<2001.1.18> 今朝、出掛けに見たワイドショーは、石坂浩二の再婚会見だった。 昨年末離婚したばっかりじゃないか。 そして入籍したのは1月1日で、離婚からわずか5日しか経っていないと云う。 なんということか。 元妻の女優とともに離婚会見を行っていた時に、妻側は「なんで今になって急に、と思いました。私も最初電話で話をされた時にはもうびっくりしてしまって。」と釈然としない言葉を投げていたのが私には魚の骨がひっかかったように喉にささっていた。 石坂さんは親の介護の問題などを理由に話していたと思う。その件では、永年連れ添っていた妻は用をなさないと判断され「三くだり半」をつきつけたともとれる内容であった。 どうして、それですぐに新しい人を迎え入れられるのだ。最初から決まっていたんじゃないか。嘘つき。私は古い出来事を思い出していた。 『悲しいこと云うよ。いい?・・・・・もうこれっきりにしよう。』 まだ何も相手の本当のことが見えない時期に、突然別れを突き付けられる。 『最初から分かっている期限付きものには進めないんだ。それがわかったんだよ。だからもうどうすることもできない。』 私には時間が限られていることがひとつだけあった。前の晩に何気なく語ったそのことが、それを「決心」させたことだと云う。いずれにしても相手が夏と秋の国家試験に向けて学校へ通いはじめて会う時間は皆無になっていた。 一方的に云うだけなんて。いつもそう。自分で何でも決めて、決めたことを云うだけ。ひどいよ。 その時は後悔に泣くしかなかったが、やはり話をしているうちに、それは口実の一つでもあるに違いないということも感じる。 どんな我がままだって、きけるだけ受け入れてきたつもりだ。散々「好きだ」なんて云ってたぢゃない。 ずるい。身勝手すぎる。前述の二人を思いながら、男って所詮そうなのか、、と今さらのように思う。 しかし、すべては過去。 もう恋なんかしないなんて♪・・・結局逆戻りかな。 すべては遠い遠い過去の物語。 |