山荘日記(2001.9.21〜24)


1日目:9月21日(金)
 明日からは3連休だ。中央高速の渋滞を避けるため夜9時に自宅を出発。ガソリンは1円でも安い店を選ぶ主義の私は八王子IC手前、左入のGSで給油をする。(この日は@94だった。)

 この日は激しく雨が降っていた。中央高速は50Km制限である。笹子トンネルを越せば小雨になることを期待していたが相変わらず激しい雨が降っていた。しかし、白州に入ると小雨になってくれた。23:10頃山荘に到着。

 深夜なので、もしも水が出なければ「呼び水」作業は嫌だなと思っていたが無事出てくれて一安心。先日の台風15号の影響でBSアンテナの位置が変わっているのではと懸念していたが無事だった。しかし気温は低い。室内は17度だった。ストーブが欲しいほどだ。アメリカのテロ関係のニュースを見ながら寝る。

2日目:9月22日(土)
 目覚し時計を8時にセットしていたが7:30に目が覚め、天気が気になるので起床した。晴天になってくれたが甲斐駒には雲が掛かっていそうだったので散歩は止める。徐々に雲が消え全天青空になるが風が強い。

 朝食後は、デッキの掃除、次は裏庭の小川の整備。台風の影響で若干荒れていたので石を積み直す。

 次は草刈り。久しぶりにエンジン草刈機を使う。しかし雑草は逞しい。肥料も水も与えないのに、次から次へと種類を変えながらスクスクと伸びている。広大な庭の草を全面的に刈るのは重労働だ。休憩を交えながらだが約2時間もかかってしまった。おかげで、長い時間振動する器具を操っていたので左手が痺れてしまい、その後、しばらくの間治らなかった。

 草刈機に関してハプニングもあった。燃料のガソリンが無くなる直前だったが、突然エンジンが全開となり調整レバーが動かなくなってしまった。数秒で燃料が無くなりエンジンが止まったので良かったが、一時、あせってしまった。調べてみると、調整レバーからエンジンに繋がっているケーブルの末端がツメに引っかかっていたのだ。今後に反省。このような現象が発生したら「赤いボタン」を押してエンジンを停止させるべきだ。

 13:00頃に昼食。メニューはスパゲティーミートソースだ。昼食後、刈った草を集め凹地に積み上げる。その作業は一旦終わったのだが、裏庭の滝(用水路の水が小川に流れ落ちる場所)周辺の土が侵食されているのを防ぐため、前地主のAさんから譲ってもらっていた電柱(東京電力の使い古しの電柱)を運び土留めとする。そこに燃えないゴミとして溜まっていたウレタンを詰め、その上に刈り草を積み上げた。この作業は結構疲れた。(^^;

 この日のメインイベントは野菜の種蒔である。冬の鍋料理に備えて、春菊・ほうれん草・小松菜という秋蒔きの葉物野菜を育てるのだ。ポンプ小屋の南に開墾してある畑には前回(9月9日)土壌の中和剤である石灰を撒いておいたので今回は耕し直しをした。しかし、堆肥を入れるのを忘れてしまった。やり直しだ。(^^; コンポストに貯めておいた堆肥を入れ、次に「三角地帯(私の土地の北西は水路と小川に囲まれた三角形の島があるのだ。)に溜まっている腐葉土を一輪車で何回も往復しながら畑へ運ぶ。そして再び耕し直し。これは疲れた。

 ここでコーヒータイム。デッキで休むが日差しが強く日傘代わりに雨傘を差す。(^_^)
 タイミングが遅れたが布団を干すことにする。

 さて、やっと種蒔を始める。あの狭い畑に三種類もの種を蒔いたので相当の厚蒔きになってしまった。やっと一日の肉体労働が完了した。時既に16:30だ。好きでやっているとはいえ「やり過ぎ」であった。

 次は「道の駅はくしゅう」に隣接するスーパー「エブリィ」へ買い物に行く。驚いたのは意外な山岳展望だった。八ヶ岳が西日を浴びて浮き上がって見えるのだ。鳳凰三山も異常なほど近くに見える。金峰山も良く見える。カメラを持ってこなかったことを悔やむ。

 道の駅の周辺は秋祭りのようだった。

 買い物を終え山荘へ戻ったら急激に気温が下がっており16℃しかなかった。急遽、扇風機とストーブの入れ替えだ。未だ9月だと言うのにストーブを使うとは意外だった。しかし、この日は東京でも11月の気温に下がったと言うのでしかたない。異常な天候だったようだ。こうなると夕食のメニューは鍋だ。食後、星を見に庭へ出たら久しぶりに素晴らしい星空だった。(^_^)

3日目:9月23日(日)
 この日は中央アルプスの三ノ沢岳へ登りに行ったが、この報告は山行記を御覧下さい。

4日目:9月24日(月)
 記録を残していないため略します。但し、朝の散歩中に撮影した写真を2枚掲載します。(いずれも近所の畑で撮影)

秋の訪れ

コスモスと甲斐駒ケ岳

黄金色の稲穂&ススキ、そして鳳凰三山