……美人か?

 ……いや、まあ、美醜の観念は人それぞれだから、あまり突っ込まない事にしておきましょうか。うん、そうしよう。
 それにしても、次から次へと演技の下手なキャストを送り込んでくるのは何か 意図的な工作なんでしょうか?
 ここまでくると、なんか裏で黒い陰謀でも動いてるんじゃないかと勘ぐってしまいますよ。
 なんか本編も未だに、何がしたいのか見えてこないし……。テーマとしてどういった方向を描きたいのかが わからないのですよね〜。まあ、アクション重視の姿勢は言えるんですけど。ほぼ意図的に、わざと無理矢理 にでも戦闘シーンを持ち込んでいる所を含めて。
 うーん……ひどく面白くないわけでないだけに、あと少し、ポイントが欲しいなぁ……。

 さて、監督ですが、TV朝日の人が来るとは予想外でした。
 うーん、部分部分で、いいな、と思うカットもあるのですが、全般的にはいまいちかなぁ……。
 個人的に、効果音を強調した演出って好きじゃないんですよ。
 ああ、で、監督の六車氏がいかなる人か、一応調べてみたんですが、TV朝日期待の若手演出家、みたいな 感じの方みたいですね。演出家の個人情報などそうそう見つかるわけもなく(もっとこういう部分は注目 されていい筈だとつくづく思うのですが)発見できたのが、TVドラマを演出中心に評論されている方の 個人HPだったんで断定はできませんが。余談になりますが、そこが凄い所でしてねー、いや、圧倒されました。 週に10本分以上のドラマを評論されてまして、量が凄いんですよ。知識と情報量に裏打ちされてるから、 説得力あるし。かといって私がこの口を塞ぐかというと、全然そういう事はないんですが(笑)
 映像演出も、ある段階以上はやはり、どうしても好みになってしまいますし。
 ただまあ、田崎監督よりは、“面白味”という点で、期待できますね。どういう映像を見せてくれるか、 って興味は沸くんで。まあそれでも、個人的に今回は長石さんに期待しながら、ローテ待ちかぁ……小中肇 (割と好きな監督)とか、どこで何やってるのかなぁ……。
 六車氏の情報を入手したHP、折角なので紹介しておきます↓
 (かなり面白いです……演出などに興味があれば)
 木曜のD談・演出倶楽部

 ところで存在が大問題の氷川くんですが、翔一くんと絡むと割と良い感じですね。 翔一くんの崩れ方とのギャップが激しいんで、氷川くんでも、固く見えるというか。
 法条さんとの絡みは痛々しいだけですが、あの二人の絡みは今後に向けて、期待できるかも。
 結局まあ、役の絡みは、お互いがお互いを引き立てるのが一番ですから……ああほんと、法条さん、何とか ならないかなぁ。

 物語の方は……遂に井上敏樹の大暴走が始まろうとしているんでしょうか……?  なんか、台詞が『ジェットマン』してきつつあるんですけど。でもどうも、 脚本もぴりっとしない所があるんですよね……いまいちこう、歯車がしっかり噛み合ってないというか。 本格的にどこへ向かっていくか決めかねているというか。
 なんかまだ、井上敏樹の持ち味が発揮されていない気がする……。

 ところで、あの少年は良いですね。
 何よりまず演技が(笑)
 存在感もあって、今後、どう絡んでくるか楽しみです。
 それにしても、メインキャスト多いなぁ……どこへ突っ走っていくつもりなのだ、アギト。
 “子供置いてきぼり”だってまた怒られるぞ(笑)
 いやでも正直なんか、アギトの各フォームとかもおざなりだし、“誰に何を見せたいのか”ってのが 掴めない所はあるんですよ。
 設定マニアの人々に、「これで満足?」って嘲笑を投げかけているようにも見えるし、その割には子供が 見て本当に楽しい作品かに関して首をひねらされる部分も見えるし。かといって、しっかりとした骨組みの ドラマになっているかといえば、正直、そういう評価は現段階ではできないし。
 どの方向性が良いとか悪いとかでなく、全般的にピントがぼやけているというか。
 うーん、まあ、この辺はもうしばらく、見守っていきますが。
 結局、スタッフ的には、捨てられない作品なんで。

(2001年2月26日)

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