Amazon Kindle 「オブジェクト指向と哲学」シリーズ目次と参考書籍一覧

(2016.8.25)


オブジェクト指向と哲学1
ver.1.1 (2015.4.1)

はじめに
第1章 プロローグ
1.1 動機
1.2 序論
1.3 主なテーマ
第2章 プラトン - イデア論
2.1 ソフィーの世界
2.2 あなたはだれ?
2.3 洞窟の比喩
第3章 アリストテレス – 形相と質料
3.1 鶏のイデア
3.2 形相と質料
3.3 夢十夜
3.4 4つの原因
第4章 分類と分解 – 汎化と集約
4.1 分類と分解による認識
4.2 原子
4.3 引力と斥力
4.4 形相による分類
4.5 型と集合
4.6 分類と分解
第5章 徳とは何か - 分類と分解で考える
5.1 白熱教室
5.2 プロタゴラス
5.3 徳のモデル
第6章 徳とは何か - 分類と分解で考える(その2)
6.1 徳のモデル再考
6.2 パイドロス - 美について
付録A オブジェクト指向とは
付録B UMLによるモデル表記について
付録C オブジェクト指向と哲学2 – 知識を考える【目次】

【vol.1 参考書籍一覧】
ヨースタイン・ゴルデル【著】、須田朗【監修】、池田香代子【訳】、「ソフィーの世界」、NHK出版、1995
プラトン【著】、藤沢令夫【訳】、国家、岩波文庫、1979
Jostein Gaarder、SOPHIE’S WORLD、Berkley books、1996
アリストテレス【著】、出隆【訳】、形而上学、岩波文庫、1959
夏目漱石、「夢十夜」、岩波文庫
OMG UML Infrastructure Ver.2.2
プラトン著、藤沢令夫【訳】、プロタゴラス、岩波文庫、1988
プラトン著、藤沢令夫【訳】、パイドロス、岩波文庫、1988
世界の名著4、老子 荘子、中央公論社、1968

オブジェクト指向と哲学2-知識を考える
ver.1.1 (2015.3.31)

はじめに
第7章 知識とは何か - 2つの知識
7.1 「・・・がある」と「・・・である」
7.2 第1実体(個物)の知識構造
7.3 第2実体(普遍)の知識構造
第8章 知識とは何か(2)- 「である」を考える
8.1 2つの「・・・である」
8.2 種類を要素と捉える
第9章 知識とは何か(3)- 想起説
9.1 想起説
9.2 知識と思わく
第10章 知識とは何か(4)- 産婆術
10.1 産婆術
10.2 状況変化と状態変化
第11章 知識とは何か(5)- 知識は感覚ではない
11.1 相対性のテシスと流転性のテシス
11.2 モデルで考える
第12章 知識とは何か(6)- 知覚するものとされるもの
12.1 知識は感覚か?
12.2 UMLのモデル
12.3 エンペドクレスの流出説
付録A オブジェクトとクラス/インスタンス
付録B クラス図とオブジェクト図

【vol.2 参考書籍一覧】
山口義久、アリストテレス入門、ちくま新書、2001
プラトン著、藤沢令夫訳、メノン、岩波文庫、1994
Plato, Protagoras and Meno, Penguin Classics
プラトン著、田中美知太郎訳、テアイテトス、岩波文庫、1966
Plato, Theaetetus, Penguin Classics, 2004
藤沢令夫、プラトンの哲学、岩波新書、1998
河合昭男、ゼロからわかるUML超入門−はじめてのモデリング、2010、技術評論社
河合昭男、ゼロからわかるオブジェクト指向超入門−Javaで体験するオブジェクト指向、2014、技術評論社

オブジェクト指向と哲学3-クオリティを生み出すパターン言語の力
ver.2.0 (2015.3.15)

