SHINOBI

渋谷・シネパレス2

本日は HMV に行くために渋谷です。何にしようかと時間を見ていたら、「 私の頭の中の消しゴム 」がレイトショーもあることに気がつく。で、これに繋げる形で まだ見てなかった「 SHINOBI 」を選択。買物するには時間がぎりぎりだな。 出かけようと思ったら雨。音を立てていたので、さすがに傘を持って出かける。

渋谷着。まずは「SHINOBI」のチケットを購入。あれ、一時間切ってるのに5番で すか。で、時間に変更の可能性ということがあったので、終了時刻を確認。 OKなので、次の「消しゴム」のチケットを買いに行く。

ピカデリー 」で見るのは久しぶり。一年半ぶりですよ。一階のチケット売り場 で購入。まだ13番でした。

で、後はHMVの中を通過するようにして、買物を済ませつつ「 シネパレス 」に戻る。

椅子が空いていたので座って開場を待っていたわけですが・・・。時間になって からの係員の動きがいつもと違う。いつもなら、劇場入口のテープを一部分だけ 外すのだけど、今日は全部外してしまい、しかも、「◯番までのお客さま」では なく「御入場いただけます」だった。時間どおりにきていたのはその場にいた5 人だけでした。っていうか、それまでに売れたのが5枚だけだったのではないか と思ってます。結局は10人くらいまでになりましたけど。

予告。「 SAYURI 」の予告をはじめて見た。脇に日本人を多様しているのに、メイ ンはチャン・ツィーというのが、いいのか悪いのか。とにかく楽しみな作品では あります。

「SHINOBI」。伊賀と甲賀は互いに敵対していたが、服部半蔵の取り決めにより、 闘いを行うことはなかった。その契が交わされてから時も過ぎ、世は忍の存在を 必要しなくなってきていた。伊賀の末裔、朧と甲賀の末裔、弦之助は恋仲になっ ていたが、時の将軍家康の参謀、空海の差し金により、伊賀と甲賀が対決するこ とになった。

原作は、 山田風太郎 の「甲賀忍法帖」。設定としては、対立する家系の跡取り息 子と娘が恋に落ちるが・・・という流れ。原作もそうなのかしら?

今までの忍者物だとアクションが売りだったりするはずなんですが、今回の場合、 アクション部分がほとんどCGだったり合成だったりということで、ラブストーリー にメインを当てているみたい。

CGについては、出だしの人の動きと鷹の飛び方をみただけで期待はしてなかった んですが、それに頼るならもう少し力をいれて欲しかったかなぁ。

まあ、大作にありがちなのですが、俳優・女優さんをまんべんなく公平に扱わな くてはいけなかったりする制限があったりして、脚本がそれに引っ張られてしま う、ということがあったりするのですが、まあ、この作品もそんな感じでアクショ ンが少なくなっちゃったのかなぁ、という印象です。

この作品、巷の評判ってどうなんだろう、と、気になったので「 ぴあ 」の公開初日点数をみたら86点もあるのね。

一番印象に遺っているのは結局椎名桔平でした。なんか「 TRICK 」思い出した。

ロケはげいび渓と江刺藤原の里だったようだ。

私の頭のなかの消しゴム
A Moment to Remember
내 머리속의 지우개

渋谷・渋谷ピカデリー

思ったより時間があいたので、 Book1st 経由。予定外に一冊。

時間前に劇場に到着。まだ前の回が終わってません。中で待ちます。

前の回が終わり、清掃が終了した後に入場。最初の方の番号のかたがたがほとん どいなくて、私は5番手ぐらいに入れました。二階席と迷ったのですが、一階の 方にしました。

予告。「地下鉄に乗って」。まだ具体的な映像はなし。ジョディ・フォスターの「 フライトプラン 」に期待大。

「私の頭の中の消しゴム」。不倫の末の別れから立ち直り、新しい恋人と結婚、 幸せな日々をすごしていたスジン。しかし、体の不調から病院で診察を受けたと ころ、若年性のアルツハイマーであることを告げられる。しだいにその症状が出 始め、ついには愛するチョルスを忘れてしまうこともでてきてしまった。

日本のドラマ「 Pure Soul 」を原作に韓国で映画にリメイク。私が就職して間も ない時期に放送されていたドラマのため、そちらの方は見てませんでした。 この映画に合わせてかどうかは知りませんが、DVDになったようです。

内容はあらすじからも想像できるとおり、せつなさ満載の作品で、泣かされてし まうわけですが、どうやら、男性と女性とでは、泣くポイントが違うみたいなん ですね。まわりの女性の方はもう中盤からグスグスいいだすのですが、私は最後 の方でやっと、という感じでした。どうやら、好きな人を忘れてしまう側に共感 するか、忘れられてしまうほうに共感するかで、かなり泣きポイントが違うよう です。

ちょうど日本のリメイク版がやってますけど、「 八月のクリスマス 」と逆の立場なのかな、と。「クリスマス」の方は、余命みじかい自分の運命を 知りつつ、周囲の心配をする主人公がせつなくてたまらなかったわけです。でも、 見た時にシム・ウナの立場を考えたかなというとそうではなかったような。自分 がその病気になったらという設定でみると、かなり感情移入できて、今回の「消 しゴム」の場合は、男女がでてくる分、女性はスジン、男性はチョルスの視点に なりやすいのではないかと思いました。

エンドタイトル中に、原作が読売テレビの「ビュアソウル」だということが出て きますが、テレビの方はオリジナルだったんでしょうか?

終わったころには雨は降っていない。終電三つ前で帰ってきました。

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