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西遊記第壹佰零壹回之月光寶盒

Chinese Odyssey Part1 Pandra's Box

1995年

『チャイニーズ・オディッセイPart1 月光の恋』(1996年日本公開)
廣東語:Sai Yau Gei Dai Yat Baak Ling Yat Wooi Ji Yuet Gwong Bo Hap
監督:劉鎭偉(ジェフ・ラウ)
脚本:技安(ケイ・オン)(劉鎭偉の別名)
製作総指揮:楊國輝(ヤン・コクファー)
撮影:プーン・ハンサン
武術指導:程小東(チン・シウトン)
音楽:盧冠廷(ローウエル・ロー)
製作会社:彩星電影公司=西安電影製片(香港)
香港公開:95年1月21日

出演:周星馳(チャウ・シンチー)、莫文蔚(カレン・モク)、呉孟逹(ン・マンタ)、藍潔瑛(ナム・キッイン)、羅家英(ロー・カーウイン)、劉鎭偉(ジェフ・ラウ)

☆(解説)
この映画星仔の自己のプロダクション「彩星電影公司」の第一回作品。
勿論製作は同時に行われたが、香港では同時期に別の劇場での公開となったよう。
監督・脚本の劉鎭偉はぶどう仙人の役で出演もしている。

☆(ちょっと物語)
チンポウ(周星馳(チャウ・シンチー))が支配する山賊の村に、めっぽう腕っ節のつよい姉妹ジンジン(莫文蔚(カレン・モク)とサーロン(藍潔瑛(ナム・キッイン))が訪れた。
 彼女らは実は妖怪で、三蔵がここで生まれると知って、その肉を食おうとここにやって来たのだった。
 しかし、チンポウはジンジンに一目惚れ。このチンポウこそが、500年前の孫悟空の生まれ変わりだったのだ。

★(感想)
もう、僕はこの映画で完全に星仔にまいってしまいました!
アクション、笑い、はらはらする物語と、最近の日本映画で忘れかけていた娯楽映画の要素が全部ここにあります。
個人的には大傑作だと思います!
程小東によるアクションシーンもとても素晴しく、姉妹が戦い構える姿はとても美しいです。
  藍潔瑛がひとり盗賊の村にやってきて、星仔とかとやりあうところなどは、とても映画的で、お風呂に星仔が説得に行くシーンなどは絵が奇麗ですね。劉鎭偉監督こんな絵が撮れるんだって思いました。
シンチーの股についた火を踏んで消す繰り返しのギャグや、ジンジンが自殺する前に来ようと寶盒を使って何度も失敗するシーンなどは、何度観てもほんと、大笑いできます。星仔の回りでただおろおろするばかりの呉孟逹をはじめとするたよりない部下たちもすっごくいいです、
  とにかくこの作品は大好き!騙されたと思って一度観て欲しい映画ですね、、
★★★★★

備考

第15回香港電影金像奨(1996)
最佳編劇(脚本賞)ノミネート:技安

1995年香港映画興行収入第6位
25,200,435香港ドル

関連リンク

Original Poster (Honkong Movie Posters gallery)

Chinese Odyssey Part One - Pandora's Box, A (1/1995) [Actor](Hong Kong Cinema)

Dahua xiyou (1995)(IMDb)

Images(Stephen Chow sing Chi's Homepage)

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