非・バランス

渋谷・シネセゾン渋谷

見たい映画をみよう!的に「非・バランス」と「Stereo Future」を見ておこうか, と思ったのだが,時間的にうまくあわない.今日は片方だけにしよう. てなわけで,「非・バランス」.

うまい具合に東急の急行に乗って渋谷へ.結構ギリギリかも.「109」をかすめて 道玄坂を登る.相変わらず人が多いなあ.カメラを持った人が数人. いつもこの辺にいるのだろうか?ガングロ系ギャルは減る傾向にあるのかと 思っていたが,まさにヤマンバなねーちゃんを撮影していた.

さて,シネセゾン着.「セル」の時にきた「松竹セントラル」のお隣. チケット売り場が下で共通なのかと思っていたのだが違った. エレベータで上へ.

エレベータを降りた正面が「松竹セントラル」.右に曲がると「シネセゾン渋谷」. 前回全然気づいてなかった.まずはチケット購入.

中へ.隣の「松竹セントラル」より一回り,いや二回りくらい小さいか. 天井が蒲鉾型になっているのが特徴的.全体的にブルー系の色調. 椅子は中央のブロックが大きく一塊.通路を挟んでその左右に数列. 全部で221席.椅子は交互に互い違いになってます.

予告で「ココニイルコト」が.「真中瞳」が出てる.それはいいのだが, 役名が「相葉志乃」というのが出た時になぜか「最相葉月」というのが 思い浮かんだ.「絶対音感」のノンフィクションライターである. そしたら,原作がホントにこの人でびっくり.あらら,そうなの.

「非・バランス」.中学生のチアキは小学校の時にうけたイジメが原因で, 「常にクールに」「友達はつくらない」を目標に中学生活を送っていた. ある日,オカマの「菊ちゃん」に出会い,彼女(彼?)だけには次第に心を開いていく.

「オール仙台ロケ」といいたいところだが実際はちょっと違うので「ほとんど仙台ロケ」. 見慣れた場所が次々でてきます.おー,「霊屋橋」だよー.おっ,ここは「Shall」か? ふーん,「文化横丁」に店があるんだ.へぇー,駅の屋上の駐車場ってこんなんなんだ, 行ったこと無かったよ.「フォーラム」だ,「フォーラム3」だ.

「菊ちゃん」の住んでる「コーポナゾノ館」って,元N村の家の近くの設定 ではないですか?

知ってる顔がエキストラで出てるはずなのだが・・・さっぱりわからん.ごめんなさい.

主演の派谷恵美.これで「はたちやめぐみ」と読むのだそうだ.なーんか誰かに 似てるよなぁ,と思いながら見てて気づいた.ああ「洞口依子」に似てるんだ. でも,一番最後のシーンの髪を切った後とでは全然違った印象になっていたりして.

小日向文世のオカマ役が妙にハマッテたりする.

撮影協力にちゃんと「仙台フォーラム」が.

終わって,次はどうしようと外にでる.そろそろ靴がやばそうなので, おニューを購入しようと歩いていると,「ブックファースト」発見. とりあえず入る.

先日から探している本を探す.が,やっぱりない.まあいい.

「東京マリーゴールド」の謎を明らかにすべく,原作を探す. 「林真理子」で探したがない.あきらめてエスカレータに乗ろうとしたら ポスターと同じ,黄色いペンキをかぶった田中麗奈の等身大ポップに 「原作の『東京小説』好評販売中」との文字が.もう一度探してみる.

もういちど探してみる.と,あったあった.なんだ,複数作家によるオムニバス だったのね.見つからないわけだ.立ち読みで斜め読みする.一応原作に忠実な 作りだったようで.問題の疑問の部分は,流石小説,はっきりと記述されております. 私の解釈で正しかったようだ.

その後,靴を買って次はCD探し.今回の目的は「Perrey and Kingsley」の 「Essential」というアルバム,というかベストというか.2枚のアルバムが 一枚に収まってるのだ.

なんで探してるかというと.最近「東京ディズニーランド」の「エレクトリカル・パレード」 を見て思い出したから.例の曲の原曲が入ってるんですね.10年くらい前に仙台で探した時は 見つからなかったのですが,東京ならあるでしょ,きっと.あ,元々輸入盤しかありません.

しかし,前回「エレクトリカル・パレード」をやめる時に「もう,会えない」みたいな キャッチフレーズでやってたような記憶があるのだが・・・結局またやってんじゃん.

「HMV」へ.「Rock and Pops」の3階へ.途中2階ではなにかイベントでもあるのか, なにやら混雑.結局,ここには無かった.

ついでにサントラコーナーを覗く.今見て来た「非・バランス」のサントラが ある,が「お」の所に.英語で書いてある「Off-Balance」というのを見て 「おふ・ばらんす」と思ったのであろうが,この映画のタイトルは 「ひ・ばらんす」である.「あん・ばらんす」でもない.

