(XS)地を這う者達 時空を越えた戦い(レポート:伝説の勇者さん)


まえがき
今回は、これまでのプレイレコードとは違い、最初から物語調で始まります。
また、「地這友情」では「地を這う者」が3つも登場しましたが、
今回はさらに多くの「地を這う者」が登場します。
それでは、伝説の勇者の21世紀初のプレイレコード「地を這う者達 時空を越えた戦い」ご期待下さい。


正義のヒーロー、ロックマンエックスはレプリロイドである。
彼の宿敵シグマは、人類滅亡を企む悪のレプリロイドである。
ロックマンエックスは、世界の平和のために、シグマと戦うのだ!


シグマの2度にわたる人類滅亡の野望は、エックスとゼロ、
それと「地を這う者達」によって打ち砕かれた。
しかし、シグマは、過去のデータを復活させ、またしても人類滅亡を企んでいる。
そんな時、かつて世界を救った「地を這う者」、
ローリングシールドのガーディ
チャージショットガンアイスのモビアイ
スピンホイールのA級ドーナツ改めブリジスが集結し、
さらに、新たなる「地を這う者」、
ゼロスクランブル・ダッシュのゼダが加わった!
(チャージファイヤーウエーブのデスファーはお休みです^^;)
エックスとゼロよ、「地を這う者達」と共に、シグマの野望を打ち砕け!

今回のルール
・ゲームボーイポケットの「エクストリーム」でプレイ。
・ 全てのステージを、ローリングシールド、スピンホイール、チャージショットガンアイス、
 ゼロスクランブル・ダッシュのみでクリアし、エックスバスターは極力使用を控える。
・ ゼロスクランブル・ダッシュは、地上でしか使用してはならない。
・ ライフアップは取らない。
・ パーツは、ボディパーツ以外は取っても良い。(フットは強制、
 アームが無いとチャージアイスが使えない、ヘッドが無いとアームが取れない)
・ サブタンクの使用は認める。
・ ボス戦では、他に効く武器が無い場合を除き、弱点武器は使わない。

第壱話 前兆
ある日、エックスは突然、見覚えのある場所に迷い込んだ。
エックスが戸惑っていると、過去にこの場所で戦ったメカニロイド達が次々と現れた!
エックスはエックスバスターを連射して2体のビーブレイダーを倒し、
他のメカニロイド達をかわしていった。
そんなエックスの前に立ちふさがったのは…

X「お前はVAVA! そんなバカな! 以前倒したはずだ!」
VAVA「…死ね、エックス!」
ライドアーマーのダッシュパンチ!
X「ぐあっ!! くそっ、何がどうなっているのか分からないが、今は考えてる暇はない!
 ハイパーエックスブラスター!」
VAVA「そ、そんなバカな… エックスがこんなに強いはずは…」

第弐話 新たなる「地を這う者」
以前と同じメカニロイド達がエックスに襲いかかる。しかし、エックスは、
鉱山の3カ所に設置されたトロッコを利用しつつ、突き進んでいった。
そして、ボスの部屋の前まで進むと、一つのカプセルがあった。
ライト「さあ、このカプセルに入るのだ。」
ゼロスクランブル・ダッシュのゼダとサブタンクをGET!

新たなる「地を這う者」を仲間にし、エックスはアルマージとの戦いに向かった。

アルマージ「拙者と戦ってみよ! ローリングシールド!」
X「うわっ!」
アルマージは元に戻り、ショット弾を連射! しかし、エックスはよけ続ける。
X「確かこいつは、正面からのチャージショットを弾き返すはずだ。 うかつに攻撃できない。
ゼダを使ってみるか…」
アルマージ「無駄だ。鎧を壊さぬ限り、
拙者には弱点以外の特殊武器は効かぬ。ローリングシールド!」
X「なんのっ! 元に戻ったときの隙を狙って… 
今だ! ハイパーエックスブラスター!」
アルマージ「ぬおうっ! …お見事! 拙者のローリングシールドを持って行くがよい。
では、御免!」
ローリングシールドのガーディをGET!

