山荘日記(2002.8.12〜16)

 酷暑が続いているので少しでも涼しい白州へ逃げました。今回は山へ登る計画も無く、ただ単に白州で過ごしたかっただけです。写真は少しですが庭の花などを掲載しました。 ⇒ 写真集 

1日目:平成14年8月12日(月)曇り

 お盆の渋滞シーズンに入り、中央高速も午前中は元八王子から調布まで繋がっていた。そこで、自宅でラジオを聞きながら渋滞が緩和されるのを待っていた。その為、出発が午後3時半頃になってしまった。順調に走ったが笹子トンネル付近で事故が発生したらしい。即座に判断し大月で一般道へ降りたが、これは正解だった。ところが、調子に乗って白州まで一般道を走ることにしたのは失敗だった。石和や甲府市内が渋滞しイライラしてしまった。

 竜王の喜多方ラーメン屋「升亭」にてチャーシューメン(\750)を食べる。味は良かった。穴山橋のコンビニで明日の朝食を仕入れる。午後7時ジャストに山荘へ到着。水OK。室温29度。晩酌をしていたら小虫が多いのには嫌になる。翌日、網戸殺虫剤を買う。

 今夜はペルセウス座流星群が最も多く見えるというので期待していたのだが空は曇っている。一応2時半に目覚ましをセットし早く寝る。

2日目:平成14年8月13日(火)晴れ

 2:30に起きて空を眺めると満天の星。\(^o^)/ 庭にレジャーシートを広げ寝転んで流れ星を待つ。期待していた程の流星は見られないまま曇って来たので部屋に戻る。しばらくして再び晴れて来たので庭に出る。寒くなり防寒対策をして辛抱強く星を眺める。夜明けまで眺めていたが結局10個程しか見ることが出来なかった。(^^;

 朝食後、庭で一服していたら東京電力の検針員が来たので挨拶をする。元気なオバサンだった。山の中を歩き回っているので“仙人”と呼ばれているそうだ。この機会に『北側の林から来ている電線が倒木で危険なので対処して欲しい。』と依頼しておいた。 

 遅い朝食後、買物に出掛け、須玉のホームセンターで日用品と小型薪割用の“鉞”(まさかり)を買う。次は清春美術館へ行き散歩する。明治大学学長だった岡野氏が家族連れで見学中だった。

 帰りに「はくしゅう道の駅」へ寄ったが、無料の南アルプス天然水を汲める場所は大混雑だった。一人当たりの容量を制限して欲しいものだ。

 帰荘後、ダイコン畑を開墾する。ジャガイモ畑だった場所に石灰を撒いて深く耕やしたが、種蒔きの前日というのは良くないと思う。 

 買ってきた鉞を試し切りする。裏の敷地から小川に垂れかかる木を切って干しておいたのだ。その木をチェーンソーで適当な長さに切り、それを鉞で4分の1に割るのだ。しかし、乾燥不十分などの理由で難しかった。それに適当な台木が無く、今後は対策を考えねばならない。

 夕方、恒例の焚火を始め、出来た炭で「焼き芋」を作るが、今回も上手に焼けなかった。やはり落ち葉が沢山ある秋が良いと思う。

 6月上旬に蒔いた枝豆が収穫可能になった。未だ小さいが食べられそうな豆のみ摘み取った。でも取り立ては美味しい。

 その他:居間の照明器具の掃除、台所の換気扇フィルター交換など

3日目:平成14年8月14日(水)晴れたり曇ったり

 明け方は冷え込む。と言っても室温22〜23℃。

 午前中はダイコンの種を3か所(元ジャガイモ畑、ポンプ小屋の南、元チューリンプ畑)に分けて蒔いた。

 今回は久しぶりに正面に見える家に人の気配がする。その家に汲取り業者が来ていたので話をしに行った。初めて隣人と挨拶が出来た。業者に私の家にも来てくれるよう依頼する。一年ぶりの汲取りだったので高かった。(\7,182)

 昼食後、炎天下での作業を止め、室内でパソコンの初期化を行いOS(Windows95)を再インストールする。ところがデータは持参していたがソフトを持ってくるのを忘れ何も出来なくなった。(^^;

 涼しくなってきた頃から庭に出て伸びてきたススキを鎌で刈る。しかし手作業では無理があり翌日機械で刈ることにする。

 夕方から散歩に出かける。滝道川の上流へ行ったが荒れ果てていて薄気味悪い場所だった。なお、ツリフネソウやフシグロセンソウが咲いていた。

 お盆なので各地で夏祭りが行われている。この夜は武川村で花火大会が行われるので見に行った。駐車場が心配だったが田舎は良い。直前に行ったのに停められた。近くで打ち上げる花火は迫力がある。充分楽しめたので、翌日の白州の花火大会は見に行くことは無いなと思った。

4日目:平成14年8月15日(木)晴れ一時雨

 先日、東電に依頼したが、早速対応してくれ担当者が訪問してくれた。今回は応急処置をしただけだったが我が家の為にわざわざ来てくれるとはご苦労様です。m(_ _)m

 ダイコン畑に蒔いた種は乾燥に弱いというのでロータリーの窪地に積んで置いた落ち葉を運び畑に敷き詰めた。(後日の訪荘で、この作業が失敗だったと分かる。)

 雑草が伸びて見苦しい“赤松の三角帯”を中心に草刈機を使う。只でさえも暑いのにエンジンの熱を抱えて作業するので全身汗まみれになってしまった。この日は何回もシャワーを浴びた。

 翌朝は早出をするので自宅へ持ち帰る枝豆を収穫したり荷物の整理を行った。

5日目:平成14年8月16日(金)晴れ

 渋滞を避け早朝5時に離荘。非常に空いていたので一般道を勝沼ICまで走ったが1時間50分で帰宅出来た。

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