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捕風漢子

He Who Chases After The Wind

1988年

『血と報復の掟』(Video)
廣東語:Bo Fung Hon Ji
監督:頼建國(アルバート・ライ)
製作総指揮:魯國沽(ジム・ロー)
製作:高文輝(サイモン・コー)、陳九如(K・Y・チャン)
撮影:曾子聡(ダニー・ツアン
音楽:鐘定一(ダニー・チャン)
製作会社:金美林電影有限公司(香港)
香港公開:88年4月21日

出演:萬梓良(アレックス・マン)、李美鳳(エリザベス・リー)、周星馳(チャウ・シンチー)、呉家麗(キャリー・ン)、成奎安(シン・フイオン)

☆(解説)
テレビドラマで共演していた萬梓良との共演により、星仔初の劇場公開作品となった、刑事ものだが少しタッチはハードボイルド系である。
日本では「掟シリーズ」3部作の1本として、ビデオ化されています。勿論ビデオパッケージには「出演チャウ・シンチー」などどこにも書かれていません。(笑)、このビデオ台湾版のビデオ化らしく、タイトルは「英雄熱涙」となっています。
何故か音楽が「トップガン」の挿入曲"Take my Breath Away〜"ってあれです。

☆(ちょっと物語)
刑事ガオ(萬梓良)は、同僚を送る途中、豪邸に2人の強盗が侵入しているのを発見、その一人を撃ち殺し、主犯(成奎安)を取り逃がす。幸い難を逃れたロボットの設計士とその妻オリビア(李美鳳)は助かったが、ガオは偶然オリビアの日記を押収物から発見し、彼女が仕事ばかりで淡泊な夫との生活に悩んでいることを知り、彼女に恋心を抱いてしまう。
それを知った同居人の後輩星仔(周星馳)は、警官嫌いの彼女に自分が知恵遅れのフリをして、オリビアが勤める施設に連れていくことで、彼女と知り合いになるきっかけを作る。
しかし、とり逃がした犯人は萬梓良を恨んでおり、星仔を水槽につけて殺し、オリビアを人質にしてガオを挑発する。 

★(感想)
いや〜ちょっと設定が古いというか、人の日記勝手に盗み読んで、弱みを知った上で近づく、、、最低じゃないですかこの男(笑)
しかも、刑事とはいえ、日常でヘリを運転するってのはどーいう暮らしなんでしょうか
星仔はまだ若くて気のいい奴を、ほんと初々しい感じで演じてます。役柄的には李連杰と共演した「ドラゴン・ファイト」に近いかな、、でもやはりえらいひどい殺され方をこの映画でもしてしまいます。
成奎安ってほんと悪そうに見えますね、、普段はええひとらしいが、、 ★★

備考

関連リンク
He Who Chases After the Wind (1988) [Actor]

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