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 98年10月26日(月) <ボク、女の子でしょ>

先日、これから公開になる「ぼくのバラ色の人生」というフランス映画を見にいきました。場所はお台場のフジテレビのビルの中にあるホール。ここは新しいので、とてもきれい。ちいさなホールですが、そのわりにスクリーンが大きく、サウンドもとてもよいです。
さて、映画は自分は女の子だと疑わない、7歳の男の子が、姉や同級生の洋服を着て、メイクをしては独り悦にはいっている。
女の子の格好をする息子へ、両親の困惑。学校でのいじめ。
どこか考えることなしには見ることができない感じの映画でしたが、なかなかおもしろく見ました。
帰りは、お台場のdekus内にあるMarina de Brbonで、新製品のチョコレートの香りの紅茶を買いました。葉から漂う、まんまチョコレートの香りに心奪われてしまいました。
最近、いろいろブレンドして試していますが、ここしばらくはこのチョコレートの紅茶にはまりそうです。


 98年10月18日(日) <台風一過>

子どものとき、台風一過を台風一家だと思っていました。
台風の一家ってどんな家族構成なんだろう…とか思っていました。
今日の東京は、台風がそれたみたいで、風はものすごく強かったけどとても暑くいい天気でした。
いなり寿司と豚汁を作る。相変わらず、大量に作っておなかがぶうっとしています。まずいなあ。
明日も晴れるといいな〜
なんか、中身ありませんが、今日はこれでおしまい。


 98年10月17日(土) <すみません&オルガンリサイタル>

なんと、半月もさぼってしまいました。一身上の都合。。

この半月で、変わったこと、特別はなし。

さて、ピート・ケーという結構なおじさんのオルガン・リサイタルというのに行きました。場所はオペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル。
正直云うと、私はクラシック音楽、現代音楽なんかには全然疎くてわからないです。オルガンといえば、エレクトーンはちょっとやっていたのだけど、それも社会人になってから始めたくらいで、学校で覚えたくらいしか知識もありません。それでも、大きなパイプオルガンから響くフーガとソナタはα波を引き出させてくれるような心地よさ。普段のガサガサした中から抜け出して、森の中を歩いているみたいでした。
このリサイタルの中でとてもよかったのは、ケー:ネットワークという名目での「二台のオルガン、電子キーボード、アルトサクソフォーン、ソプラノリコーダーのためのヴァイブレーション、ソング1、ソング2、遭遇」というセッション。
どのようなものかというのを書きます。
題名通り、アルトサクソフォーンとソプラノリコーダーという性質を異にする管楽器をオルガンと合わせて奏でた曲。言葉ではまったく表現できない「空間」を作りだし、その空間のなかを2台のオルガンの音が行き交い、対話を続けていく感じ。
コンサートホールの2階にあたる位置に、大きなパイプオルガンが備え付けられているのだけど、音が空中のどこにも入り込まないように、壁面も天井もこまやかな設計がなされていた。天井にあっては、ぱっと見は幾何学模様的な感じで、なんとも不思議。平面では説明ができませんね
このセッションでは、パイプオルガンには日本人の女性演奏者がつき、1Fステージに用意された電子オルガンに、ピート・ケー氏がつく。音が響き始めるが、音楽と取ってよいのかわからない響きだった。そしてピート・ケー氏のオルガンの横にいたサクソフォーン奏者が奏でながら徐々にステージに降りていった。ソング2では小さなオルガンといたリコーダー奏者がゆっくり移動し、やがてこの二人が最後に客席の中で出会う。聴衆のなかにはいって作る音のネットワークは、その中に自分が沈んでいくような感覚でした。
まったく初めての経験の曲。
また新しい出会いがあって、嬉しかったです。