第参話 現る! 影の戦士
エックスに襲いかかるメカニロイドたち。しかし、エックスには、
ここで武器エネルギーを使う余裕など無い。
彼らをよけ、時には強行突破して進んでいく。そして、ある部屋に迷い込んだ。

ギーメル「ケケケ、来たなエックスめ!」
X「誰だ?!」
ギーメル「ミーの名前はギーメルだ! 今からミー直々に邪魔してやる!」
ギーメルは手裏剣を投げてきた!
X「なんのっ! 武器チェンジ! 行けっ、ガーディ!」

ロックマンエックスは、わずか1ミリ秒で特殊武器のチェンジを完了する。
ではその原理を説明しよう。
バスター内部では、接続されている特殊武器チップの中から、
エックスの意思を元に特殊武器のデータが選択される。
そして、エックスの全身を、その武器の使用に適応するように変化させ、
それと共にエックスの体の色も変化させるのだ!

(注:これは、このレポートのために作者が考えた設定であり、公式設定ではありません)

ギーメル「ギャー! チクショー! こうなったら…」
ギーメルは姿を消した!
X「くそっ、どこにいる… そこだ! ガーディ!」
G「俺に任せろ! ローリングガーディ!」
ギーメル「キー! まぐれに決まってる! これぐらいでミーに勝ったと思うなよ!」

(ここで、アリゲイツ戦での武器エネルギーが足りなくなったので、
一度ゲームオーバーにして、またこの部屋を通ります。)

ギーメルを追い払ったエックスは、強行突破で進んでいき、ついにボスの部屋に入った。
アリゲイツ「一人でここまで来るとは、壊しがいのあるやつが来たな。これでも食らいな!」
アリゲイツは爆裂弾を吐いた!
X「当たってたまるか! 弾を吐き終えたところを狙って… 今だ、ガーディ!」
アリゲイツ「ぐおうっ! やりやがったな! なら、これでどうだ!」
アリゲイツはオイルの中に隠れた!
X「どこだ、アリゲイツ! …うわぁっ!」
スピンホイールがエックスを直撃! さらに、エックスの足下からアリゲイツ出現!
エックスは噛みつかれてしまった!
X「しまった! 前よりも部屋が狭くて、攻撃をよけにくい!」
アリゲイツ「ガハハハハ、このまま噛み潰してやろう」
X「冗談じゃない!」エックスは何とかアリゲイツの口から離れた。

ピコンピコンピコンピコン…
エックスの額のカラータイマーが点滅を始めた。
エックスの太陽エネルギーは、ダメージを受けることで急激に消耗する。
額のカラータイマーが消えたとき、エックスはもう2度と立ち上がれなくなってしまう。
頑張れ、エックス!


アリゲイツ「こうなったら、俺様の必殺技をお見舞いしてやろう… 砕け散れ、エックス!」
アリゲイツの突進攻撃!
X「おっと! …危なかった。ガーディ!」
アリゲイツ「ぐあっ!」
X「もう1発… おい、どうした、ガーディ!?」
G「すまない、俺のエネルギーが切れちまった」
X「何だって!?」
アリゲイツ「武器が尽きたか。これでお前も終わりだな。スピンホイール!」
X「今だ、ゼダ!」
Z「はいっ、スクランブルダッシュ!」
アリゲイツ「しまった、まだ武器があったのか…」
スピンホイールのブリジスをGET!

