正しい磯釣り
ここでは,これから磯釣りを始めたい方に対して正しい
磯釣りの装備について説明いたします。
磯とは,いわゆる沖磯のことで,瀬渡し船で渡る海の上
にある独立礁のことであります。
波止とは異なり、状況が結構険しいためそれなりの装備が必要
です。
安全確保が第一の遊びの条件です。魚釣りで怪我したら
何もなりません。
先ず、標準的な装備,服装は次の通りです。
先ずライフジャケットです。これが無いと船にも乗せてもらえません。
ライフジャケットは海に落ちても7時間浮力がある基準のものを選びましょう
どんな暑い日でも,裸でもこれだけは着けておく必要があります。
本来の規定からすると朝日の色(だいだい色)が正式ですが,私は気取って
青色ベースに反射板がついたものを着ています。
磯バックは釣り道具をいれておくもので,フロートタイプ(海に浮かぶ)の
完全防水式を使っています。
竿ケースも同様にフロートタイプのものを使用。4ー5本入れています。
磯靴はライフジャケットの次に重要な安全装備です。スパイク付きの
長靴タイプが標準です。
バッカンとは,餌を入れるビニール製のバケツのことです。
クーラーは40リットル程度のもので外側に突起物がない
ものを使いましょう。
クーラーは磯船での上げ下ろしの際にぶつかってすぐ外側の
取手が壊れます。やっと現在のタイプのものに落ち着きました。
次に磯バッグの中身について見て見ましょう。
まず、タックルケースですが,この中に釣り用小道具がぎっしり
詰まっています。必要な小道具はこれに納めて磯場で持ち運び
できるようにしておきます。2つあるのは万が一(海にながされる)
の場合の為です。
ヘッドキャップは夜間の釣り用で必需品です。懐中電灯タイプより
両手が使えるこのタイプが最適です。
ビニール製の雨具は1年中入れてあります。これは雨よけと
潮が荒れて被る場合に使用します。また緊急の防寒具ともなります。
携帯コンロは磯場でのお食事作業に使います。白灯油タイプと
ガスカートリッジタイプがありますが,私は米軍御用達のコールマン
を愛用しています。ライターはもちろんジポーです。
男の一品にはこだわりたい。
バッグの中には磁石付のフィッシングナイフもあります。
リールは籠釣り用の大型とフカセ釣り用の小型,及び予備の3個
を常備しておきます。
コッヘルは取手が折り畳み式のかさばらないものにします。
即席ラーメンも,コーヒーも何でもこれ一つで間に合わせます。
こう書いてくると何やらサバイバル講義に似てきました。
災害時に磯バックを持って避難すれば何週間かは生きのびられ
そうです。
少しはお役にたちましたでしょうか?それでは頑張って
遊びましょう。