NO.34

唐伯虎點秋香

Flirotong Scholar

1993年

日本未公開

監督:李力持(リー・リクチ)
脚本:陳文強(チャン・マンキョン)

出演:周星馳(チャウ・シンチー)、鞏利(コン・リー)、陳百祥(チャン・パッチュン)

☆(ちょっと物語)
唐伯虎(周星馳(チャウ・シンチー))は、若くして詩人であり、水墨画の大家となっていた。
家には母と、たくさんの妻がいたが、妻たちは唐伯虎に目もくれずマージャンとか、飲みくらべなんかにあけくれる毎日。
彼は、家にいながらも孤独を感じていたが、ある日、とあるお屋敷に住む秋香(鞏利(コン・リー))にひと目ぼれ。
そのお屋敷の下人として働くことで、彼女に近づこうとするが、秋香は彼がそうだとは知らず密かに唐伯虎のファンであったのだった。
★(感想)
「0061北京より愛を込めて」とか「破壊之王」を監督している李力持監督作品なので、さぞかし馬鹿映画に仕上がっているだろうと思いましたが、これも時代劇なので、「審死官」とかの優雅な雰囲気も残しつつ、やっぱり馬鹿映画。(笑)
この映画では、「ゴッド・ギャンブラー3」とおなじく大女優コン・リーが相手役で出ていますが、これも同様にいつもの大女優然とした感じではなくて、どちらかといえばかわいらしい役。主人公が絵を書くときのアクションがとても馬鹿馬鹿しくて笑わせてくれます、、。
物語はかなり有名な古典だそうなんですが、親しみやすいためか、この映画は公開された年の香港では最大のヒット作だったようですね〜映画の中で、結構リズムに乗って台詞(というか詩みたいなもん)を言うシーンがあるんですが、ドラムっぽいものを叩くシーンがそのなかにあって、シンチーの動きを見てると、経験があるんだと多分思います。
 映画でも出てきましたが、あのじゃんけんみたいなもので、酒飲み比べをする遊び(この映画では嫁のひとりがスローモーションで吐いてましたが)、、おもしろそうなんでやってみたいです(笑)
★★★☆

関連リンク
Flirting Scholar (7/1993) [Actor](Hong Kong Cinema)

Tang Bo Hu dian Qiu Xiang (1993)(IMDb)

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