とっても初心者のためのMacintosh講座

《第1回 コントロールパネルから"Macintosh Easy Open"》



Macを使っていると、書類をダルブクリックすることで、アプリケーションが立ち上がり書類が開くという作業は、当然のことのように思います。実は、これって結構すごい!…すごいって、一体どういうことでしょうか?
普段書類を開く時、書類をアプリケーションアイコンにドラッグしたり、アプリケーションを立ち上げて『開く』を指定したり…と他の方法を選択する場合もあるでしょう。
しかし、ダブルクリックするだけで開くのには、「Creater(クリエーター)」と「Type(タイプ)」というからくりがあります。MS-DOSやWINDOWSは、使ったことがある方ならわかると思いますが、書類につけた名前のあとに、拡張子とよばれる「.txt」や「.doc」の文字が付記され、属性を区別していますが、Macでは、そのような区別は特になくてもいいのです。
何故なら、Createrでは『この書類は、どのアプリケーションで作成されたものなのか』、Typeでは『どのような形式になっているファイルなのか』という記録がされてMacが判断しているからです。
 もしもダブルクリックで書類が立ち上がらなかった場合、これは使用中のMacに書類を作ったアプリケーションが見当たらないときです。


その際に画面に登場するのが「Macintosh Easy Open」によるものです。
上記のようなダイアログが現われます。これはMacintosh Easy Openが、ファイルのTypeを読み、開けそうだと思われるアプリケーションをリスト表示しています。
だいたいは同じ様な種類のアプリケーションが選ばれているようですが、必ずしも全部が開けるという訳ではありません。読み込めないものもあります。
例えば、文書作成のアプリケーションで作られた書類であれば、ワープロソフトや主な機種に同梱されているクラリスワークスなどを選択すれば、読み込む確率が高いでしょう。
それでも読み込めなかった場合は、作成者に保存を汎用の形式に変えてもらうようにすることです。


コントロールパネルから、Macintosh Easy Openを開いたときの表示例です。使わないときは、"切"にできます。




※このコーナーへのご意見、メールをお待ちしています。