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『地方国立大学 一学長の約束と挑戦』

和歌山大学が学生、卒業生、地域への「生涯応援宣言」をした理由(ワケ)

地方国立大学を壊死させてはならない!

大学の生き残り競争の中で、社会教育学者の視点で大学、
学生を呪縛から解放=リスタートさせた国立大学学長
“闘い”の道筋を明かす!
プロローグ

「ダメな人間、未熟な学長」の挑戦の記録

第1章 地域から世界を見通し、地域で育て、世界に発信

 ヒトを人として育てる子育て・教育・社会を和歌山大学の歴史と事情
 「ヒトを人間として育てる」ということ
 大学の役割と「ヒトが人間となる社会」の構想
 「家出のできるまちづくり」への挑戦
 地方国立大学長から見た(日本の)高等教育、 経営、教育実践の今日的課題
 大学の地域参加と住民の学習に欠かせない自由の保障
 「新しい自分」を創りだそう
 「未来の希望」を実現できる世代へ
 不安に抗し、学び続けるために

第2章 ダメな親でもいいじゃないか
1 ダメな親でもいいじゃないか
   1.保護者も成長する保育所
   2.子育てとまちづくり
   3. 「ヘルプ」と言える環境づくりを
   4.これからのPTAと子育て――情報公開と問題解決のための協力システムとしての可能性

2 社会教育の原理を生かした まちづくり・職場づくり
   1.社会教育の定義
   2.私の課題意識
   3.ヒトが育つ(「人間化」)関係をつくる
   4.ヒトが育つ関係をつくる拠点に相応しい職場・人間関係

3 「使命共同体」を担う主体を探る ――アトム共同保育所の実践から

   1.共同保育所と「家族直下型地震」
   2.アトム共同保育所における協同の思想と方法
   3.「市民事業」としての保育所の事業拡大
   4.労働と協同の主体の形成
   5.保育所を拠点に地域にひろがる子育ての協同
   6.もう一人のアンを
第3章 対談 学生と大学、社会が輝くために
あとがき