(2)超えろ!クイックエリア!(レポート:管理人)



このレポートは、プレイレコード幻の第1号を復活させたものです。

プレイレコードのコーナーは、Dr.Kさん作「ロックバスター最小限クリア」,
私作「コントローラの持ち方」の2つが最初になっていますが、
それが掲載される前に、こんなレポートがありました。

フとした機会からこのレポートを読んでいたら、なんだか懐かしくなったので、
ちょっと加筆して掲載することにしました。

以前読んだことのある方も、もう一度読んでみて下さいませ。



〜プロローグ〜
私はロックマンシリーズの中で、ロックマン2が一番好きです。

で、このロックマン2の中でも、クイックマンステージが一番好きです。
ロックマン2を始めたら、もう条件反射のようにクイックマンステージに突入します。

最初にクイックマンを倒したところで後のステージに役立つことはあまりないのですが、
それでもついつい、クイックマンステージからプレイしてしまいます。
それだけ、クイックマンステージには魅力がたっぷり詰まっています。

もし、私のロックマン全シリーズにおけるプレイ時間を累計できたとすると、
50%以上、このクイックマンステージで占められていることでしょう。

それだけクイックマンステージをプレイしているのですから、
もしかしたら目隠ししても進めるんじゃないでしょうか

なんて思ってしまったのが、このレポートの始まりです。



●ルール●
・クイックビーム(仮名)のエリアを、目隠しで抜けてみましょう。
・タイムストッパーは使っちゃダメです。
・PS版の、ゲーム速度「ふつう」でプレイします。
・振動パットの機能はOFFにします。
・自分のプレイはビデオに録画します。

振動パットをONにすると、クイックビームがきた時とロックマンがやられた時に、
コントローラがブブブブブブーっと震えます。
この振動でビームが来たことがわかってしまうので、OFFにしておきます。

あと、目隠ししてやるため、プレイの様子を見ることができません。
ですので、プレイ内容はビデオに撮って、後から見ることにします。

一人暮らしを始める時に奮発して買った、S-VHSのビデオがやっと役に立つときがきました。
このビデオは数年間、数えるくらいしか使っていなかったので、ここはひとつがんばってもらいます。

ということで、早速挑戦してみます!



●下準備●

プレステをビデオに繋ぎ、ビデオテープをセット!

・・・・しようとしたのですが、空いているビデオテープがありません。
家にある2本のテープには、大好きな「志村けんのバカ殿様」が入っています。
ロックマンのためとはいえ、これを消すわけにはいきません。

ビデオテープを買いに、近所のスーパーへGO!

タイムサービスで半額の弁当発見!
今日は自炊はヤメて、これを食べながら挑戦することにしましょう。

・・・って、日記書いてどうしますか。とにかく、ビデオテープゲットです。

んでは、今度こそ、レッツクイックビーム!



●プレイスタート●

まずは前半で腕慣らしです。
前半の進み方は色々あると思いますが、私はこう行っています。

前半1
前半2
前半3

・・・なんか、攻略本を作っている気分になってきました。

調子が良いと、3画面目は足場に乗らずに直通で落ちることもあります。
ですが、目隠しプレイではそこまでは望みません。通過できればOKです。

それでは目をつぶって、通り抜け開始!




ギュイーン ギュイーン

ギュイーン ギュイーン ドキャーンドキャーンドキャーン


わーお。もうやられました。

原因は、1画面目で左に行きすぎていることでした。
とにかく、右へ右へ寄らないといけないようです。

気を取り直して、2回目開始!




ギュイーン ギュイーン

ギュイーン ギュイーン ギュイーン

ギュイーン ギュイーン


ピロリロリロン!(1UPを取った音)


抜けました!


なんだ、やればできるじゃないですか。
すっかりテングマンな私。

この調子で、後半戦に望みます。やってやるぜぃ!