第四話 地を這う者達の雪上戦
襲い来るメカニロイド達は、ガーディとブリジスが次々と倒していく。
行く手を邪魔するライドロイドGも、フットパーツを身につけて移動力をアップさせた
エックスによけられていく。そして、エックスはペンギーコと出会った。

ペンギーゴ「B級ハンターのくせに生意気な… ショットガンアイスを食らえ!」
X「そんな物に当たるか! 行けっ、ブリジス!」
ペンギーゴ「ぎゃあーっ! ちくしょう、凍らせてやる!」
ペンギーゴは冷気を吐いた! 目の前に、氷の塊が現れる。
X「こいつ、以前より、少しは強くなっているようだな。
しかし、こいつの冷気は、ここまでは届かない… 今だ、ゼダ!」
Z「分かりました! スクランブルダッシュ!」
ゼダ、氷の塊をぶち抜き、ペンギーゴを直撃!
ペンギーゴ「うおっ! 俺の氷をぶち抜きながら来るなんて… なら、あいつを使ってやる」
ペンギーゴは天井のスイッチの向かってジャンプした!
G「させるか! 俺が撃ち落としてやる!」
ペンギーゴ「ちくしょう、B級なんかに負けてたまるか… スライディング!」
X「無駄だ! とうっ!」
B「とどめだ! ブリジススピン!」
ペンギーゴ「うう、俺よりも小さいくせに生意気な…」
ショットガンアイスのモビアイをGET!

(ここで、一度空港ステージと発電所ステージに行き、それぞれの場所で
ヘッドパーツとアームパーツ、サブタンク2つを手に入れて、ゲームオーバーにします。)

第五話 次なる刺客
ヘッドパーツとアームパーツにより、さらにパワーアップしたエックス。
行く手を阻むメカニロイド達はガーディに倒されていく。そんな彼らの前に、一人の戦士が立ちふさがった。

ザイン「お前がエックスだな… この俺様がお前の実力を試してやるぜ…!」
ザインは斬りかかってきた!
X「ぐはぁっ、なんてパワーだ!」
G「よくもやったな! お返しだ!」キンッ!
B「ガーディ! くそっ、今度は僕が!」キンッ!
ザイン「どうした、そんな武器じゃ、このザイン様には傷一つ付けられないぜ… ふんっ!」
ザインの回転斬りがうなりを上げる!
X「うわっ!」
ピコンピコンピコンピコン……
X「こいつの攻撃を、これ以上食らうわけにはいかない。ゼダ!」キンッ!
Z「すみません、おいらの力でも奴は倒せません」
X「モビアイ、今はお前にかける! 着地店を狙って…今だ!」
M「任せろ、モビアイショット!」
直撃! ザインを弾き飛ばした!
ザイン「チッ… 油断したぜ… なかなかやるようだな… 次はこうはいかないぜ…」

ザインを退けたエックスは、スタッガーに戦いを挑んだ。

スタッガー「昔の同僚だからって、容赦はしないぜ! ラッシングバーナー!」
X「とうっ! 行けっ、ブリジス!」
B「僕の出番だ!」
スタッガー「うーっ、俺様を傷つけるとは… ヒートナックルを食らえ!」
エックス、三角蹴りでかわし、壁を昇っていく。
スタッガー「逃がすか!」
スタッガー、壁を垂直にダッシュしてエックスを追跡… 直撃!
X「うわあっ!… なんのっ、やつの着地点を読んで… モビアイ!」
M「攻撃能力を高めた私の力を思い知れ!」
スタッガー「うっ! この野郎… こうしてやる!」
スタッガー、ダッシュしてエックスを鷲掴みして垂直ジャンプ、エックスを地面に叩きつけた!
ピコンピコンピコンピコン……
X「うう… ここでやられるわけには… ブリジス!」
スタッガー「ぐおうっ! てめぇ、その頭をかち割ってくれる! ヒートナックル!」
エックス、三角蹴りでよけ、左右の壁を交互に蹴って昇っていく。それを追うスタッガー。
X「かかった! 今だ、ガーディ!」
G「よし、ローリングガーディ!」
スタッガー「お、俺がこんな奴らに負けるなんて… 俺は認めねえぞ…!」
ラッシングバーナーをGET!