エスカレータ横の壁に,ジャケットをタイル状にしたようなものがあって, 1階には「Solid State Souvivor」のジャケットが! でも,ユキヒロさんの頭が ちょこっと欠けてたりする.

ところで,「HMV」ってVictor系列なのかしら?「His Master's Voice」っしょ?

出口で「松任谷由美」の曲が聞こえてきた.そうか,ついに彼女も「ボコーダ」を 使ったか.最近,お歳を召した女性ボーカルはこぞって歪ませてますな.

ものはついでで,「TOWER RECORDS」を目指す.たどり着くまでの人の波がきつい.

こちらも「Rock and Pops」は3階.エスカレータがわからず,階段でいく. 結局エスカレータは反対側だった.

「Perrey and Kingsley」のコーナーがあった.あるのは一枚だけ.しかも2枚組だ.

なんと!「Perrey and Kingsley」の2枚のアルバムに加えて,「Jean Jacques Perrey」 の2枚のアルバム,さらにボーナス・ミックスが入った3枚組になってる.これは 迷わず買い.

J.S.A./ 공동경비구역JSA

川崎・チネチッタ,チネ3

秋葉原経由で東京に.「Office XP」の新機能の確認をしたかったのだが, デモで動かしているのは少なく,さらにMicrosoftの人がいるわけでなく 詳しいことは聞けない.あまり長居はせずに東京駅へ.

「日比谷スカラ座」で「J.S.A.」というのを考えていたのたが,もう始まる 時間である.間に合わない.こうなったら「八重洲ブックセンター」に行くしか ないでしょ.

ふむ,日曜以外は夜9時までやってるのか.逆に日曜は6時までと.覚えておこう. 目的の本を探す.しかし,そのジャンルの本自体が少ない.結局ない.ままいい.

「J.S.A.」のあと「チキンラン」とでも考えていたが,予定変更. 川崎で「J.S.A.」を見ることにしよう.そうすれば,帰りも早い.

元々オールナイトの「ブレードランナー」と「未来世紀ブラジル」を見たいなぁ, と考えていたのだが,今日は出発前からそれはパスすることに. やらないといけないことがあるのです.

その前に日比谷あたりを歩いてみたら,「日比谷スカラ座」の前に人だかり. 誰かが出てくるのを待ってるっぽい.誰だかもいつ出てくるのかもわかんないので そのまま素通り.「日比谷シャンテ」で,「ミリオンダラーホテル」が始まる3分前. 惜しい,もうちょっと早ければこれでも良かった.ぐるっとまわっただけで駅に戻り 川崎へ.

時間に余裕ができたので,飯を食ってから「チネチッタ」へ.今日の「J.S.A.」は 「チネ3」.3階です.30分くらい前についてしまったのでロビーで待つ.

「ハムナプトラ2」や「みんなのいえ」が今日からなのが影響しているのか, 思ったほど混んでいない.

時間になり入場.ここは250席.真中の大きなブロックと左右数列という配置. でも,ここの座席はきちんと整列してます.

予告開始.「千と千尋の神隠し」はまた新しい予告になった模様. 導入部分が明らかに.んー,音は大きくていいのだが,サラウンドに包まれる という感じよりは前寄りで鳴ってる感じがするなぁ.

「J.S.A.」.「Joint Security Area」,「共同警備区域」の意.38度線を挟む この地で南北の兵士が死傷.北と南の主張は噛み合わず,中立国のスイス軍が捜査に当たる. 派遣されたのは韓国系の女性スイス人.彼女は事の真相を追究しようとするが・・・.

激しい銃撃戦を期待して見に行ってはいけません.これは,政治的に分断されてはいるが 同じ民族に属する男たちの友情の物語です.

日本のタイトルの後に,北朝鮮と韓国の状況を説明する文が挿入されている. うーん,日本では朝鮮戦争は既に過去のものになっているのか? 説明なしでは背景がわからないという人への配慮か? そんなことでは「パール・ハーバー」はもっと昔だぞ.

女性将校役のイ・ヨンエが綺麗.「大塚寧々」にちょっと似た感じがしなくもないが, こっちのほうが上品.眉毛が書いた眉でなく自前なのが好感がもてる.<なんじゃそりゃ

「シュリ」や「カル」の時もそうだったが,登場人物の名前がややこしくて. 誰がなんて名前だったのか混乱する.さらに今回はどっちが北でどっちが南なのか も最初わかりづらくて.

で,「カル」ほどではないが,ちょっとまだ不明な点が2点程.えーと,弾の数が そうだから,そういうことなんだよね?で,ああいうわけで,そういうことになるんだよね? なんかもう一回確認したいぞ.

[一覧] [前の日記] [今日は2001年6月9日] [次の日記]

Top Page