ツボな関係



久しぶりに藤村紫著『邪道』シリーズにハマっている。再ハマり。
知らない作家さんを読む場合はイラストから入ったりするが、藤村さんはもうひとつのペンネーム、川原つばさ名義のほうで、『プラトニック・ダンス』から入ったんじゃなかったかな。
そしてイラストはどっちも、沖 麻実也さん。沖さんの絵は
大変好きだ。
他の著書から『邪道』に辿り着くまではだいぶかかったが、ハマったらかなりツボだった。
何がと言えば、柢王と桂花の関係がね。


まー余談になるけれど、私は実はホモは好んでもホモショタ系は苦手だ。言い換えると、『体の小さなヒトが受』というのが苦手だ。受は細身は歓迎だが小柄だと食指が動かない。
カワイソウな気がすっからだと思うんだけど。
どうも私の目にはアシュレイは小柄に映るようで、なので『邪道』シリーズでは主役、ティア×アシュレイにはそれほど萌えない。でも別に嫌いではない。シリーズはホモと言うより恋愛感情やキャラの心理を深く描いているからだろう。
主にティア×アシュレイ、柢王×桂花で話は進んでいくけれど、根底には同じ基軸あって、それは私の最も好むところである『どうしても、この人でなければ駄目なのだ』という設定。
<以下ネタバレ注意>

特に柢王×桂花の方では、第2部で柢王は転生してしまっていて、しかも転生は”魂+肉体9割”という状態で、さらに桂花は”残り1割”を使って作られた、意志を持たない人形と化した柢王も持っていて、桂花は「転生した柢王は『柢王』ではないのに惹かれるのは『柢王』だからなのか、転生後の『本人』を好きなのか」と悩んだり「だからといって人形の『柢王』も大事だし」と悩んだりしている。…できるならこーゆー話は、全部出版されてから一気に読みたいものだよ。待ってる間せつないからさ…。ちなみに第2部クライマックスはまだ発売されてないようです。もう何年も。早く〜!!!
柢王×桂花は、番外編のいちゃいちゃしてるトコもさりげに入ってる話のが好きだなぁ。ってか、ラクに読めるから。今本編せつなすぎてね…
<以上ネタバレ終了>


『どうしても、この人でなければ駄目なのだ』という設定は、私の最も好むところであって。
しかしそういうのは、なかなか難しいものだとも思います。
柢王と桂花は(まァ人間じゃないんだけどねふたりとも)、立場があったり身分があったり、種族の差があったり、他にも様々な障害があっても、でも『どうしても、この人でなければ駄目なのだ』という有様をより深く見せてくれるので、気になるし、好きなんだろうな。


『どうしても、この人でなければ駄目なのだ』てゆークチがうちでは雪尾で、だからやっぱり気になるんだな。

『どうしても、この人でなければ駄目なのだ』という想いも胸の内に知っていて、しかし過去の経験からそれを禁じ、封じているケイティのことも、今かなり気になってるんだけどね。