とっても初心者のためのMacintosh講座

《第20回 『メモリ』設定ウインドウ》


 《第6回 RAMディスクで Netscape Navigatorをスピードアップ》 の項で、『Netscape Navigator』で表示のスピードアップをはかる話に触れました。
今回は、メモリの設定のはなし。
メモリの設定で重要なのは、「ディスクキャッシュ」の容量と「仮想メモリ」の容量でしょうか。

設定方法は、コントロールパネルの「メモリ」を開きます。

ディスクキャッシュとは、ハードディスクにあって、よく使うデータの一部を記憶するためにメモリに保存することです。ハードディスクよりもメモリのほうがデータの転送速度が速いため、ディスクキャッシュを使用すると、ファインダーやソフトの動きが速くなります。
ディスクキャッシュの容量は「初期設定の使用」ボタンをクリックすれば最適値になります。このディスクキャッシュの容量は、メモリの3〜5パーセントほどが最適値です。

RAMディスクを作るには、『RAMディスク』を"入"にして、設定後、Macを再起動します。


 デスクトップ上にRAMディスクが登場します

仮想メモリは、Macintoshのハードディスクの一部をメモリとして使う仕組みで、実際のメモリ容量より多くのデータを扱えます。ハードディスクの空き容量が大きい場合に使うのもいいでしょう。

 


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