ここに、間もなく生命が尽きようとしている
どうぶつたちの2枚のポートレートがあります。
1枚は、家族の愛と献身的な介護に見守られながら、
天寿を全うしつつある子の、最後の記念写真。
もう1枚は、人間に捨てられ、あるいは保健所に持ち込まれ、
暗く冷たいガス室の中で命を絶たれようとしている子の、
最期の肖像写真──。
彼らの運命の明暗を分けるのは、私たち人間の意識です。
本サイトを通じて、言葉を持たないどうぶつたちの声なき声が、
あなたの心に届きますように……。
そして、どうぶつとともに暮らすことの意味を、責任を、
自らに問い直すきっかけにしていただければ幸いです。

                            児玉小枝


↑それぞれの写真をクリックしてください