第六話 貴公子イーグリードが空を舞う
エックスに襲いかかる敵の群れ。しかし、どの敵も、
エックスと「地を這う者達」の敵ではなく、次々と倒されていった。
そして、エックスはデスログマーに乗り込んだ。

イーグリード「私を倒せるか、エックス!」
イーグリードの羽ばたき攻撃! しかし、エックスは突風にこらえ、
X「行けっ、モビアイ!」
M「私にこんな突風など通じぬ!」
イーグリード「くっ、ならば、これはどうだ」
イーグリードは空を飛び、鳥の卵を落としてきた!
X「ガーディ!」
G「産まれる前に壊してやる、ローリングガーディ!」
イーグリード「こんな子供だましは通用せぬか… ならば、ダイビング!」
エックスはダイビングをかわしつつ、チャンスを伺う。
X「降りてきた時を狙って… 今だ、ガーディ!」
イーグリード「むっ! なんのっ、ストームトルネード!」
X「飛ばされてたまるか… 頼むぞ、ゼダ!」
Z「任せて下さい、スクランブルダッシュ!」
イーグリード「…お前達の友情があれば、今後の戦いも乗り越えられるだろう… さらば!」
ストームトルネードをGET!

第七話 黄色い閃光! 発電所の攻防戦
サンダースライマーを始めとする強敵達も、モビアイの攻撃力の敵ではなかった。
他の敵たちも、ガーディとブリジスに倒されていく。
そして、マンドリラーが現れた。

マンドリラー「どいつもこいつもだらしねぇな、こんなチビも満足に倒せないとは。仕方ねぇ、
俺がひねり潰すか。エレクトリックスパーク!」
X「当たってたまるか! 行けっ、ブリジス!」
マンドリラー「むっ!」
X「もう一発!」
マンドリラー「くっ…、ちったぁ出来るようだな。だが、こいつはかわせるか!」
マンドリラーのダッシュパンチ!
X「ぐあぁっ! くそっ、ここも前より部屋が狭くて、あのパンチをかわしにくい…」
マンドリラー、天井のロープにつかまってぶら下がる。
マンドリラー「こいつをさっさとやっつけて、昼寝の続きをするか!」
マンドリラー、エックスの頭上から降りてきた!
X「うぐっ!」
ピコンピコンピコンピコン……
マンドリラー、再び天井にぶら下がり、降りてきた!
マンドリラー「これでとどめだ!」
X「そうはいくか!」
エックス、ダッシュでかわした!
X「今だ、ブリジス!」
B「よしっ、ブリジススピン!」
マンドリラー「ちくしょう、こんなチビ共に負けるなんて…」
エレクトリックスパークをGET!

第八話 スクラップ・モンスターズ!
エックスの行く手を阻む、スクラップのロボット達とパラロイド達だったが、
「地を這う者達」によって、ことごとく倒されていった。
そして、モスミーノスが姿を現した。

モスミーノス「あなたもスクラップにして、私の体の一部にして差し上げましょう」
モスミーノスは回転しながら突っ込んできた!
X「うわぁっ!」
モスミーノス「スクラップシュート!」
モスミーノス、糸を出して天井にぶら下がり、スクラップをまき散らしてきた!
X「くそっ、誰がお前の体になんかなるものか!」
エックス、スクラップをかわす。
モスミーノスは着地、再び回転しながら突っ込んできた!
X「モビアイ、行けっ!」
M「食らえ、モビアショット!」
モスミーノス「ぐあっ! 仕方ない。エックス、お前を取り込むのは諦めましょう。」
モスミーノスは成虫になった! モスミーノスは燐粉を蒔いた!
X「ううっ! この攻撃、以前は端が死角になっていたのに…」
ピコンピコンピコンピコン……
モスミーノス「そのかわり、スクラップにはなってもらいます!」
モスミーノス、空中で止まり、エネルギーを溜め始めた。
X「こいつ、幼虫時は弱体化したが、成虫時は強化されている。危険だが、相討ち覚悟で…」
エックス、三角蹴りでモスミーノスに突っ込んだ!
モスミーノス、連続ショット発射!エックスを直撃!
X「くっ! 今だ、ブリジス!」
B「お前こそスクラップに戻れ! ブリジススピン!」
モスミーノス「そんな、やはりスクラップは、処分される運命なのですか…」
スクラップシュートをGET!

