2001/01/12 -> 2001/02/01
2001/02/02 -> 2001/02/19
2001/02/20 -> 2001/03/06
2001/02/02 伸長のために。
「久々にバキ日記更新。 余りにもバキ関連のページからトップへ飛んでくる人間が多いのでログ取ってみたんですが、 どうもサーチエンジンにガッチリ捕捉されてるらしいです。」
「それにつけてもYahooに刃牙でヌくが登録されていたことも驚きであったが、 『しゅーまっは』ファンサイトが単行本の影も見えないこの段階で登録されていたのはもっと驚きだったことであるなあ。 (←現代語訳)」
2001/02/03 冥福のために。
「無人島に一つだけ持っていくもの? んー、ドラえもん」
「ほお、なら四次元ポケットはいらないのだな?
四次元ポケットに入った無数のひみつ道具はいらないのだな?」
「ちょっと待った、ポケットはドラえもんの付属品なんだからもちろん同梱でしょう。
四次元ポケットのないドラえもんなんてただの中古ロボットですよ! 不良在庫の類ですよ!」
「全世界で200万台余ったあげく生産止められて半額で売られるのか」
「青は実際バーゲン品だしな」
「本体は採算取れないからひみつ道具の生産に特化するとか」
「天文学的な開発予算をかけたもしもボックスが売れなくて会社が傾いたんだよ」
「“もしもの世界をパラレルワールドで完全再現!”とか言って」
「匿名掲示板で“我々は一台のドラえもんを失った! これは敗北を意味するのか!”とか言われてるんだね」
「“ドラえもん量産化の暁には”とか」
「“ドラララ”なんてひみつ道具が出たりね」
「というかさ、そもそもドラえもんを物呼ばわりするのは止めようよ…」
「物だろ」
「ひでえ。それが人間の言うことか。家計の苦しい野比家でさえ家族扱いしてるというのに」
「じゃ22世紀人は友達をローンで売り買いするのか」
「日本人は経済的発展と引き替えに大事な物を失ったのだな」(←思考停止)
2001/02/04 馬鹿話のために。
「漫画家 入場ォォォォ!!!!があるのなら、 小説家 入場ォォォォ!!!!があってもいいのではないだろうか。」(←あらかじめ間違った前提)
「とりあえずミステリ作家限定で。」
「もう駄目です。いろんな意味で。」
2001/02/05 日々のために。
「やっぱりアクセスが増えると面白いです。いろいろと。 バグreferrerも豊富になるし、ブラウザも変なのがたくさん来るし。 アクセスログからUserAgentを抽出するスクリプトを組んで月一回くらい回してるんですが、 最新の結果はなかなか楽しい事になってます。 「Omaemona Browser」や「あれ以外の何か with 任意」なんて初めて見ました。」
「というわけでsawadaspecial.comの人に感謝を。 お礼になるか分かりませんが、ネタを一つ。 漫画家へのファンレターFAQ by 椎名高志が面白かったです。」
「そういえば、ほぼ同時期にリテレチュアー刃牙なんてスレッドが立ってたのはやっぱりアレなのだろうか。」
2001/02/06 身体性のために。
「急に指先の感覚が鈍くなったと思ったら、皮が角質化して、次には剥けはじめた。」
「こういう症状は知らないでもない。 子供のころ、遠足の次の日にはよく足の裏や親指の皮がこうして剥がれたものだ。 水膨れが治まったあと、膨れた部分の皮膚が組織と切り離されて余るせいなのだろう。」
「ただ、今回は少し事情が違う。皮膚が剥けたのは手の指なのだ。それも、十指すべて。
食生活は普段と変わらない。特に指先を酷使したわけでもない。
タッチタイプは若干多かったかもしれないが、
それが原因なら右手親指が真っ先に剥けはじめるのはおかしい。(スペースキーは左親指で押す)」
「皮膚科の医者に聞いたわけではないので確信はないが、一応これを説明する答えは思いついた。 たぶん、先週あたり徹夜が多かったことが原因だと思う。」
「指先が鈍くなって皮膚が剥がれてくるのは、
おそらく表皮が奥の組織と切り離されてしまったせいだろう。
普通、皮膚はじわじわと表面がこすり落とされ、
そのぶん内側から新しい皮膚が作られて、いつのまにか入れ替わっていく。
だが、あるとき、何かの理由でその新陳代謝が鈍ったらどうなるだろうか?
