とっても初心者のためのMacintosh講座

《第26回 インターネット用語2》



●回線の種類

ADSL (Asymmetric Digital Subscriber Line)【エーディーエスエル】
既存の電話用銅線ケーブルが利用でき、ISDNより高速な通信が可能。
回線速度は、上り(アップロード)が約200Kbps、下り(ダウンロード)が約512Kbps〜2Mbps。高速データ通信が可能になる理由としては、通話等の通常の電話利用では使用しない高い周波数の帯域を利用するためとなっている。

ISDN (Integrated Service Digital Network)【アイエスディーエヌ】
総合デジタル通信網。データ通信、電話、ファクス等をデジタル化して提供するサービスで、それを使った回線を言っている。
ISDN回線は、従来のアナログ回線よりも高速にインターネットができる。

フレッツISDN/ADSL【ふれっつアイエスディーエヌ/エーディーエスエル】
NTTの地域会社が提供しているISDN/ADSLを利用したサービスで、月額固定料金で常時接続が実現する。

CATV (Cable Television)【シーエーティーブイ】
同軸ケーブル等を利用した有線のテレビ放送システムまたは、そのサービスをさす。
CATV回線をインターネット接続に利用することで、高速接続が可能になる(最大数Mbps)。利用にはケーブル工事が必要な場合もあり。

FTTH (fiber to the home)【エフティーティーエイチ】
電話回線等のケーブルを光ファイバ化して一般家庭まで光ファイバを引く構想。 光ファイバは、ガラス繊維を束ねて作られたケーブルで、銅線で作られたケーブルに比べ、データの損傷が少なく帯域が広いため高速データ通信が行える。

フレッツ ISDN【ふれっつあいえすでぃーえぬ】
NTTの地域会社が提供しているISDN利用の通信網のサービス。常時接続。

フレッツ ADSL【ふれっつえーでぃえすえる】
NTTの地域会社が提供しているADSL利用の通信網のサービス。常時接続。

ブロードバンド【ぶろーどばんど】
広帯域の回線接続サービスをさす。一般的にはADSLやCATV、光ファイバなどの高速の接続サービス全体をいう。

bps (bits per second)【ビーピーエス】
ネットワークにおいて、1秒間にどれくらいのデータを送信できるかを表す単位。
この数字が大きければ大きいほど、大容量のデータを短い時間で送信することができる。

プロトコル (Protocol)【ぷろとこる】
データをやり取りする時の通信上の取り決めのこと。
そのプロトコルには、TCP/TP、PPP、POP、SMTP、IMAP などいろいろある。

    TCP/IP(Transmission Contorol Protocol/Internet Protocol) インターネット標準のプロトコル。
    POP(Post Office Protocol) 電子メールをサーバから受信するためのプロトコル。
    PPP(Point to Point Protocol) 電話回線などで通信回線を使ってインターネットに接続するプロトコル。
    SMTP(Simple Mail Transfer Protocol) 電子メールをサーバに送信するためのプロトコル。

IPアドレス (Inatenet Protocol Address)【アイピーあどれす】
TCP/IP環境に接続されたホストコンピュータに割り当てられるIDのようなもの。


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