パチンコ
35年ほど前から、飽きもせず続いている。
当時貸玉料金は100円で50個だったように思うが、今は100円で25個
である。いつ上がったかはわからないが、玉子と同様あまり値上がりしてない
ものの一つであることは間違いない。
流行っている店では機械に入る玉より出玉の方が多いことは
あまり知られていない。
一般に勝ち玉を現金化する率は95%以上である。つまりタバコや
チョコレート等の物に換えるのは5%以下ということ。
両替率は店によって違うが、最近は2.5円/1個位が平均。1個
4円で買った(借りた)玉が2.5円になってしまう。
儲けはこの差額で成り立っているのである。
仮に出入り玉が等しい場合、店から見ると原価2.5円が4円になる。
例えば原価1000万円/日が1600万円/日の売上となる。
しかし現実には入り玉より出玉の方が多くするので、こうはならない。
利益率は10%〜15%と言われているのでせいぜいこのケースで
200万くらいの直接利益か。その中で一般経費をみることになる。
当然出玉率は集客能力に影響するため、一般には入り玉に対し出玉は
120%〜130%位あるそうである。本当かどうか
140%に設定している店もあると物の本には書いてある。
負けた時店に取られたと思っている人が多いが、その分は殆ど他の勝った
客にいっていると思った方が良い。
出玉率は台により設定があり、3種類の設定(出す台、遊び台、出ない台)
ができる機種が多い。
最近はロボットが置いてあり台毎にグラフが出る。
横軸が時間で、縦軸が出入り玉数で3日〜5日分位表示(印刷)できる。
これを見ると高設定かどうかは大抵わかる。平均で入り玉より出玉の方が多い
ので、時間があって、高設定の台でやりさえすれば必ず儲かるはずとなる。
但し、ICにも癖があり波の大きい台や少ない台があったりするので、
グラフを研究しないとひどい目に会う事もある。
中にはかなり同じパターンで推移している台もある。例えば3000個入ると
5000個出る・・の繰り返しのような台。この場合は今どの位入っているか
グラフを見ればわかるので、後どの程度入れれば出るかが想定出来る。
グラフを研究し、台を決めるようになって成績はかなり向上した。
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