はじめに
第13章 知識とは何か(7) - 暗黙知
 13.1 知識は教えられる
 13.2 具体例の本質とは
 13.3 暗黙知
 13.4 産婆術は暗黙知形成の術
第14章 学習パターンとSECIモデル
 14.1 パターン言語
 14.2 SFC 学習パターン
 14.3 新人研修
 14.4 SECI モデル
第15章 パターン言語 - 無名の質
 15.1 パターン言語の動機
 15.2 無名の質
 15.3 無名の質と徳
 15.4 人を引きつける力
第16章 パターン言語 - ソフトウェアへの浸透
 16.1 デザイン・パターン
 16.2 パターン集とパターン言語
 16.3 XP – eXtreme Programming
 16.4 場のクオリティ
 16.5 ふたつの知識創出
第17章 パターン言語 – 育てるということ
 17.1 アレグザンダーの3部作
 17.2 オレゴン大学の実験
 17.3 反復型開発
 17.4 場のクオリティ
第18章 パターン言語 – 成長する全体と癒し
 18.1 成長する全体という概念
 18.2 成長と癒し
 18.3 癒しとリファクタリンク
 18.4 アーキテクチャ設計と癒し
第19章 パターン言語 – ハイエクの視点(設計主義批判)
 19.1 設計主義批判
 19.2 成長の条件
 19.3 カタラクシー
 19.4 コスモスとタクシス
 19.5 ノモスとテシス
第20章 パターン言語 – インターネットを考える
 20.1 C.A.の視点
 20.2 分散知識交換の場
第21章 オブジェクト指向の設計主義と自由主義
 21.1 オブジェクト指向
 21.2 設計主義的オブジェクト指向
 21.3 自由主義的オブジェクト指向
 21.4 職業選択の自由
第22章 場と力
 22.1 オブジェクト指向の限界
 22.2 不思議な万有引力
 22.3 人間系の場に働く力
 22.4 引力と斥力
 22.5 市場のモデル
 22.6 オブジェクト指向+場の力
第23章 遠隔力
 23.1 物活論
 23.2 流出説
 23.3 遠隔力
 23.4 市場のモデル
第24章 引力と斥力
 24.1 物活論と流出説
 24.2 ①「ものともの」の間に働く力
 24.3 ②「人ともの」の間に働く力
 24.4 市場のモデル
付録A UMLと開発プロセス
付録B アジャイル開発

【vol.3 参考書籍一覧】
・プラトン著、田中美知太郎訳、テアイテトス、岩波文庫、1966
・プラトン著、藤沢令夫訳、メノン、岩波文庫、1994
・アリストテレス、【訳】出隆「形而上学」岩波書店、1959
・マイケル・ポラニー著、佐藤敬三訳、暗黙知の次元-言語から非言語へ、紀伊国屋書店、1980
・野中郁次郎、竹内弘高、知識創造企業、東洋経済新報社、1996
・池田信夫、「ハイエク」、PHP、2008
・仲正昌樹、「いまこそハイエクに学べ」、春秋社、2011
・松原隆一郎、「ケインズとハイエク」、講談社、2011
・大川隆法、「未来創造の経済学」、幸福の科学出版、2010
・山本義隆「磁力と重力の発見」みすず書房、2003
●クリストファー・アレグザンダー関連
・The Timeless Way of Building, Oxford, 1979
平田翰那訳、時を超えた建設の道、鹿島出版会、1993
・A Pattern Language,1977
平田翰那訳、パタン・ランゲージ - 環境設計の手引き、鹿島出版会、1984
・C.Alexander, A New Theory of Urban Design, Oxford, 1987
難波和彦監訳、まちづくりの新しい理論、鹿島出版会、1989
・C.Alexander, The Oregon Experiment, Oxford, 1975
宮本雅明訳、オレゴン大学の実験、鹿島出版会、1977
・S.グラボー、クリストファー・アレグザンダー、工作舎、1989
【参考サイト】
・慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス 学習パターンプロジェクト、
http://learningpatterns.sfc.keio.ac.jp/ (本稿のパターンのイラスト含む)
・パターン言語事例 - 慶應SFCの「学習パターン」、
http://www.atmarkit.co.jp/im/carc/serial/world/28/01.html
●ソフトウェア関連
・Erick Gamma他, “Design Patterns – Elements of Reusable Object-Oriented Software” , ADDISON-WESLEY, 1994
・本位田真一、吉田和樹【監訳】、オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン、ソフトバンク、1995
・Kent Beck, ”Extreme Programming Explained”, ADDISON-WESLEY, 1999

オブジェクト指向と哲学4-流出システムと波動システム
ver.1.0 (2015.5.27)

