窓を伝う雨のしずく

雨音だけが時計の針と
ハーモニーを奏でる

こんな日は 人恋しくて
あなたの声が聞きたくなる

CALLする指が
ためらって

そっと
受話器を置いた


窓の雫を指でなぞって
あなたの名前を
書いてみる

窓ガラスに涙のような
しずくが いく筋も流れていく

降りしきる雨を
見つめる
わたしのよう