<2001.7.7> 物事が思い通りにならない人って、手っ取り早い自己改造に走りやすいんですね。 たとえば簡単なたとえだと、ダイエットするだとか、整形しちゃうとか、今やってることをとりあえず全部止めてしまうとか、そういうこと。 そうすれば私は変わるはず!人生も変わるはず!ってな感じですね。 しかし、これをやっても結局思い通りにいかなくて、気に入らなくなってはまた元に戻ってしまうとか、何度もを繰り返して、結局は同じことばっかりなんですよね。 思い通りにならいことをいかにうまく通すか、それを考えることしか頭にないと、自分のやっていることを正当化するためには、人やらものやらどんな手段でも使うことが当たり前になってしまうようだ。 だから簡単なひとつのこともややこしくなる。 そうしていつまでも同じようなことを繰り返してることについて、本人は気づいてるふうに口では云っても、それは単に口が云っているだけで根本的なことは分かっていないような気がしてならない。 数多く口にすることほど、心には残ってないものだ。 それでもって、後先考えていないというのもそういう人の共通項のような。 たとえば「整形」ならやってしまったあとはもう戻せない、ってことは考えてない。 (整形することに固執した話ではないです。単なる例えです) やってしまったことをきちんと考えずに、結局は出来上がったものに対してのみイラついてまた文句を繰り返す。そういうのが多いんだとか。 一度メスを入れて、改造してしまったものを元に戻すことは無理だし、やった人に文句を云っても始まらない。だって原因はそこにないのだもの。 何の為の同意書なんでしょうねえ。 何かをヤルなら、それらの結果を全部自分で受けとめなくちゃ。 大人ってそういうもんではないですか? |