Pavane For A Dead Princess/Philippe Entremont
1995
フィリップ・アントルモン/亡き王女のためのパヴァーヌ
SRCR1537
- 亡き王女のためのパヴァーヌ(Ravel)
- 道化師の朝の歌(Ravel)
- 前奏曲集第1巻〜亜麻色の髪の乙女(Debussy)
- 夢(Debussy)
- 即興曲第3番変イ長調作品34(Faure)
- 夜想曲第6番変ニ長調作品63(Faure)
- ベルガマスク組曲〜月の光(Debussy)
- 2つのアラベスク(Debussy)
- 1.Andantino con moto(Debussy)
- 2.Allegretto scherzando(Debussy)
- 前奏曲集第2巻〜花火(Debussy)
「亡き王女のためのパヴァーヌ」は最近僕が「美しい」と思っている曲のNO1なんです。
あまりクラシックのアルバム持っているほうじゃなくて、造詣が浅いので、曲から入ってます
から、いつ誰の演奏、、なんてのはサッパリ判っておりません。
これも、ドビュッシーの「月の光」と「アラベスク」のピアノのものが聴きたくて、たまたま
CDショップで何気なく買った一枚でした。
それまで1曲目の「亡き王女のためのパヴァーヌ」という曲は知らなかったんですが
、どびゅっしーが聴きたか
ったはずなのに、いつの間にか何度も何度もこの1曲目をリピートしている自分がいました。
なんて物悲しい、、そして美しいメロディでしょうか!
どうやったらこんな最高な曲が書けるのだろう。
そして現代のポップスに通じるA展開サビ〜A展開に戻るっていうような構成がある曲でもあります
この曲が気に入ってしまい、他のアルバムのピアノやオーケストレーションのも聴いてみましたが、
何故かこのアルバムの物悲しいピアノを最初に聴いたからか、未だに一番好きな演奏。
ラベルというと「水戸黄門」じゃなかった、、「ボレロ」のイメージが強くて、
どちらかというとオーケストラ寄りという先入観があったんですが、この曲、ライナーを読むと
なんと20歳で作曲しているんですね!がーんがーん。。。一生かかかってもこんなの作れない
ですよー
と思ってしまいます。
最近巷に流れる曲、ヒップホップが主流になってきてからよけいですが、綺麗なメロディがどんどん
街に聞こえなく無くなって来ていると感じてます。
たまにそんなのに交じって、ビートルズとか、こんな曲とか聞こえてくると、やっぱりいいなーと
思うんですよね。まあ音楽は進化するものなので、そればっかり聴いててもダメなんでしょうが。
このアルバムいわゆるCDショップなどでズラ〜っと並んでいるいわゆる「廉価版」のCDです。
どこを探しても正式なアルバムタイトルが書いてないんですが背帯には「ドビュッシー・月の光/亜麻色の髪の乙女」
とあります。Sony Records Classic Super Value37盤・95年10月21日発売
なんでわざわざこんな事をツラツラ書いているかというと、自分のため(笑)
このCD僕のお気に入りでかなりヘビーローテーションな1枚なんですが、先日車上荒らしにあって
他のCDと共に盗まれてしまったんです。
他のは完璧に判るものなんで、また買いなおせばいいんですが、これだけはぼんやりと聴いていたので
アルバムタイトルすら判らないし、廉価版なんて逆に探すのが難しい。。。
先日ようやく見つけたのでこうやって確認のために書いてます。
この演奏家フィリップ・アントルモン氏はパリの有名なピアニストで今調べたら
ちょっと前(2004年)日本でも演奏してたんですね
「パヴァーヌ」も!知ってたら行ってみたかったなあ
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