糸島半島 野北


平成21年11月19日木曜日 曇り
今週から博多は急に寒くなり、天気の悪い日が続いた。
今日は比較的穏やか日なので糸島半島の野北港に青物を狙いにいく事にした。
青物用の餌にと近くのスーパーサニーにキビナゴを買いに行くが、売ってない。
こりゃいかん!と思いさらに西鉄ストアーに行くと『刺身用キビナゴ\190』が置いてあった。
キビナゴとカップ麺を買い今日の釣果が約束された。


松嶋さんと野北の港に着くと意外に人が多い。
平日なのにどうしたの!みんな仕事していないのか。
それとも何かよっぽど釣れているのか?
長い波止を歩きながら先客に釣果を聞くと『あまり釣れん。やずが湧いとるがサワラは上がっとらんごたる。』
との事である。
早速、波止の中央部付近に荷物を置き青物仕掛けをつくる。
私は10号の錘を着け浮き下二ひろのセットする。
松嶋さんは錘を付けず浮きだけで三ひろの浮き下とする。餌はキビナゴ。
堤防に上に上がりルアーを投げる人に混じってつり始めたが全く当りがない。
周りも釣れている様子ではないので、鯵釣りに切り替えるかと思いベースキャンプに戻って来た。
鯵釣り仕掛けを作っていると松嶋さんが『釣れた!釣れた!』とやずをぶら下げて来た。
『じゃあ、釣れた処でまた釣りましょう。やずが湧いとるかも知れんですね!』 という事で2人でしばらく狙ってみたが、そうは簡単に釣れるものではない。
何やら、キビナゴが半分齧られるだけでやずは釣れなかった。


では、本日のメイン・イベント中型鯵のふかせ釣りをしようと言う事になった。
浮き下二ひろで釣りはじめるが、当りはあるが針ががりをしない。
こませを撒き散らかすが状況は変わらない。
水面では鯵子がばしゃばしゃ音を立てているので集まっているには違いないが。
時折、鯵子が釣れるがこれでは効率が悪い。
とうとう、最終兵器のさびき釣りに切り替える。
さびきでは鯵子に混じり中型が時折釣れるようになった。
一度大きな当りがあり、竿を持っていくのでこれは大きい!と思ったがサバであった。


多少寒くなったのでカップラーメンを食ったり、コーヒーを飲んだりしながら、中型を期待して釣続けたが、
それ程状況は変わらなかった。
夜の鯵釣り専門に来ている人に話を聞くと、
『波止の内側(湾内)は型が小さい。外側の方が大きい。』
『上籠仕掛けのサビキ釣り』
意外に波止の根元で釣っている人が多かった。
磯と比べたら大物はいないけど、車で簡単にいける手軽な場所でこれだけ釣れれば最高でしょう!!