神経が通っている「内側」と、既に成長しない「外側」との間で断層ができるのではないか?
ちょうど冷害の年の年輪のように。」
「それにしても、一度感覚が鈍ってみると、 触覚情報というのは意外に多いことがよく分かる。 片耳に栓をしたような、コンタクトレンズに色が付いているような、そんな不安。」
2001/02/07 シンクロのために。
「もうすぐ新曲が出るということは椎名林檎は妊娠中にも仕事してたのだな、 だったら子供は胎教であの歌を聴いてたわけか、 生まれつき江戸川乱歩や久生十蘭でも読みそうだな、 というようなことを考えた人間はきっと自分以外にもいるのだろうな、 というわけで[椎名林檎 胎教]で検索してみたが芳しい結果が得られなくてアンニュイな日。 アンニュイの使い方に僅かな語弊がある気がしなくもないので更にアンニュイ。」
2001/02/08 影響のために。
「そろそろ自分のサイトが持つ影響力というのを自覚すべきじゃないかと考えたり。 というのも、何やらBooks by 麻弥の人がこのサイトを見て『グラップラー刃牙』を買われたそうなので。」
「書評・感想・ファンページなどがメインの、いわゆる二次加工サイトにとっては この「自分の紹介したものが売れる」というのは最大の名誉です。少なくとも自分はそうです。 従って今回の伝染は何より――ここを毎日見てもらってることより――嬉しいんですが、 バキに関してはちょっと手放しで喜ぶわけにも行かないような気もします。 何故なら、布教した覚えがないから。(だから“伝染”)」
「そもそもこのサイト、バキを知らない人間というのを基本的に想定してないのですよ。
毎日ネットで偏った巡回ルートを通って、友人と会えばバキの話をして、
そういう(ある意味)恵まれた環境にいると、
読者は全員バキ者なのじゃないかという幻想に襲われることが多々ありまして。
バキ日記にしても毎週リアルタイムで読んでる人間を対象に書いてますし。
しかし、その辺りのフォローをおざなりにすると反動が生まれるのじゃないかという意識はないこともないのです。
具体的には「バキ、最初だけ読んだけど全然面白くない」と云われるとか。
その手の逆効果は全く望むところではないので、
今後は「勧めるなら勧めるで最後まで勧めきる」という態度で“開き直る”必要があるのではないかと。」
「…という題目を唱えてるヒマがあったら推薦文なりイントロダクションなり書くべきですね。書きます。」
2001/02/09 今後のために。
「人の更新を待つには24時間は長すぎるが、何かを書くには24時間はあまりに短い。
16世紀ベルギーの詩人イツロマ=バルテュスがそう云ったとか云わないとか。
そんなわけでバキ日記更新。」
2001/02/10 知らしめるために。
「にわかニュースサイト化。」
「ちなみに待望のコミックス一巻は2月22日(木)発売。 知らない人のために簡単に説明しておくと、 モーニング新マグナム増刊というマイナーな雑誌に連載中の漫画が原作です。 ストーリーや読みどころについて話すと長くなるので話しませんが、 このサイトにおける漫画評価軸だと『ONE OUTS』『プラネテス』に並ぶA級作品です。 読むことによって認識に変革が起こるクラスの傑作。」
