四日間の奇跡

川崎・チネグランデ

今日も歯医者で朝から起きる。そのまま雑用をこなして、ひさしぶりに昼間から 映画。

四日間の奇跡 」と「 電車男 」をつぶしておきたい。けど、「電車男」はチネチッ タではやっていない。「四日間の奇跡」は渋谷だとアミューズCQN。うーん、気 分の問題だけど、チネチッタで「四日間の奇跡」といこう。

ちょうど良い時間に川崎着。チケットを買おうとすると・・・ありゃりゃ、「四 日間の奇跡」はチネグランデでの上映だ。まあ、ここまできたらもうこれでいく しかない。お子さまむけ作品じゃないから大丈夫だろう。実は初グランデ。 チケットはチネチッタのチケット売り場でも、劇場前の売り場でも買えるらしい。 「自由席」の表示がちと新鮮。

二階ではなく、向かいの建物へ。チネグランデはチネチッタが新しくなる前から ある。座席数は今でもチッタ最大ですが、設備は古めなのかと思いきや、DTSの ロゴプレートがあった。ウェブサイトの情報だとSRD-EXにも対応しているらしい。

箱の大きさのわりにはスクリーンサイズはちょっと控えめ。小さいとまではいき ません。中央から後ろは一段高くなった上に階段状になっているので、視覚的に はかなり親切な設計。椅子も最近のホルダつきのものでしたが、昔のサイズの床 に今の椅子をつけているような感じで、前後間隔がものすごくせまい。 システム的に全席指定は不可能ではないのだろうが、あえて自由席なのはこの あたりが原因かも。

あまり今でいないので後ろのブロックの中央に座る。高さ的にもほぼ中央に正対。

「四日間の奇跡」。千織は障害をもちながらもピアノの才能があった。敬輔は千 織の世話をしながら各地の施設などで演奏会をしている。今回は高校の後輩だった真理 子の勤める療養センターを訪れた。演奏会も終わった夕方、突然の落雷が千織と 真理子を襲う。千織を守ろうとした真理子は重傷。意識を失っていた千織が気が つくと、そこには真理子の意識が宿っていた。

早く起きたせいで最初のうち少し瞼が重い。重いとはいえ、寝てはいけない。

このミス大賞第一回グランプリ受賞作品。珍しく私も原作を既読。内容はミステ リというよりは、SFファンタジー。

話のつくりとしてはほぼ予想通り、小説前半の二人の関係の説明は映像でときお り挿入することで説明し、後半の「奇跡」の部分に重点を置く。 怪我をする原因がヘリコプタの墜落ではなく風見鶏であった部分だけがちょっと 意外でしたが、まあそれは話の展開上はなんの問題もなし。

千織役の子の演技がうまいですね。障害者の表現だけでなく、真理子役の石田ゆ り子の喋り方の特徴もうまく掴んでいる。

西田敏行と松坂慶子が夫婦役。たしか「 離婚旅行 」とかいうドラマで、この組合せの夫婦だったな、などと思ってみる。しかし、 昨年くらいから松坂慶子の映画・ドラマ出演が非常に多くなっているような気が する。悪いことではない。ただ、流石に年齢を感じさせるようになった。

しんみりと泣けます。

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