タイトル■ニューヨーク貧乏 〜金が尽きたら、さようなら〜
書き手 ■マイティー井上Jr

現在ニューヨーク在住のフォトグラファーによる
貧乏生活報告を含めた、ニューヨークの今を伝え
る身辺雑記です。あくまでも1個人のみの視点で
お送りするエゴイズム通信であります。「
セプテ
ンバーイレブンで激減した観光客を1人でも多く
ニューヨークへ呼び戻したい!そんなピュア−な
気持ちもありますよ」という、そんな企画です!

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第32回 
 ヤンキース松井の試合をテレビで見ながら ■

今日はテレビでサブウェイ対決観戦。
なぜサブウェイか?
どちらも地下鉄で行き来できる距離の対決だからだそうだ。

スタジアムはヤンキースがマンハッタンの北のブロンクス、
メッツが北東のクイーンズにあり、
日本で言うヤンキースが巨人、メッツがヤクルトと言った感じだろうか?
巨人VSヤクルトを大江戸線対決、総武線対決?と呼ぶならば・・・。
で、リーグは違うが今回のようにリーグを超えて
年に試合が何試合か組まれている。

ダブルヘッダーの第1試合ではゴジラ松井の8本目の満塁ホームラン。
「松井はイチローと同じ資質がある選手」と絶賛されていたが、
すでに大リーグで実績の在るイチローよりはまだ格下扱いのコメントとみた。

目立った活躍がここのところなかった松井だが、今日は大盤振る舞いで中継中に紹介。
飛行機に松井のあの顔を塗装した松井ジェットが
生まれ故郷の小松から羽田まで運行されるザ.ニューヨークタイムスの記事とか、
日本は夜中の3時頃だが15万人はこの生中継を見ているとか...。
他人の顔をどうこう言える立場ではないが、
クジラ、ピカチュウで松井と、全日空もいろいろやるのはいいが
アノ顔のついた飛行機ってチョット?しかもかなりデカイ。

だが、知り合いのライターM氏は
松井の出る試合見たさにBSテレビを買ったそうで
盛り上がっている人は結構いるらしいから、それ目当てで乗る人もいるのかも?
何はさておき、明日のザ・ニューヨークタイムスのスポーツ欄トップは
間違いなく松井でしょう。オメデトウ松井ファン!!

よく「松井の人気はニューヨークでどうだ?」と聞かれるが
周りにベースボールファンがいないこともあり定かではないが
知名度はあれど人気はまだないと言うのが本当でしょう。
個人的に、巨人時代は全く無関心だったが
ヤンキースに来て日本人の活躍として関心があるぐらいで
今年に入ってまだメジャー観戦は行ってない。

大のメジャーリーグファンではなく中継観戦ファンだ。
こちらの中継はよく観客をスッパ抜いて映し流し、そのリアクションを見るのが好きだ。
特にファールボールの取り合いシーンは面白い。
執拗に老若男女問わずファールボールを追い掛けるのには感心するやら、呆れるやら。
ボールを手にした人は必ず「俺が捕ったぞ!」と手を高々とあげアピールする。
さっきまで死闘を繰り広げていた周りの者も何ごとも無かったように拍手で喝采を送る。
実にアメリカらしい。一時、むきになって、後はケロッとしているのだ。

ヤンキーススタジアムの両翼の席は勾配が40°くらいあり
ファールボールの取り合いは命がけ。
また、この勾配は曲者で以前行った時、我々の席付近の階段では
嬉しそうな顔で手にホットドックの山やビール、ポップコーンなどを
抱えあがって来る人を不幸におとしめた。
被害者は試合中も続出し、なんと7〜8人もが殆ど同じ場所でつまずき、
手にしていたものをぶちまけてしまったのであった。
ヤンキーススタジアムの魔の階段である。

その姿はコメディー映画を見るようであったが、
ぶちまけたモノを拾い立ち去るその姿は気の毒であり、笑えなかったのを思い出す。
ホットドックもビールも外で買うより数倍高いのに...。

スタジアムは缶類の持ち込みは禁止で、飲み物は中で買うしかしょうがない。
もちろん禁煙。
これから休みを利用して観戦される方は魔の階段に御用心。


(つづく)





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