第九話 コンピュータからのSOS
行く手を阻む雑魚達を次々とかわして進むエックス。
どうしても邪魔な敵や障害物はブリジスとガーディが破壊する。
2体の強敵・レイダーキラーも、モビアイとブリジスに倒された。
そして、最後のプロテクト・ヒャクレッガーとの戦いへ。

ヒャクレッガー「レイダーキラーを倒すとはさすがだな。でも、私にはかなうまい。」
ヒャクレッガーは尻尾の針で、エックスを吸い寄せてきた!
X「うわっ、吸い寄せられる!」
エックスは針に刺されてしまった!
X「くそっ、行けっ、モビアイ! …駄目だ、チャージが出来ない!」
ヒャクレッガー「私の忍法にかかれば、お前など敵ではないのだ!」
X「ガーディ、頼む!」
G「よしっ! …あれっ!?」
ヒャクレッガーは消えた!
エックスの背中に、手裏剣が命中!
X「くそっ、天井か!」
ヒャクレッガーはジャンプ体当たりをしてきた!
X「うわぁっ! こいつも、以前には無かった戦法を使えるのか!」
ピコンピコンピコンピコン……
ヒャクレッガー「ふっ… マグネットマイン!」
エックスはマインをダッシュでかわし、壁に跳びついた!
そして、ダッシュ三角蹴りで敵に向かってジャンプし、
X「ガーディ!」
ヒャクレッガー「ぬおうっ!」
ヒャクレッガーは消えた! ヒャクレッガーは地上に現れた!
ヒャクレッガー「ならば、今度はダッシュを封じてやろう。もう一度、ウイルスを食らえ!」
X「うわっ、また… かかった! 今だ、ブリジス!」
ヒャクレッガー「何っ! 私の術を利用するとは… ならば、マグネットマイン!
 さっきは2発だったが、今度は3つだ。かわせまい!」
X「マグネットマインを使っている間、奴は動けない… ブリジス!」
B「任せろ、ブリジススピン!」
ヒャクレッガー「おのれ、またしても私の術が仇となるとは…」
マグネットマインとサブタンクをGET!

第壱拾話 再対決! シャドーハンターを倒せ
メカニロイド達をモビアイとガーディに破壊させつつ、エックスが進んでいくと、
一度はゼロが命を落とした、あの場所に着いた。そこには、あの二人が待っていた。

ザイン「待ってたぜエックス… 俺様にかなうわけねぇ…! 行くぜ…!」
ザインは斬りかかってきた!
X「同じ手を何度も食うか! 行け、モビアイ!」
ザイン「うおうっ! ふんっ、何もかも前と同じだと思ったら大間違いだぜ…」
ザインは回転斬りをしながら突っ込んできた!
X「うわっ! でも、変わったのはこれだけのようだな。モビアイ!」
M「モビアイショット!」
ザイン「そんなバカな…」

ギーメル「よくもミーの相棒を倒してくれたな! お前を困らせてやる!」
ギーメルは手裏剣を投げてきた!
X「とうっ、ブリジス!」
ギーメル「キー!」
ギーメルは姿を消した!
X「その手は以前にも破っている。そこだ!」
B「お前も、前と変わっていないな!」
ギーメル「ギャー! へっ、ミーはザインみたいに不勉強じゃないぜ。来い!」
呼び声と共に巨大な凧が現れた! ギーメルはそれに乗り込み、突っ込んできた!
X「ぐはぁっ、あの凧の攻撃力、ザインよりも上だ!」
ギーメルは手裏剣を投げてきた! エックスを直撃!
ピコンピコンピコンピコン……
ギーメル「ケケケ! その様子だと、だいぶ困っているようだな! お前の正義なんか、
ミーが邪魔してやる!」
X「このままやられてたまるか!」
エックスは壁を昇り、
X「行けっ、ガーディ!」
ギーメル「チクショー! こうなったら、お前を一気に押し潰してやるー!」
ギーメルは突っ込んできた! エックス、ダッシュジャンプで飛び越え、
X「今だ、ガーディ!」
G「ローリングガーディ!」
ガーディ、壁に反射してギーメルを直撃!
ギーメル「キー! クヤシー!」

