この技名にはこんな意味が!
 ちょっぴりディープな名称ルーツ

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という訳で、公開当初から工事中のままだった(爆)
「技名ルーツ」コーナー、やっと暫定公開にこぎ着けました(^^;
でもまだ、少しだけです(爆!)。あんまりディープでもないかもしれません(笑)
取りあえず、マキシ編とキリク編を。

◆マキシ編
 1・構え名称
ごく一部では、私が散々言いふらしたため(笑)周知のことになってますが、
マキシの「構え」の名称は、北斗七星の古名に由来します。
特殊構え5つに、通常構えの開陽、投げの破軍を加えて7つ。
しかし、道教の資料などを見た所、星の名前と構え名称は
必ずしも一致しておらず、資料によっても名称の違いがありました。
(構え名称にある星名がなかったり、逆にないものが有ったりする。
 武曲、貪狼などという名が入った資料も)

なお琉球には、道教系の星辰信仰が広まっていたそうなので、
マキシの技名が、北斗七星に由来していることは不自然ではありません。

天枢(右外構え)・・・北斗の第一星。ひしゃくのカップ部の先。
 字義通り、「天の中枢」という意味もあります。
 ・・・あと、ツボで「天枢」という名称のもあるとか(笑)。

破軍(投げ)・・・北斗の第7星。柄の先に当たります。
 古来から凶星とされ、この星の指す方向に軍を進めると敗北する、
 という言い伝えから「破軍星」と呼ばれるとか。
 だから「破軍・天龍墜ち(A+G)」)というのは、おそろしく縁起の悪い名称なんですね。
 (余談ながら、↑この英語名は“Falling Heaven Dragon”。直訳に過ぎないんですが、
 西欧の人が見ると、悪魔王ルシファーが天界から追放されたという
 伝説を連想してしまいそうで、やっぱりすごく縁起が悪い)

 2・通常技より
海月(2方向走り中K)・・・「くらげ」とも読めることは周知の事実ですが、
 決してそう読んではいけません。これは「かいげつ」なのです(笑)。
 裏海月(8方向走り中K)、鬼海月(文曲K)などについても同様。
 個人的に、この名称は、地面にぺちゃっと潰れるあのモーション(笑)に
 由来するのでは、と・・・(こらぁ(^^; 自分で「くらげ」と認めとるやん)

差し雲丹(3、9方向走り中K)・・・あーあ、黙ってりゃ知らないでいる人も
 いたろうに・・・「雲丹」と書いて「うに」とも読めるってこと・・・(爆)


◆キリク編 
 1・投げ名称
キリクの投げは、怖いことに、処刑法の名称に由来しているらしい・・・。
取りあえず、判明しているものだけ。

大辟(タイヘキ、A+G)・・・「大罪、死罪」という意味合いらしい。
梟首(キョウシュ、B+G)・・・さらし首。いわゆる「打ち首獄門」。
断罪(背後投げ)・・・斬首刑。
炮烙(ホウラク、右投げ)・・・金属の柱を赤熱させ、それに抱きつかせて焼き殺す。
 「封神演義」に出てくるのが有名。
'00.3 追記
夏楚(カソ、左投げ)・・・「夏」は榎(ひさぎ)、「楚」は荊(いばら)の意。
 儒教の師は、教えと礼に背いたものを打つために、その杖を使ったという。
 転じて、むち打ちの刑を指す。
(情報提供の鎌鼬さん、ふなむしさん、ありがとうございました。
 掲載が遅くなってしまい、済みません ^^;)

 2・通常技より
風候(6AAA)、雷候(66KKB)・・・それぞれ、風神と雷神を意味。これは知ってる人も多いかな?