はじめに
目次
第25章 流出システムと波動システム
 25.1 人と人の間に働く力
 25.2 ケース1:対面しているケース
 25.3 流出システムと波動システム
 25.4 アリストテレスの霊魂論
 25.5 心と力
第26章 流出システムと波動システム(2)
 26.1 モーツァルトの一幅の絵
 26.2 視覚と聴覚
 26.3 ダイモンの声
 26.4 波動システムと流出システム
第27章 流出システムと波動システム(3)
 27.1 鼻で感じない匂い
 27.2 人と人の間に媒体が介在する場合
 27.3 電話を使用するケース
 27.4 システム1とシステム2
 27.5 メールを使用するケース
 27.6 手紙(手書き文書)のケース
 27.7 ソクラテスの弁明
第28章 メディアを形相と質料で考える
 28.1 メディアとは
 28.2 設計情報を媒体に転写する
 28.3 媒体は形相を伝達するための質料
 28.4 プラトンvs.アリストテレス1
 28.5 プラトンvs.アリストテレス2
 28.6 オブジェクトとは
第29章 メディアを可能態と実現態で考える
 29.1 可能態と実現態
 29.2 実現態と終局態
 29.3 都市鉱山 29.5 霊魂論
 29.6 アリストテレスvs. プラトン(ソクラテス)
第30章 鶏と卵 - 自己増殖モデルを考える
 30.1 第1のモデル
 30.2 第2のモデル
 30.3 第3のモデル
 30.4 第4のモデル
第31章 鶏と卵 - 自己増殖モデルを考える(2)
 31.1 種(たね、seeds)と種(しゅ、species)
 31.2 鶏と卵
 31.3 鶏とは
 31.4 原始朝顔説
 31.5 原型朝顔説
第32章 鶏と卵 - 自己増殖モデルを考える(3)
 32.1 自己複製
 32.2 種の保存
 32.3 世代交代
 32.4 交配
 32.5 オブジェクト指向モデル
第33章 鶏と卵(4) - 設計情報の転写
 33.1 コピー機
 33.2 プリンタ
 33.3 3Dプリンタ
 33.4 DNAの複製
 33.5 複製のプロセス
 33.6 step 1 中間データ作成
 33.7 step 2 出力媒体準備
 33.8 step 3 複製生成
 33.9 DNAの複製
第34章 集合と写像
 34.1 クラスのインスタンスは集合の要素
 34.2 関連と写像
 34.3 多重度と写像の関係
 34.4 全射onto (surjection)
 34.5 単射one to one (injection)
 34.6 全単射one to one, onto (bijection)
第35章 集合と写像(2)- 関連と関連クラス
 35.1 集合間のマッピング
 35.2 リンクとは
 35.3 関係を集合と考える
 35.4 関連とは
 35.5 関連クラスとは
 35.6 関連クラスと写像
第36章 集合と写像(3)- 集合と要素はどちらが先か?
 36.1 カントルの集合 36.2 オブジェクト
 36.3 概念とは
 36.4 本質は先にあるのか後付けか?
 36.5 プラトンvs.アリストテレス

【vol.4 参考書籍一覧】
【一般】
・山本義隆「磁力と重力の発見」みすず書房、2003
・小林秀雄「モオツァルト・無常という事」新潮文庫、1961
・古屋晋一「ピアニストの脳を科学する - 超絶技巧のメカニズム」春秋社、2012
・ダン・アリエリー「予想どおりに不合理」早川書房、2010
・ダニエル・カーネマン「ファスト&スロー」早川書房、2012
・藤本隆宏「能力構築競争」中公新書、2003
・藤本隆宏「日本もの造り哲学」日本経済新聞社、2004
・クリス・アンダーソン「MAKERS-21世紀の産業革命が始まる」NHK出版、2012
【オブジェクト指向】
・J.ランボー、I.ヤコブソン、G.ブーチ、【監訳】石塚圭樹「UMLリファレンスマニュアル」、ピアソン/エデュケーション、2002
・J.Martin, J.Odell, “Object Oriented Methods – A Foundation”, Prentice Hall, 1998
【哲学】
・アリストテレス、【訳】桑子敏雄「心とは何か」講談社、1999
・プラトン、【訳】久保勉「ソクラテスの弁明、クリトン」岩波文庫、1991
・プラトン、【訳】藤沢令夫「パイドロス」岩波文庫、1967
・プラトン、【訳】藤沢令夫、「メノン」、岩波文庫、1994
・Aristotle, “De Anima (On the Soul)”, Penguin Classics, 1986
・山口義久「アリストテレス入門」ちくま新書、2001
・ヨースタイン・ゴルデル【著】、須田朗【監修】、池田香代子【訳】、「ソフィーの世界」、
NHK出版、1995
【数学】
・瀬山士郎「なっとくする集合/位相」講談社、2001
・カントル G.Cantor、【訳】功力金二郎、村田全「超限集合論」、共立出版、1979