シャドーハンター達を倒したエックス。道中のメカニロイド達を倒し、 ガーディとブリジスのエネルギーを補給する。
その先に、またまた見慣れた敵が現れた。

ボスパイダー「……」
ボスパイダーが降りてきた!
X「奴はアミダの通りに降りてくる… そこだ、ガーディ!」
G「一気にやっつけてやる!」
ボスパイダー「ギギーッ!」
X「今度はそこだ、ブリジス!」
ボスパイダー「ギギーッ!」
X「今度降りてくるのはあっちか… うわっ!」
ボスパイダーは子グモを撒き散らした!
X「こいつ、以前はアミダが出た後で子グモを出すことは無かったはずだ。ぐあっ!」
ボスパイダーの高速体当たり!
ピコンピコンピコンピコン……
X「こいつ、早く倒さないと、どんどんスピードが上がってしまう。今度はどっちで来る…」
ボスパイダー「……」
ボスパイダーは子グモを撒き散らした!
X「頼むぞ、ゼダ!」
Z「スクランブルダッシュ!」
子グモ達はゼダに倒された。
ボスパイダーが高速で降りてきた!
X「危ない! 今だ、ブリジス!」
B「ブリジススピン!」
ボスパイダー「ギギーッ!」

第壱拾壱話 甦ったサーゲスの巨大戦車
強敵・シャドーハンターとボスパイダーをも倒したエックス達に、雑魚のメカニロイド達が適うはずもない。
エックスは、あっさりとボスの部屋にたどり着いた。

サーゲス「ワシの最終兵器、サーゲスタンクの威力を思い知るが良い!」
サーゲスタンクの一斉砲撃!
X「くっ! リフトの動きが前と違っていて、攻撃をよけにくい。早く砲台を破壊しないと…
頼むぞ、ガーディ!」
G「よしっ、砲台は任せろ! ローリングガーディ!」
エックスは砲撃をかわし、それと同時にガーディの攻撃!
それを繰り返し、何とか4つの砲台を破壊した。
サーゲス「おのれ、砲台など無くとも、ワシにはこれがある!」
サーゲスは分裂弾を撃ってきた!
X「うわぁっ!」
ピコンピコンピコンピコン……
X「負けるか! 行けっ、ブリジス!」
サーゲス「しぶとい奴め、これでも食らって、いい加減おとなしくせぬか!」
X「とうっ、それはこっちのセリフだ! ブリジス!」
B「もう一度、僕が倒してやる! ブリジススピン!」
サーゲス「前と同じ「地を這う者」に、また敗北するとは、無念じゃ…」

第壱拾弐話 史上最大の決戦
これまでに幾多の勝利を収めてきた、エックスと4体の「地を這う者達」。
しかし、そんな彼らに、最大の危機が訪れた。
彼らの前に、倒されたはずの8ボス達が復活して立ちふさがったのだ!
たとえ、ボス達の弱点武器を使ったとしても、8ボス全員を倒すだけのエネルギーは
「地を這う者達」には無い! どうするエックス、どうする「地を這う者達」!?
その時! 
W「人手不足のようだな」V「拙者達が助太刀いたす」
彼らの前に、2体の助っ人が現れた!
壁を這う者、エレクトリックスパークのウォル
そして、地を駆ける者、チャージラッシングバーナーのブレム

ボスラッシュに限る、特別ルール
・ チャージラッシングバーナーとエレクトリックスパークの使用を認める。
ただし、バーナーは地上でしか使用してはならないし、スパークは壁を這わせて当てること。
・ ボスの弱点武器を使っても良い。

