한극에 안경을 샀어요 韓国で眼鏡を買いました
よる年波には勝てず、最近老眼が進行し近くの物を見るのが困難になってきた。
遠近両用眼鏡を作りたいが、眼鏡屋に聞いてみると最低3万5千円程度であるという。
昨年、ソウルで度付きサングラスが5千円で出来たことから韓国で作ったら旅行代を払っても
まだ安いのではないかと思い同僚と2人で釜山へ遠近両用眼鏡を買いに出かけた。
JRの完全自由型プランに申し込んで4月5日博多港からビートルに乗り込んだ。
海も凪で揺れる事もなく玄海灘を進み3時間で釜山についた。
釜山も良い天気で歩くと汗ばむ程度である。
早速、目的地の国際市場に向かうが、途中でまだ見物していない龍頭公園のタワーに上って釜山を一望した。
写真後方の白いタワーが釜山タワーで大人4000ウオンでエレベータに乗り100Mの高さにある展望台に上がる。
釜山市内は立錐の余地もない程高層ビルが建っている。
国際市場(극제시장:クグジェシジャン)の中の焼肉屋でカルビーを食った後、買い物を始めた。
取り敢えず屋台で売っている『ヨン様靴下』(영사마 양말:ヨンサマ ヤンマル)を購入した。10枚で千円である。1足100円である。
これは、家内が介護の仕事をしており冬ソナ(겨울 연가:キョウル ヨンガ)にはまっているおばあさん(할머니:ハルモニ)に対するお土産として頼まれていたものである。
ヨン様靴下は写真バージョンと漫画バージョンがあり、ほかにもチャンドンゴン靴下もある。
日本人土産として売っているもので、国際市場外では全く見かけなかった。
次に、本来の目的地である眼鏡通りに行く。
眼鏡は国際市場内のアリラン通りに軒を並べている。
先ず、第一眼鏡という店に入るが、2万5千円以上するという。
値下げ交渉したが、埒が明かないので次の店に移る。
隣のミラノ眼鏡に入ると小林幸子そっくりの店員さん(趙 海済:조 해제:チョ ヘジェ)がおり、釜山でここが一番安いという。
何処に入ってもここが一番安いというが、交渉の結果1万5千円で作ってくれるという。
外の店やもっと交渉すればもっと安くなりそうだが、あんまり安いとこれまた不安なのでこれで交渉成立。
注文の眼鏡が出来上がるのは明日の今頃と言われる。
ホテルに届けるというが、面倒くさいので福岡へ帰る前に取りに来る段取りにした。
翌日は予定通り慶州(경주:キョンジュ)見学に出かけた。
地下鉄で釜山観光バスターミナルまで出てそこから慶州まで高速バスで1時間である。
慶州駅につくが、お寺めぐりのバスはないので客引きのタクシーと交渉して一人3000円で巡ることにした。
石窟院と仏国寺を巡ったが、仏国寺(불극사:プルグッサ)では怪しげな説明ボランテアのおじさんが近寄ってきて、詳しく説明してくれた。
案の定、近くでみやげ物屋をやっているといい、見学のあとそのみやげ物屋に拉致された。
姉さんという人が出てきて流暢な日本語でアメジストのブレスレットを買えという。
仏国寺の説明料及び今日の日韓問題もあり、韓国青磁3,000円を購入した。
青磁は日本の陶器の様に絵を描いたのではなく象嵌を埋めたものであり作品ではな作者の銘によって価格が全く違う。
青磁は韓国に来た時からほしかったので問題はないが、仏国寺で買うつもりはなかった。
多少、後悔の念もあるが仏国寺の茶碗でのめば、霊験もあらたかであるかも知れない。
当日は釜山ではなく海雲台のホテルであったので一旦釜山に戻り眼鏡を受け取って海雲台(해은대:ヘウンデ)に移動した。
海雲台はいかがわしいホテルが乱立しており、おじさんでもなにやら一人ではこわい雰囲気である。