山荘日記(2002.1.4〜6)


一日目:1月4日(金)
 今年は仕事始めの4日が金曜日なので休暇を取得し6日まで山荘で過ごすことにした。3日は妻の実家から夜遅く帰ったので4日は準備をするため昼頃に出発。猿橋付近ではUターンラッシュの上り車線を横目に見てスイスイと走る。(^_^) 残念ながら南アルプスは曇っており期待していた雪山の展望はダメだった。甲府昭和から20号を西走。竜王のラーメン屋「とん太」で昼食。白州の「エブリー」で3日分の食料を買う。
 山荘の庭には若干ではあるが雪が残っていた。こちらも天気は曇り。今にも雪が降って来そうな空模様である。心配していた水道の凍結も無く、排水口もOKだった。2年目の冬なので対策(水抜きや凍結防止剤)が功を奏している。(^_^)
 まずトイレの便座を暖房便座に交換する。次は義妹から下取りしたパソコンを設置。無事起動できた。夕方になったので焚き火だ。昭島の家の大掃除で出た大量の紙ゴミを燃す。そして前回伐採した大量の枝の一部を燃したら焼き芋が出来そうな炭になったのでサツマイモを放り込む。前回は芋を炭にしてしまったので弱火で焼いたつもりなのだが、ホイルで包まなかったのと、芋が古くなっていた為か味はイマイチだった。今回も失敗だ。(^^;
 夕食のメニューは"おでん"と正月料理の残り物(馬刺など)だったが、少々酒を呑み過ぎてしまった。(#^_^#)
 夜になり外を見ると、雪が降っているではないか! 明日予定していた日向山登山は諦めた。

二日目:1月5日(土)
 朝6時半に目覚まし(テレビとストーブのタイマー)をセットしておいたが、外が暗かったので7時半頃まで寝てしまった。やはり外は雪であった。午前中はパソコンのデータを整理したりして過ごしたが飽きたので外を散歩してみる。昼近くなって雪が激しくなり明日の道路が心配になる。
 午後もパソコンで山荘日記を書いたり、ビデオに録画しておいたウイーンフィルの新春コンサートを見たりして過ごした。
 2時半になって雪が止んだので散歩に出発。最初に横手駒ケ岳神社へ初詣でに行く。雪道なので歩きにくいが、雪化粧をした森が綺麗である。神社に着くとちょうど登山者にすれ違ったので甲斐駒の様子を聞く。厳しい天気で頂上には行けなかったそうだ。なお、昨日のニュースで七丈小屋から甲斐駒へ登りに行った登山者が戻らないので、管理人が県警へ捜索を依頼したそうであるが、その登山者は情報を知らなかった。意外と、その人が捜索されている人だったりして?
その後は大坊方面へ行くが完全にスノーハイク状態となった。
 夕食のメニューは焼肉だ。正月は鍋料理が多かったので、夕食は焼肉(実際は野菜が中心!)を食べたかったのだ。(^_^)
 外は雪が完全にあがり星空が広がっている。非常に寒いが満天の星に満足。(^O^)

三日目:1月6日(日)
 寒い朝だったが6時半に起床し散歩に出掛ける。外に置いておいた温度計は−7度である。昨日積もったサラサラの雪を踏みながら、まず、八ヶ岳の展望を見に行く。ちょうど八ヶ岳がモルゲンロートに染まり美しい。南アルプス前衛の山々(鞍掛山や日向山)も赤く染まっている。甲斐駒には雲(雪煙か?)が湧いている。
 前回と同様に、このまま帰荘するのはもったいないので大坊方面へ散歩に行ったら、甲斐駒の雲が取れてきた。\(^o^)/

 この日は正月連休の最終日なので道路の渋滞が懸念される。従って午前中に離荘する予定だ。遅い朝食後、ゴミの焼却、タイヤチェーン装着、水周りの凍結防止処理をし、正午前に離荘した。

 雪道を慎重に走り森を抜けると日当たりが良いので雪が溶けていた。道の駅に向かう道路も一部日陰の部分のみ雪が残っていたが中学校前の広い路肩でチェーンをはずした。道の駅で「無料の天然水」を汲み、エブリーでお土産の「白州豆腐」などの買い物をし帰路につく。

国道20号の武川と韮崎の境界付近で甲斐駒が綺麗に見えたので路肩に車を停め写真を撮る。(^_^) 竜王や甲府市内の渋滞が懸念されたため今回は久しぶりに韮崎から高速に入った。予想外に空いていて順調に八王子ICへ到着。

 途中で石油ストーブを買うためK電器に寄る。今回感じたのだが、現在は電気に頼った暖房器具しかないので、もしも停電になったら危険である。(凍死するかも?) 従って電気に頼らない単純な石油ストーブが必要だと思ったのである。