V「レッドエックス、ブレム!」
B「グリーンエックス、ブリジス!」
M「ブルーエックス、モビアイ!」
W「イエローエックス、ウォル!」
G「ピンクエックス、ガーディ!」
Z「そして、ゼロスクランブル、ゼダ!」
全員「悪のあるところ、地を這う者達あり! 地上戦隊、ロックマン!」

(何でピンクが男なのかとか、戦隊名がそのまんまだとかいうことについては、
あまり突っ込まないで下さい^^;)


X「これだけいれば、エネルギーは何とか足りるぞ。」
V「では早速、拙者の力をお見せしよう!」
ペンギーゴ「小癪な。一人や二人増えたって、俺達にかなうものか。ショットガンアイス!」
V「なんのっ、ラッシングブレム!」
ペンギーゴ「あぢぢーっ!」
W「今度はオラが相手だ!」
アルマージ「あの新入りたち、なかなかやりおるな。ローリングシールド!」
W「もう1発だ、ウォルスパーク!」
アルマージ「うおうっ!」
M「私達も彼らに負けてはいられない、行くぞ!」
マンドリラー「やりやがったな! エレクトリックスパーク!」
M「とどめだ! モビアイショット!」
マンドリラー「うぐっ!」
V「今度はお主だ! ラッシングブレム!」
モスミーノス「あなた達、調子に乗るんじゃありません! スクラップシュート!」
G「させるか! ローリングガーディ!」
モスミーノス「ぐあっ!」
B「僕だって行くぜ!」
イーグリード「見事なチームワークだ。だが、これならどうだ、ストームトルネード!」
B「食らえ、ブリジススピン!」
イーグリード「ま、負けた…」
X「残るは3体… だけど、こいつらの弱点は突けない。」
B「大丈夫、僕達だけで十分さ」
G「みんな、俺達のチームワークの見せ所だぜ!」
M「まずはスタッガーからだ」
スタッガー「くっ、な、なめんじゃねぇ! ラッシングバーナー!」
B「行くぞ、ブリジススピン!」
スタッガー「ちくしょう…」
B「次はヒャクレッガーだ」
ヒャクレッガー「何を! マグネットマイン!」
G「それなら、ローリングガーディ!」
ヒャクレッガー「おのれ…」
G「あとはお前だけだ、アリゲイツ!」
アリゲイツ「けっ、他の奴らと一緒にするな。スピンホイール!」
W「これでどうだ、ウォルスパーク!」
アリゲイツ「くっ… スピンホイール!」
Z「おいらを忘れてもらっちゃ困りますね。スクランブルダッシュ!」
アリゲイツ「ま、また同じ奴に…」

X「勝ったぞ! みんな、本当に良くやった。ありがとう!」
V「しかし、まだ戦いは終わっておらぬ。事件の黒幕を倒さねばならぬ」
Z「でも、おいらには、もう戦う力は残っていません」
W「オラもだ。ブレムもモビアイもそうだろう?」
M「我々の中でまだ戦えるのは、ガーディとブリジスだけのようだ」
B「大丈夫さ。後は僕達に任せてくれ」
G「安心しろ。お前達の分まで、俺達二人で頑張るからな」

こうして、再生ボス軍団は全滅した。
ガーディとブリジスを連れて、奥へ進むエックス。
ガーディとブリジスは、道を塞ぐメカニロイド達を倒し、エネルギーを補給する。
そして、エックスの前に、事件の黒幕である、あの男が現れた。

