とっても初心者のためのMacintosh講座

  《第7回  スーパーなことえり2.0!》




今回は、とてもスーパーになった『ことえり』について。

使い勝手が、良くなりました。。
一番の驚きは、基本辞書の大幅アップ。容量が約4.6MBにった。また『自動学習機能』のお陰で、変換効率が大幅にアップしたのです。
『自動学習機能』は、一度で変換出来なかった単語を、自動的に記憶してくれる。変換区切りも分け隔てなく、覚えてくれます。
 一番強化された『ユーザー辞書』は、登録できる品詞が増え、2バイト全角文字で20文字までの登録(半角アルファベットなら40字まで)、数字やアルファベット・記号が混ざった単語を『読み』としても登録できるようになっています。
 また、数字を単位として使う単語も登録できます。例にすると、「150ヤード」のように「ヤード」を数字列の接尾語として登録が出来るのです。
 そして、確定済みの文字が再変換できるようになったこと。
いままでのことえりは、いったん確定してしまった文字列は、再変換できませんでした。自分が入力した文字列に限らず、すべての文字列が再変換できます。これは、驚異かも!

 確定してしまった文字列を選んでから、メニューバーのことえりの『えんぴつ』メニューの『変換のやり直し』を選択。

選択すると、上記のように選ばれた文字列にアンダーラインが引かれ、ひらがなの状態に戻り再変換が可能になります。
これは、ことえりが『言語解析アーキテクチャ』という全く新しい技術を利用したためです。
今までの考え方でいけば、「ひらがなからは、対応する漢字に変換」という単方向の考え方だけでしたが、ここでは「漢字から、対応するひらがな」もサポートするという考え方が加わったことで、このような『技』ができるようになったのです。

 この技術のAPI(Application Program Interface)が他のものに応用されるようになれば、すごいことではないでしょうか。




※このコーナーへのご意見、メールをお待ちしています。