八子ケ峰(やしがみね)

 猛暑が続いていた今年の夏も9月に入ると共に急に涼しくなりました。 今回は体調を崩していた妻のリハビリを兼ねて軽いハイキングをすることにしました。 場所は蓼科山と白樺湖の間に広がる「八子ケ峰」という丘のような山です。コースの周辺にはマツムシソウを中心とした秋の花が咲いていました。 なお、片道のコースタイムが1時間未満ですので山行回数には加えません。


【登山日】平成14年9月13日(金)
【山 域】八ヶ岳・蓼科
【山 名】八子ケ峰(1833m)
【コース】大石平峠(スズラン峠・蓼科山登山口)⇔ヒュッテ・アルビレオ⇔八子ケ峰
【メンバ】夫婦
【地 図】昭文社 山と高原地図 八ヶ岳・蓼科 1999年版 5万分の1

(殆どの写真は、写真の上にカーソルを置くと簡単な説明文を表示し、写真をクリックすると大きい写真を表示します。)

 この日の天気予報は「曇りのち雨」だったのだが「ダメモト」で登山口へ向かった。途中の原村で雨が降って来たが、ビーナスラインに入ると雨は止んでくれた。 蓼科山登山口である「女神茶屋」の先に駐車場があった。平日の早朝にも係らず、既に数台の車が停まっていた。ナンバープレートを見ると関東や東海地方の車が多い。

 道路の対面が八子ケ峰への登山口だった。(8:40) 整備されているが所々で土が流され階段が「ハードル状」になっている。 時々展望が開け雲海の上に南八ヶ岳の明峰群が頭を出している。足下に秋の花を見ながら登って行くと高原状の尾根に出る。 そしてマツムシソウの群落の先に「ヒュッテ・アルビレオ」が建っていた。9:05着。

蓼科山登山口にあるコース案内図 ヒュッテ・アルビレオと背景は蓼科山 八子ケ峰東峰からの展望(これから向かう八子ケ峰方面への稜線と遠望は霧が峰方面) 八子ケ峰からの展望(東峰からの稜線と、遠望は北横岳・縞枯山など)

 ここからは、マツムシソウ、アキノキリンソウ、ハクサンフウロ、タカネナデシコ、ツリガネニンジン、リンドウ・・・ などの花の写真を撮りながら悠々と山歩する。(^o^)

(花の写真は大きくして御覧下さい。なお、花の名前には自信がありません。教えて下さい。)

→ 早速教えて戴きました。(2002.9.19)

 

 本日の最高峰である「東峰(1869m)」に到着。(9:45) 意外に天気が良くなり期待以上の展望が広がる。\(^o^)/  ここは携帯電話の電波が強かったので家に報告をする。

 さらに先へ進みスキー場リフト駅の先に八子ケ峰らしいピークがあったので登ってみた。(10:15) ここで本日初めて人に出会った。 この先にも白樺湖へ下る道が続いていたが、ホテルや旅館が林立する観光地へ行っても“しょうがない”ので本日はここから引き返すことにする。

 ここで銀鉛カメラを東峰に忘れて来た事に気付く。(^^; 先程の単独男性が向かっていたので拾われない事を祈って引き返した。無事にカメラが置いてありホッとする。(^o^) (なお、このページで掲載している写真は全てデジカメです。)

 往路では気が付かなかったが紅葉している木があった。 そして「東急トレッキングコース」を右に分け、登山口へ下り始めるが左手にも道があったので下ってみた。往路のハードル状コースではなく笹に覆われた自然の道であった。しばらくして往路と合流し登山口に到着した。(11:40)

 帰りは白樺湖へ寄ってお土産を買い、無料となったビーナスラインを通って車山(霧が峰)へドライブした。

コロボックル・ヒュッテと車山 八島ケ原高層湿原と鷲ケ峰。遠望の薄く見える山は、左が鉢伏山、右が三峰山。 僅かに咲き残っているマツムシソウとアキノキリンソウ

2002年の山行記録 山行記録 TOPページ