●後半戦・・・の前に●

先ほどは音を聞きながら進みましたが、この音がなくなったらどうなるでしょう?
本当にプレイを指だけで覚えているのだとしたら、音がなくても進めるハズです。

とまあ、なんか気になったので、試しにやってみることにしました。


この挑戦では、特別に振動をONにしておきます。
でないと、ロックマンがやられても全く気がつかず、
進んでいる"つもり"で黙々とコントローラを動かすことになってしまいます。
こうなってしまっては、ハッキリ言ってピエロです。


ということで、それではGO!




ブブブ・・・ ブブブ・・・

ブブブブブーーーーンンン!


やられました。

音がないと、いつ画面が切り替わったのかがわかりません。

それに、やっていて妙に虚しいので、やっぱ音無しプレイは中止です。



●今度こそ、後半戦●

後半1
後半2
後半3
後半4
後半5
後半6
後半7

「1UPの顔、似てねーよ」等の苦情は一切お断りです


●POINT1,POINT2●
(通常の成功率:95%)

クイックエリアを通り抜けるための超難関が、POINT1とPOINT2です。
この2つをベストタイミングで抜けないと、2画面目で確実にやられます。

この先は、ちょっとズレて進んでも何とか越えられるのですが、
ここだけはわずかな遅れも許してはくれません。

さらに、予想外の出来事が難易度をアップさせてくれました。

ロックマンは、着地する時に「キュッ」という音が出ます。
しかしこの「キュッ」が、クイックビームの音に消されて出てきません。

この音を頼りに進もうと思っていただけに、かなりショッキングでした。

ここは、本当にタイミングを指と頭のみで暗記して、進むことになります。


●POINT3,POINT4●
(通常の成功率:70%)

私はどうしても、あそこの1UPを取らないと気が済みません。
しかし果たして、目隠しした状態で取れるのでしょうか?

ここは、POINT4での操作よりも、POINT3での落下位置が重要になります。
この落下位置は、ハッキリ言って運まかせになってしまうのですが、
失敗してもやられることはあまり無いので、POINT1,2よりも安定しています。

また、1UPは一度取ってしまうとなくなってしまうため、
取った後に失敗したらコンティニューです。


●POINT5●
(通常の成功率:100%)

画面が見えていれば、こんなくぼみにハマってしまうことはないのですが、
目隠し状態では左,左に行こうとしているため、何回もハマってしまいました。

ここさえ抜ければクリアなだけに、精神的にけっこうキます。



●結果●

ただの苦労話になってしまうので、プレイ内容の詳細は省きますが、
結果、1UPを取りつつクイックエリアを越えられました。いぇーい、パフパフ!
(*パフパフと言っても、あのパフパフではありません。わからない人は気にしないでね。)

せっかくなので、撮ったビデオを観直してみると、
POINT1にハマってウロウロしている挙動不審なロックマンや,
1UPと間違ってライフアップを取ってるロックマンなどがいて、切なくなります。


〜今回の挑戦における、やられた回数と割合〜
画面数やられた回数やられた率
186回52.7%
243回26.4%
32回1.2%
412回7.4%
57回4.3%
64回2.5%
79回5.5%
163回100%
*ビデオ録画時間:約90分

結構やられましたねぇ。・・・いやいや、この程度で済んで良かったです。



●後書き●

あんなにやり込んだクイックマンステージでも、結果はこんなものでした。

「キュッ」が聞こえれば、もうちょっと良い結果になったかも知れませんが、
それでも、何回もやり直すことは目に見えています。(目隠ししてるので見えませんが)

そんなわけで、やっぱり画面というのは大事なのだな、と再認識しました。

プレイ内容自体は思ったほど面白くなかったですが、クイックマンステージを
もう1ランク極めたような気になれたので、挑戦して良かったですね。



●おまけ●

目隠しした状態で、クイックマンと戦ってみました。
手探りでE缶を使ったら、なんか勝てました。


と言うことで、
〜おしまい〜



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