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1.22 Wed 2003


2月度からの様々な税金やらなんやらかんやら納めるものの中で一部算出方法がわからないものについて聞くために、昼休みに区役所に電話をかけた。
うんちゃらかんちゃら、と聞いているうちに収入のほぼ25%も毎月払わなければならない数字を知りだんだん腹が立ってきて、話していた公衆電話をかち割りたい気分になった。
前から気になっていてこの度廃止されることになった「配偶者特別控除」は、なくなることに大賛成。申し訳ないが万歳!

先日もある看護士さんの友人との話しの中で「配偶者特別控除がなくなるなんてほんと良かった。そのお陰で扶養の範囲を気にして“今日いきなり休む”という不測の事態が減る。」と大喜びしていた。
「労働日数を調整するなら、そういう仕事に就けばよい。どこか街の検診センターやオフィスビルの医院などもあるし」
キャリア16年の看護士さんからすれば「人の生命を預かって、日々真剣勝負で働けばこそ皆その責任のなさに落胆するばかりなのだ」という。

何人かでチームになって派遣されて仕事をする場合もそうだ。
以前友達の話で聞いたことがある。3人チームで派遣されたときのことだ。二人が主婦。
扶養内でおさまらなくなりそうなので後半は半日にする、だの、残業はしません、だの、で、計画通りにいかなくなり、ひとりでノルマ分をひたすらやるしかなかったと言う。契約段階の問題もあると思う。「でもそぅするとなかなか仕事もらえないしぃ」。ごもっとも。
その時間内しかできないなら、せめてもっと処理速度を高めて進めて欲しいものを、範囲内の時間に近づいてきたらとたんにただやりこなすだけ、、となり、結局友人本人にかかってきたという。主婦はいや!特に全面に出すタイプとは絶対一緒にやるのはいや!と言っていたことを思い出した。
扶養者特別控除は、現代の働く女性の働く意識が中途半端になり、やる気をそぐ一因になってる気すらする。
独身の男性にとっても、配偶者控除制度は不平等だと思う。男女不平等だなと思う。
配偶者控除をなくすというのは実質的な増税という見方もあるけど、それはあくまでも実質的にダンナのみ働いている形態の家族の問題で、一人者や共働きの家庭には全く関係のないことなのだ。一人や共働きの人々の家庭はもとから多く税金を取られているのだから。
収入高は能力で決定されるのが正当じゃないか。とは言っても、病人や障害者の方々、産後の主婦などは別に控除する必要があるとは思うけど。
休憩するはずの昼休みで、すっごい疲れたわぁ。
区役所にかけた公衆電話の電話代80円すらもったいないぞ。

国税庁
http://www.nta.go.jp/

本日のネタ。
http://svc.ana.co.jp/pr/03-0103/03-008.html

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