シグマ「フフフ… よくぞここまでやり遂げたものだ、エックス」
X「その声は… まさか! シグマ! お前が黒幕だったのか!」
シグマ「フフフ… 君の努力は称賛に値する… しかし、それもここまでだ!  フハハハハ!
覚悟しろ、エックス!」
シグマはマシンガンを放った! エックスは壁を登ってかわした。
X「行けっ、ガーディ!」
G「任せろ!」
シグマ「何のこれしき… ビームサーバー!」
シグマは、エックスを追いかけてきた!
X「今だ、ブリジス!」
B「よしっ、ブリジススピン!」
シグマ「ハハハハハ… 残念だったな。これしきの力など、取るに足らないのだよ!
 フハハハハ…」
シグマは逃げ出した。
X「待てっ、シグマ!」

エックスはシグマを追い、最後の部屋へとたどり着いた。

シグマ「やはりお前が来たか。今回のお前の活躍はなかなか愉快だったぞ。
しかし、余興もここまでだ。この場に倒れるがいい! 行くぞ!」
X「最後の戦いだ! 負けるものか!」
シグマは炎を吐いた!
X「あれを食らったらひとたまりもない… とうっ!」
エックス、壁を登り、シグマの手の上に乗った。
X「行け、ブリジス!」
シグマ「くっ…、」
シグマの手から電流がほどばしる!
X「当たるか! ガーディ!」
シグマ「むっ…、さすがだなX。前と同じ手は通じぬか。ならば、これならどうだ!」
シグマの手が消えた!
X「うわっ!」
シグマ「はっはっはっ、私が前と変わっていないとでも思ったか!」
シグマは電気弾を撒き散らした!!床に直撃した電流が、次々と上昇していく!
X「うわぁっ! こんな技があったのか!」
シグマは光弾を吐いた!
X「とうっ!」
エックスはダッシュで光弾の間を縫って、壁にしがみついた。
シグマ「次はこれだ。」
シグマは壁を這う光弾を吐いた!
X「くそっ!」
ピコンピコンピコンピコン……
シグマ「そろそろ止めを刺してやろう」
シグマは電気弾を吐いた!
X「こうなったら、いちかばちか… とうっ!」
エックスは、三角蹴りから、電流の間を縫ってジャンプ!電流をかわした!
シグマ「最後のあがきか。それもここまでだ!」
シグマの手が突っ込んでくる!
X「今だ!」
エックス、シグマの手の上に乗り、ジャンプ! そして…
X「これで終わりだ! 行けっ、ガーディ、ブリジス!」
G「ローリングガーディ!」B「ブリジススピン!」
シグマ「何故だ…何故お前はいつも勝利する… その力の源は一体どこにあると言うのだ…
ぐわあああああああ!」

エックスとゼロ、それに数々の「地を這う者達」によって、コンピューター世界を乗っ取ろうという、
シグマの野望はついに絶たれた。しかし、この世から悪が絶えることはない。やがてその時が来たら、
再び戦いにその身をさらすことになるのだろう。それまでこの世界の平和が、
エックス達に安らぎを与えてくれることを、今はただ祈ろう…

エックスバスター使用回数
ビーブレイダー2体 40発
VAVA          4発
アルマージ      16発
ビーブレイダーは、通常弾でもチャージショットでも、与えられるダメージは同じ。


あとがき
今回は、「地を這う者達」と「便利な武器撲滅計画」を合わせたような内容になりましたが、
「弱点武器を使わない」というルールが厳しかったです。
最後に、今回初登場の「地を這う者達」の、名前の由来を説明します。
ゼダは「ゼロダッシュ」を縮め、
ウォルは「壁を這う者」なので「ウォール(壁)」を縮め、
ブレムは「ブレイクフレイム(壊す炎)」を縮めました。
また、ブリジスは、ガーディとモビアイがまともな名前なのに、こいつだけ
「A級ドーナツ(CMによると、正しくはAQドーナツらしいですね^^;)」
という、情けない名前では可哀想なので(爆)、
AQドーナツを開発した「ブリジストン」から取りました。



〜管理人のコメント〜
サイバーミッション初のレポートですね。
会話形式で、読んでいて楽しかったです。
最後に名前の由来なんかも出てきましたし。

「地を這う者達 時空を越えた戦い」、お疲れ様でした〜。


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