京王 百草園(けいおう もぐさえん) 平成15年2月14日

長かった冬も終盤を迎えています。百草園では「梅まつり」が開催されていると聞き、ウォーキングに行って来ました。
写真は紀行文の後に5枚掲載しています。

 自宅(西立川)から近くの都立農業試験場で温室内の野菜や花を観賞した後、カルガモを見ながら残堀川沿いの遊歩道と根川緑道を歩き 多摩都市モノレールの柴崎体育館へ行く。暑くなり上着を脱ぐ。(自宅から約30分)

 モノレールの窓からは富士山や奥多摩の山々が綺麗に見えている。高幡不動駅で降り川崎街道を東に向かうのだが交通量の多い道路を歩くのは嫌なので線路沿いの住宅地を歩く。 しかし、まもなく川崎街道に合流してしまい排気ガスを吸いながら黙々と歩く。

 百草園の入口からは丘陵地に造成された住宅地を縫って急坂を登って行くが高齢者の観光客が多く気の毒になる。

百草園のホームページより入手した園内図 (左の園内図は百草園のホームページからコピーし貼付しました。)赤字は園内図の地名

 正面入口で300円の入場料を払い、階段を登った左側のあずまやで休憩する。賑わっていた寿昌梅の茶店前を素通りし若山牧水歌碑を見て東の丘へ向かって登って行く。芭蕉天神から見はらし台へ登ると都心の展望が開ける。最奥の清涼台へ登ると立川の市街地や奥多摩や奥武蔵の山々が展望できる。

 見はらし台へ戻り、北側のおちばたき広場へ下って昼食とする。ここは低い場所にあるので体力に自信の無い観光客が来ない静かな場所だったのだ。

 芭蕉天神へ戻り松連庵へ下る。古木の寿昌梅の根元は柵に囲われているが福寿草が咲いていた。野生の苗ではないが今年初めて見た。

 心字池へ進むとマンサクの花が奇妙な姿で咲いていた。松尾芭蕉句碑周辺を散策し心字池の池辺を回り込むと、三櫟庵(さんれきあん)から見る「池に写る風景」が絵になる。

 西の受付から出て百草八幡宮に参詣する。南へ下り車道を西に向かうが「七生丘陵散策路」らしき山道があったので登ってみると百草園の清涼台手前に着いてしまい、柵があるので中には入れない。柵沿いに進むと百草八幡宮に戻ってしまった。車道に降り三沢二丁目の丘陵団地内を歩いて川崎街道へ下る。

 往路を戻るのは退屈なのでモノレール駅の「万願寺」まで歩くことにする。京王線を渡り住宅街を北西に向かう。地図は無かったが方向音痴ではないので何とかなった。モノレールの下に出たので道路沿いの歩道を歩く。新井橋からは淺川の河川工事を眺める。ここの公共工事も無駄な税金を使っているなと感じた。

 なお、日野は土方歳三の生誕地なので、来年の大河ドラマ「新撰組」の幟が目立つ。本当に「土方」姓の表札が多い。土方歳三記念館が見えたので行ってみたが毎月第3日曜日のみ開館しているのだった。

 駅名が万願寺なので大きなお寺があるのだろうと思って駅の関係者に聞いてみたら、『万願寺というお寺はありません。ここの地名が万願寺町なのです。』という答えだった。(^^;

 モノレールで柴崎体育館駅に戻り、自宅まで歩いて帰ったが、舗装道路を歩き過ぎたためか足裏に豆が出来てしまった。(^^; 

 


「見はらし台」からの展望


松連庵(しょうれんあん)横の茶店前


心字池 三櫟庵(さんれきあん)


福寿草(寿昌梅の根元に咲いていた)


マンサク(心字池)