児玉小枝【こだま・さえ】
(フォトエッセイスト/どうぶつ福祉ネットワーク代表/オカリナ吹き)<略歴&これまでのお仕事>
●広島県生まれ。幼少より猫、犬、ハムスター、すずめ、ひよこ、金魚など、さまざまなどうぶつたちと生活をともにし、自他ともに認める大の動物好きとなる。
●短大の児童教育学科を卒業後、広告代理店に勤務。会社員のかたわら、いつも動物に接していられる仕事として、『留守中の、ワンちゃん・ネコちゃんのお散歩&食事のお世話サービス』を思いつき、チラシを作って近所中に配るが、問い合わせが1件あったのみで実現せず…。
●退社後、動物のためになる仕事を模索し始める中で、ある雑誌の記事に載っていた「アニマルアシステッドセラピー」に興味を持ち、動物を連れて老人ホ−ムなどを訪問する『CAPP活動』にボランティアとして参加。動物とお年寄りのふれあいをテーマに写真を撮影するようになる。(→この頃から、写真や文などの表現活動を通じて、動物の権利や地位を向上させる仕事ができないかと考え始める)
●動物の保護や里親探しをしているシェルターを取材。
●動物病院で動物看護士としてアルバイト。
●某タウン誌編集部にネコがいると知り、「ネコと遊びながら仕事ができるなんてサイコー!」と思い立ち、アルバイト記者(兼 編集者 兼 配達員 兼 集金係 兼…)として潜入。
●阪神・淡路大震災で被災した動物と飼い主を取材するため、仮設住宅や避難所などを訪れる。
●1996年10月、雑誌『uno!』(朝日新聞社)創刊号の女性写真大賞〈フォトエッセイ部門〉で準部門賞受賞(受賞作タイトル:「Thanks to animals〜どうぶつたちに、ありがとう」…10数頭の犬や猫たちとともに阪神・淡路大震災で被災し、テント暮らしを続けるおばちゃんと動物たちをテーマに取材、フォト・エッセイとしてまとめました)。
●1997年春、ゴミ袋に入れて捨てられていた犬の死体を見つけたことで、飼い主のモラルの低さを改めて痛感。「悲しい思いをしたくないから」と、それまで目を背け続けてきた捨て犬や捨て猫の問題に取り組むことを決意し、保健所や最終処分施設などの取材を始める。
●1998年4月、大阪府吹田市の喫茶店「ブルーリボン」で、第1回目の写真展「どうぶつたちへのレクイエム」開催(以後、本展の主旨に賛同してくださる方たちの協力を得て、全国を巡回展示)。
●東京・青山の書店「クレヨンハウス」で写真展を開いて頂いた際、展示を見に来て下さった桜桃書房(当時)の編集者・石井さんからお声かけいただき、2000年1月、写真集「どうぶつたちへのレクイエム」(桜桃書房刊/全国学校図書館協議会選定図書)を出版。同時にインターネット上でホームページ「どうぶつたちへのレクイエム」を開設。講演会や学校の授業などを通じて直接どうぶつたちの現状を伝える機会も増え始める。
●月刊誌「Title」(文藝春秋刊)で、フォトエッセイ「明るい老犬介護」連載。
●インターネット博覧会(NTT西日本)で、人とどうぶつとの絆を描いたフォトエッセイ「すばらしきパートナーたち」連載。
●動物保護団体「ARK」(エリザベス・オリバー代表/大阪府豊能郡)のカレンダー写真の撮影を担当。
●2002年、フォトエッセイ集「明るい老犬介護」(桜桃書房刊)出版。
●「ラストポートレート〜この世に生を受けて」と題して、「どうぶつたちへのレクイエム」「明るい老犬介護」「ラスト・チャンス!」の3テーマの作品を併設展示する写真展を、本展の主旨に賛同して下さる方に主催者となっていただき、全国で巡回展示。
●月刊誌「わんわん共和国」にてフォトエッセイ「セカンド・チャンス!〜里親という選択」連載。
●犬と人との良い関係作りをお手伝いする「ドッグ・カウンセリング」を開始。(詳細は「ドッグ・カウンセリング」のコーナーをご覧下さい)
●2004年、写真展「Happy home〜わが家の育猫日記」開催。
●専門学校ヒューマンアカデミーにて1年間講師をつとめる(ジャーナリズムをテーマに)
●2005年2月、日本出版社より、写真集「どうぶつたちへのレクイエム」のリニューアル版を出版。
●2005年4月、「どうぶつたちへのレクイエム」出版記念写真展にて賛同者・参加者を募り、ボランティア団体「どうぶつ福祉ネットワーク」を立ち上げ、「草の根ポスター大作戦!」を中心に活動を続けている(詳細は「どうぶつ福祉ネットワーク」のホームページをご覧ください)。
●2005年11月、学研「話のびっくり箱 高学年 下巻」に、譲渡犬しゅん君のフォトエッセイ「しゅん、うちにおいで」を掲載。
●2006年9月、阪神淡路大震災で被災したおばちゃんと13匹のどうぶつたちとの、2年半にわたる避難生活での悲喜交々を綴ったフォトエッセイ集「どうぶつたちに、ありがとう」(日本出版社)を出版。
●2006月、共同通信社配信の紙面にて、阪神淡路大震災の被災犬猫のフォトエッセイを連載。
●2009月、韓国版「どうぶつたちへのレクイエム」出版。●2011年8月、フォトエッセイ集「同伴避難〜家族だから、ずっといっしょに〜」(日本出版社刊)を上梓。同時に全国巡回写真展をスタート。詳細はこちらをご覧下さい。
●趣味は、オカリナを吹くこと(時々ライブなどしています。オカリナ吹きへのご用命もお待ちしておりま〜す☆)。オーガニックな食品や日用品と、ナチュラルテイストなインテリアや雑貨が大好き。最近のリラックスキーワードはドライブ・音楽・温泉・映画・ビール・猫・アイスカフェオレ・読書。家族は、夫と娘と10匹の猫。☆児玉へのお問い合わせメールは s-kodama@dp.u-netsurf.ne.jp までお願いします