中五島 春季強化合宿 入食い
プロローグ
4月27日、大潮
今日からゴールデンウイークの始まりである。昨日からの風が気になるがこの季節
行かないと後悔するという訳で本年度の春季強化合宿は中五島に決定。
本日の参加メンバーは松隈父、松隈Jr、松隈婿、松ちゃんそれに私の5人である。
魚の餌さ代の数倍程ビールを買い込んだ松隈3人衆であった。
午前11時に呼子から海輝にて出発する。今回で私は10回目の利用となり海輝
の出勤簿10回にてめでたく次回無料ご招待券がもらえるのである。
中五島
多少のうねりがある中、約2時間半で中五島に到着した。
各グループ2,3人ずつポイントに上げていくが、我々は最後に
@5人一緒
A寝る場所が充分にある
Bよく釣れる
という厳しい条件の中で口島(くちじま)の1番に上げてもらう。
ここは写真のように大きな岩の裏に回ればテントが2つ設営
できるほど寝放題の場所である。
瀬上がりしてからしばらくは鯵子、ベラの入食いであった。
ここは釣れるんかいな!広いだけじゃないの!
などと言っていたが、最初に竿を曲げたのは松隈父で、さらしの際釣りに徹して良型
尾長を抜き上げた。
次に松隈婿が40センチ強の尾長(推定1.5キロ)を大騒ぎの末取り込んだ。
尾長のおるばい!!と俄然皆に力が入る。
夕まずめ近くになり、しぶとく竿1本半でチヌを狙っていた私に大きなあたりがあり、
50センチ2.1キロのチヌが掛かってきた。
それからはチヌ、クロの入食い状態が続いた。
松隈父にチヌの当たりがあり、私がタモを持って掬う用意をしていると、
置いていた私の竿がズリズリと引きずられている。
タモ係りを松隈婿に代わってもらい、自分の竿を巻き上げた。大騒ぎの夕まずめ。
夜になり、松隈父と婿はテントの中で宴会に突入した。
本当は真鯛狙いの松ちゃんと私と未だ大物を釣っていない松隈Jrの三人で籠釣り
を開始した。
何と松隈Jrの第1投に真鯛がヒット!。なんちゅう事か。
師匠を差し置いて釣るのはけしからんが、昼間大した釣果もなかったので良かろう。
まずは良かった。
その後、は私にイサキ(近くのサニーで800円で売っている程度)が掛かっただけ
であった。
今回は私は一応チヌ狙いであったので、満足であった。
小さいほう(下)は50センチ、2.1キロである。
大きいほう(上)は52センチで重さは家庭の料理用量り(2.3キロ迄しか計れない)
が振り切れたため不明であるが、推定2.7キロ程度か。
その他、イサキ、こっそり鯵子などもあったのでクーラー満タンです。
何の為の強化合宿だったのかという疑問を残しつつ、今春の合宿も大満足であった。