「ゴシック」+「ロリータ」はありえるか      ゴシック・ロリータside No.15   


            「ゴシック」と「ロリータ」
            この2つは混ざり合うことが可能でしょうか。
            平行して同時に存在することは可能だと思います。
            けれど、1つのものとして存在することはそれぞれが持つ意味を半減してしまう気がするのです。
            なぜなら、私の中ではイメージが違うから。

           「ゴシック」は夜。あるいは闇。イメージとして黒があり、極力肌は見せない。
            昼の太陽よりも夜に浮かぶ月。1人で静けさと向かい合っている。
            明るい笑顔よりもどこか遠くを見ている感情を映さない瞳。
            「ロリータ」は太陽の下で無邪気に咲いている花。見る人をふんわり優しい気持ちにさせてくれる。
            無垢であるがゆえに、純粋であるがゆえに残酷にもなれる、永遠の少女。

            淡いピンクや水色を「ゴシック」と捉える人は少ないと思います。
            では黒を着た場合、「ゴシックを取り入れたロリータ」すなわち「ゴスロリ」という捉え方になるのでしょうか。

            私の中ではそれは違います。
            「ゴシック」と「ロリータ」の間には見えない線引きがあり、中間は存在できないと思うのです。
            だから「ゴスロリ」と省略されるのもあまり好きではありません。どうも「ロリータ」の中の1ジャンルに感じてしまう。
            「ゴシック」と「ロリータ」だと思うから。   
       

            自分が明確に使い分けていられるとはいいません。でも、意識の上ではそうしたいと思います。
            もったいないと感じるから。
            どちらかに徹底したほうが、より自分のイメージする理想像に近づけるような気がするのです。

            もちろん捉え方は人それぞれであって、正解といえる唯一の見解なんて存在しません。
            だから、これは私の中での基本となる考え方です。
            「ゴシック」は独立した1つのジャンルであり、「ロリータ」に属する一部ではない。
            「ロリータ」の中の「黒ロリ」は、「ゴシック」とイコールにはならない。
            どちらにも共通するものがあるならば、それは理想に近づくための努力。

            その上で、両方を楽しめたらいいな、と思います。

            



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