(追記)
「2000/08/21の日記で言及してました。
雑誌名が微妙に間違っている…。」
2001/02/11 久しぶりに本のために。
「はずみで『上と外(4)』(恩田陸、幻冬舎文庫)読了。
気づいたら終わってました。
『ヴィーナスの命題』(真木武志、角川書店)が一向に進まないので読書力が落ちたのかと密かに不安だったんですが、
それほど減衰してはいなかった模様。
でも念のため場合分け。」
「『上と外』そのものが恩田陸の中でも特に読みやすい部類ではありますが。
ウェットな描写に力点を置いてないし、登場人物も限定されてるので。
さすがに前巻前々巻のネタを割らずに話すのは不可能な段階に来てるため、詳しいことは略。
話はまとまりを見せ始めたような気もしますが、気がするだけかもしれません。
まあ、家族絡みの伏線をもう使ったということは、一応5巻で終わらせるつもりはあるのかも。
あ、一応書いておくと、面白いです。
閉じ方を誤ってどうしようもなく恩田陸になる可能性はまだ否めないので、
あまり強くは推しませんけど。」
「密かにISBN Transporterをバージョンアップ(-> 説明)。 なんだか改めて使ってみたら便利でした。 最新刊で引いてみると書店ごとのデータベース更新速度が分かってちょっと楽しいです。」
(私信)
「人のことは云えないので云いたくないんですが、
ずっとそんなこと考えてたんですか?
両方のネタを解する人間が何人いますか?
何より、なんでみんなそこまで刃牙が好きですか?
…本当に、全て自分に返ってくるなあ。とりあえずジャックなので満足です。」
2001/02/12 言霊のために。
「前々から繰り返し書いてる気がしますが、素敵な語感をコレクションするのが好きです。 ある言葉を愛するときは、その単語の意味そのものはあまり考えずに愛でるのが正統だと思うのです。 むしろ、語感原理主義的には、積極的に意味を無視するのが正しい態度です。 そんなわけで、好きな言葉を問われたら迷わず“脚立”“ヤマギシズム”と答えます。」
「それと、語感フェチとしては、試験の時の並び替え問題も見逃せません。 ア、イ、ウ、エ、オの各選択肢を順番に沿って並び替えるあれです。 あれの解答は「オエウイア」で並べるべきです。 「エイアオウ」みたいな日本人名前な並びは全然美しくありません。 「ウアオイエ」に至ってはもう。「ウアオイエ」! うわあ!」
「というわけで、何となく気になったのでアイウエオ順列表を作ってみる。 「+」が好みの並びです。 あ、ということは、これに適当な子音を組み合わせれば、ツボな単語が簡単に作り出せるわけか。」
「sstvr」 + 「オエウイア」 = 「ソセツヴィラ」
「…やっぱり、促成栽培は天然ものには敵しえない模様。」
2001/02/13 予想のために。
「書いてる自分は楽しいが読んでる誰かはちっとも楽しくないであろう企画その一。押韻演説。
発音するのが気持ちいい音のみでひたすら演説。
言語指定なし。表記は便宜上片仮名。
“ガイプレア・メルキム・アスモスタ・ヘルタル? エノキ!
ナルミオレ・キャタッツ・ロウブレアノクスティオヌ!”
