7.コンパニオン・プランツを菜園に!

ある種の植物どうしをうまく組み合わせると、病害虫や雑草の被害をなくしたり減らすことができます。この相性のよい植物のことをコンパニオン・プランツとか共栄作物と呼んでいます。家庭菜園では、できるだけ農薬を使いたくないから、上手にコンパニオン・プランツを利用したいですね。

コンパニオン・プランツ

■一緒に植えておくと病害虫が発生しにくくなる植物

【バジル】(と “トマト”)
・・・トマトの生育を助け、味を良くする
【チャイブ】(と “人参”)
・・・アブラムシを防ぎニンジンの生育を助ける
【ニンニク or ラッキョウ or 玉ねぎ】(と “キュウリ”)
・・・つる割れ病を予防
【ニンニク or ラッキョウ or 玉ねぎ】(と “ナス or トマト”)
・・・青枯れ病や立ち枯れ病を予防
【ミント類 or セージ or タイム or ローズマリー】
・・・モンシロチョウが嫌うのでアオムシを防ぐ効果がある
【ミント類】  ・・・アブラムシを防ぐ効果がある
【ナスタチウム】 ・・・アブラムシを防ぐ効果がある
【ニンニク】  ・・・アブラムシを防ぐ効果がある
【マリーゴールド】
・・・マリーゴールドの強い香りがオンシツコナジラミやその他の害虫を防ぐ効果もあり、トマトやジャガイモ、マメ科などの生育を助ける
【ペチュニア】(と “インゲン”)
・・・マメ科植物の生育を助ける

■上記以外で相性の良い組み合わせ

【カモマイル】と【キャベツ or 玉ねぎ】
・・・成長を促進したり、味を良くする
【ローズマリー】と【マメ or 人参】
・・・成長を促進したり、味を良くする
【ミント】と【キャベツ】  ・・・害虫を防ぐ
【コリアンダー】と【人参】  ・・・害虫を防ぐ
【玉ねぎ】と【イチゴ】  ・・・害虫を防ぐ
【ボリジ】と【イチゴ】  ・・・益虫を誘う
【サボりー】と【インゲン豆】  ・・・益虫を誘う
【チャイブ】と【トマト】
・・・チャイブの根から出る分泌液で土中の微生物の動きを活発にし、活力ある土にする。その根でトマトの根を包み込むように植えつけると良い
【キャベツ or ブロッコリー】と【トマト】
【キャベツ】と【タイム】
【キュウリ】と【つるなしインゲン】
【トウモロコシ】と【カボチャ】
【メロン】と【ヒマワリ】
【夏ネギ】と【大根】
【枝豆】と【ナス or ピーマン or サトイモ】
【シシトウガラシ】と【ニラ】
【レタス】と【玉ねぎ】
【つる性エンドウ】と【ホウレンソウ or 人参】

■相性の悪い組み合わせ

【ボリジ】と【キャベツ】  ・・・成長を遅らせる
【ローズマリー】と【ジャガイモ】 ・・・成長を遅らせる
【ピーマン】と【つるインゲン】
【ヒマワリ】と【ナス】
【トウモロコシ or ジャガイモ】と【トマト】
【ネギ類】と【豆類】

■天敵に住みかやエサを提供する植物

【白クローバー】と【キャベツ or ブロッコリー】
・・・ゴミムシの発生がふえ、アブラムシやヨトウムシを食ってくれる
【早生(わせ)のとうもろこし】と【ナス】
・・・ヒメハナカメムシという天敵が発生してアザミウマを食ってくれる
【ハーブのミント、ディル、キャラウェイ、アスター、ヒマワリ、マリゴールド、コスモス、ダリア(多年生キク科)、コーンフラワー、シロツメグサ】 
・・・天敵に花粉や蜜を与える

対抗植物
マリゴールドなどを栽培したあとにダイコンやニンジンを栽培すると、ネグサレセンチュウの発生が抑制されることが知られています。マリゴールドの花にネグサレセンチュウを抑制する物質があるためで、花が咲いてから土中にすき込む必要があります。

天敵の利用
せっかくコンパニオンプランツを植えて天敵をふやしても、そこに天敵を殺す農薬をまいてしまっては、天敵の働きを期待できません。農薬の使用は、できるだけ避けましょう。カマキリはバッタ、ケムシ、チョウなどを捕食し、ナナホシテントウムシは、アブラムシ、コナジラミを食べると言われています。


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