Still Life(talking)/Pat Metheny Group
1999
パット・メセニ−・グループ/スティル・ライフ
9 24145-2 Geffin
- Minuano(Six Eight)
- So May It Secretly Begin
- Last Train Home
- (It's Just)Talk
- Third Wind
- Distance
- In Her Family
メセニ−(好きな人はこう呼びます)のアルバム数多し、ソロ名義のものや、共演もの、、、
オーネット・コールマンとの「ソングX」なんてめちゃくちゃアバンギャルドなアルバムも
あるけど、、やっぱり一番好きなのは「メセニ−・グループ」の80年代のアルバムと、大傑作ソロ
「シークレット・ストーリー」に尽きる。
そのサウンドの原典になるのが、「ファースト・サークル」というアルバムで、その後に出たこの「Still Life」ではその完成形を見せている。
タイトルの通り6拍子の1曲目、、、、1拍半ごとにアクセントのあるビートが自分にとっては最高に気持ちいいビート、、、、
パット・メセニ−・グループの特徴は1にも2にも盟友ライル・メイズの美しいピアノとキーボードがサウンドの要になっていること。それに溶け合うように乗っかるメセニ−のアコギと
ギターシンセ。
それから、スティーブ・ロドビーのウッド・ベースにポール・ワーティコがドラムスのリズムセクションは
4ビートとはまた違ったアプローチのオリジナルなリズムを醸し出している、、このリズムとバッキングに
遠く鳴っているようにコーラス、、、というかひとつの楽器みたいのヴォ−カルがかぶさって、、、
色々バンドを観てるけど、メせニ−グループのようなサウンドを出しているのって他にあんまり
聴かないし、、、たまに日本のアーチストでパクりっぽいのはあるけど。
メセニ−・グループを始めて観たのはこの後の「Letter From Home」が出た時に、神戸国際会館、、
例の阪神大震災でぶちこわれて今は凄く立派になっているけど、、あんまり気持ちいいんで
途中うとうとしてしまった、、、、というのはつまらなかったって訳では無くて、ホント気持ちよかった。
グループのライブは1曲終わる度
にあんまりすっばらしいんでみんなスタンディング・オベーションしてしまうんですよね、
思わず。この時に来日してたペドロ・アズナ−ルって人に僕はやられました。ヴォ−カリスト
なんだけど、アコギ、パーカッションに始まって、マリンバ、ピアニカ、、、
その他多くの楽器をこなし
、しかもめっちゃ綺麗な歌声、、残念ながらこのアルバム
には参加してないけど、彼って今何してるのかな
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