以下4096バイト続く。」
「書いてる自分は楽しいが読んでる誰かはちっとも楽しくないであろう企画その二。夢の話。
壁掛けコンロにかけていたフライパンから油が垂れたからといって従姉に罵倒されるハートフルストーリー。
(ちなみに従姉と仲が悪いわけではない)」
「書いてる自分は楽しいが読んでる誰かはちっとも楽しくないであろう企画その三。 WWWCで巡回かけてますけど画像表示を切ってるのでJavaScript+<img>タイプの解析には結果が出ませんよ、とかそういう話。」
2001/02/14 案内のために。
「About更新。 考えてみれば自己紹介というのも楽しいのは書いてる本人だけですね。」
2001/02/15 不思議のために。
「あちこちで書かれてる通り、某雑誌に載りました。 スナップの日付は2001/01/18。 既にここを知ってる人に見られると大変恥ずかしいので、ぜひ読んでください。 (←いや、自分が訪問者なら“読むな”って書かれてたら草の根分けても探し出して読むので)」
「しかし、あの企画のベクトルが6時の方向に向いてるとしたら、 このサイトの目指すところは10時くらいのような気がしないでもないです。 確かに楽なものですけどね、日記書いて更新するなんて。 日記書いて更新すりゃいいんですから。」
「『黒い仏』(殊能将之、講談社ノベルス)読みました。 またタチの悪い冗談を…。」
「よく云われることですが、この人の発想の基本はリサンプリング、 つまり何と何を組み合わせればどういう効果が生まれるかという点に基づいてます。 そういう“元ネタを改変して自分の望むものを創り出す”という指向は非常にオタク的というか同人的だと思うんですが、 殊能将之の場合に面白いのは、その元のジャンルが余りにもマイナーなために、 付いてこられる人間が極めて限定されるということ。 そう考えるとこの人の本はあらかじめマイナーであることが約束されているという気もします。 己を顧みるとあまり迂闊なことは云えないんですが、 分かる人には分かるネタというのは諸刃の剣だなあ、と。」
「そのあたり、今回の『黒い仏』は混ぜちゃいけないネタを敢えて混ぜたギャグ小説だと思います。 実はネットの感想を見てだいたいネタの予測は付いてたので、ラスト2行は単純に笑いました。 これ、書いてて楽しかったろうなあ。 奇妙な冒険だよ!ドラエもんとよく似た波動が伝わってきますもの。」
2001/02/16 あれのために。
「バキ日記更新」
2001/02/17 総合のために。
「話を整理すると、 “アロエリーナの半分はやさしさでできているため テスティモは黄色い看板に本気でまいっており こんなことなら総理はレイクエンジェルにおまかせした方がマシ” ということでいいですか?」
2001/02/18 開拓のために。
「近所に漫画喫茶ができたので行ってきました。 家を出てまた家に帰ったような居心地のよさ。 確かにネットが使えて、本が読めて、飲み物が尽きなければ、それでもう大した不自由も感じないし。」
「店自体は聞いたことないチェーン店。 冊数はそれほどでもないんですが、 『あまいぞ!男吾』(Moo念平、小学館てんとう虫コミックス)が全巻揃ってました。 ついでに『逆境ナイン』(島本和彦、徳間書店)があれば一も二もなくリピーターになったのに。」
「読んだのは先週のモーニングと『グラップラー刃牙』16〜20巻、 そして『度胸星』(山田芳裕、ヤングサンデーコミックス)一巻。 『度胸星』は前々から噂を耳にしていたので一巻でテイスティング。 だいたい定価を払うに値するレベルだということは分かったので、 今度本屋で見かけたら買います。 でもそろそろ品切れしてそうで怖いなあ。」
2001/02/19 つじつまのために。
「『ヴィーナスの命題』(真木武志、角川書店)をようやく読了。」
「この作品、横溝正史賞の最終審査で負けたところを審査員だった綾辻行人の強い推薦で拾われた、 という経緯から、本にもその旨の推薦文が載ってるんですが、 これがどうも“馬鹿には読めないミステリでございます”と云わんばかりの挑戦的な内容で、 正直かなり身構えて読みました。」
「結論から云うと、綾辻行人の云う通りでした(←ちょっと悔しい)。 確かに読みにくいし(特に主格の省略)、人物も作り物めいてますが、それを補うだけの魅力はあるかと。」
「ただしミステリとしてはそれほど評価しません。
展開が巧妙だから見えないのじゃなく、単に書いてないから見えるわけがない類の真相なので。
終盤、ある要素が明かされることで急激にストーリーの見通しがよくなる点はサプライズとして新鮮ですが、
あれは伏線を張ってあるとは云わないでしょう。(ああいう落とし方に撃たれるタイプでもないし)
将来有望ではあるので、もう少し整理の仕方を考えていただきたいところ。」
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