NO.27

家有[喜喜]事

1992年

日本未公開

監督:高志森(クリフトン・コウ)
脚本:谷徳昭(ヴィンセント・コック)ほか

出演:張國榮(レスリー・チャン)、周星馳(チャウ・シンチー)、張曼玉(マギー・チャン)、黄百鳴(レイモンド・ウオン)

☆(ちょっと物語)
三兄弟(張國榮、周星馳、黄百鳴)は、長男(黄百鳴)の嫁(呉君如(サンドラ・ン)と両親とともに同居している。
ある日、長男が酔っ払った勢いで愛人を家に連れてきてしまったので、本当の嫁は家出してしまい、カラオケバーでバイトを始める。やはり愛人よりも元の女房のほうがいいと長男は気付きはじめるのだが、、
それぞれ3人のそれぞれの恋愛がラストには全てハッピー エンドで終わるおめでたい映画です。

★(感想)
プロデューサーの黄百鳴の手による旧正月映画、まあ、日本で今まで寅さんが正月に観れたのと似たような感覚かもしれないんですが、オールスターで毎年正月にはこの系統の映画を作っているようですね。
レスリーはなんか女性っぽい役で、男っぽい女の子に惚れてしまう役(笑)周星馳の役どころは、すっごいプレイボーイのDJなんですが、張曼玉には真剣に惚れてしまいます。東京まで追いかけてくるシーンも何故かありますが、ここで「ゴースト」の例の有名なシーンのパロディをあの曲にのってやってくれたりして、、。
僕が一番笑ったのは、シンチーが浮気してる最中に、携帯電話かけながら張曼玉がその現場へやってきてしまい、なんとかごまかして帰したあと、スケボーに足すべらして、浮気相手と一緒に張曼玉の上に落ちてくるっていうかなり凝ったギャグのシーン、、ここはほんとに笑えます。ここで事故にあってシンチーは精神が破綻してそっからも笑わせてくれますが、、シビンに話しかけたりして(笑)
レスリー・チャンは異様にかまっぽい役をさっすがの演技?でみせてくれますが、彼がこの映画のなかでは一番人間的。
張國榮のファンのかたもぜった い楽しめる映画です。
でもやっぱりちょっとやぼったい印象があります(笑)なんか「東芝日曜劇場」とか観てるかんじかなあ、、
★★★

関連リンク
All's Well, Ends Well (1/1992) [Actor](Hong Kong Cinema)

Jia you xi shi (1992)(IMDb)

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