オブジェクト指向と哲学5-オブジェクト指向を分析する
ver.1.0 (2015.12.31)

はじめに
目次
第37章 集合と写像(4)- 要素の属性
37.1 属性
37.2 本質的な属性
37.3 本質的でない属性を分離する
37.4 集合と写像
第38章 集合と写像(5)- 普遍なものと変化するもの
38.1 2種類の属性を区別する
38.2 状態
38.3 状態はイベントで変化する
38.4 普遍な本質と変化する付随的なもの
第39章 集合と写像(6)- 状態変化を考える
39.1 分類関係
39.2 オブジェクトの属性に分類関係を追加する
39.3 状態の変化
39.4 分類関係の変化とは
39.5 可能態と実現態
第40章 集合と写像(7)- 実現態の変化
40.1 実現態は変化できるのか
40.2 クラスは変更できるのか
40.3 上位クラス型への変更(アップキャスト)
40.4 封建制社会型モデル
40.5 自由主義社会型モデル
40.6 まとめ
第41章 オブジェクト指向を分析する - オブジェクト指向の諸側面
41.1 プログラミング技術としてのオブジェクト指向
41.2 モデリング技術としてのオブジェクト指向
41.3 概念モデル
41.4 辞書の説明方式
41.5 概念の内包と外延
第42章 オブジェクト指向を分析する – 概念とクラスの形成
42.1 祖国という概念
42.2 概念の3点セット
42.3 概念とクラスの形成
42.4 リバースエンジニアリング
第43回 オブジェクト指向を分析する – 自律分散協調
43.1 TRONプロジェクト
43.2 自律分散協調
43.3 オブジェクト指向の考え方
43.4 TRONとオブジェクト指向
43.5 人間中心のアーキテクチャ
第44章 オブジェクト指向を分析する – オブジェクト指向操作
44.1 オブジェクト指向操作
44.2 Noun-Verb式操作
44.3 直接操作
44.4 オブジェクト指向操作の基本モデル
44.5 新規作成メニューをどうする
44.6 まとめ
第45章 オブジェクト指向を分析する – オブジェクト指向操作(2)
45.1 オブジェクト指向操作
45.2 複数の操作
45.3 TRON操作憲法
45.4 オブジェクトのライフサイクル
45.5 状態変化と4原因
45.6 新規作成比較
第46章 オブジェクト指向を分析する – 種が持つ知識
46.1 集合知
46.2 クラススコープ
46.3 種が持つ知識
46.4 集合的無意識
第47章 オブジェクト指向を分析する – 目的と手段 ︎
47.1 オブジェクト指向っぽさ
47.2 部品化と再利用
47.3 自律分散協調
47.4 カプセル化
47.5 まとめ
第48章 オブジェクト指向を分析する – 森と木
48.1 木を見る西洋人、森を見る東洋人
48.2 オブジェクトとクラス
48.3 名詞と動詞
48.4 ユースケース
48.5 動的モデル
48.6 まとめ

【vol.5 参考書籍一覧】 森毅、位相のこころ、ちくま学芸文庫、2006
J.Martin, J.Odell, “Object Oriented Methods – A Foundation”, Prentice Hall, 1998
今道友信、西洋哲学史、講談社学術文庫、1987
佐々木譲、ストックホルムの密使、新潮文庫、1997
坂村健、TRONからの発想、岩波書店、1987
坂村健、TRONを創る、共立出版、1987
J.ランボー他、UMLリファレンス マニュアル、ピアソン・エデユケーション、2002 UNISYS技法、vol.31、1991
西垣通、集合知とは何か、中公新書、2013
E.カッシーラ、宮城音弥[訳]、人間-この象徴を操るもの、岩波書店、1953
河合隼雄、無意識の構造、中公新書、1977
フレデリック・P・ブルックス,Jr、人月の神話、1996、アジソン・ウェスレイ
リチャード・E・ニスベット、木を見る西洋人 森を見る東洋人-思考の違いはいかにして生まれるか、2004、ダイヤモンド社





オブジェクト指向と哲学
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オブジェクト指向/UML教育
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