買ったことがあったのですが,意味は知りま せんでした.
帰り,道はまだまだ混んでいました.