<2001.5.20> 人にはほんとにいろんな顔、過ごして来た時間があるものだ、と思う。 その時間の中には、時にはちょっとヤバいことだったり、どうでもいいことだったりがきっとたくさんあるに違いない。 どんな親しい人でも、 結局断片的にしか顔を知らない。 そして“今”しか知らない。 だから、過ごして来たいくらかの時間をなんだかお面をかぶったみたいな気分で見せてもらうと、とても不思議な感じがした。 そこはちっちゃな東京のどこかの街角みたいだった。 一晩で人のココロの奥深いところが覗ける不思議な空間。 記憶はそこで終わり。 もしかしたら夢を見ていただけなのかもしれない。そんな場所はなかったのかもしれない。 |