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参加者 ・B氏:GSX1100S KATANA ・甲州氏:FX400R ・露月氏:ROCKY ・Jr.:TDM850
99年の日本征服唯一の集合地点は福島県のあぶくま洞。予想を遥かに下回る参加者にちょっとガッカリ。でも、内容は極めてGOOD!
今日の天気予報は非常に微妙だ。
関東は曇りで所々で雨も・・・。一方、茨城北部・福島は晴れ。
目的地は福島県(あぶくま洞)だから晴れの予報なのだけど一抹の不安が・・・。
鉛色の空を眺めながら7時に出発。
特にルートは考えてなかったのでR6で水戸まで一気に北上してR349へ。
R349は流れの良い快走路で気分もリラックス。これで青空なら言うこと無しなんだけど。
R349は明神峠手前から少しずつ幅が狭くなるが問題無い。
それより矢祭町で一旦R118に合流し、右折した後辺りから道幅が広くなったり狭くなったりさらにうねうね道になったりと変化が激しくなってくる。でも交通量は皆無なので気にはならない。
山間部を走っている楽しさみたいのが込みあげてくる。
しかも暫く進むと、2車線の快走路になってどんどん距離を稼いでいける。
そんな訳であっと言う間に小野町まで到着してしまった。
小野町から県道19号で一気にあぶくま洞に到着。
集合時間まではまだ2時間以上もある。当然ハカイダースの誰も到着などしていない。
あまりにも暇なので、今夜の野営地探しに周辺を探索しに行った。
当然すぐ近くにキャンプ場があったので偵察しに行く。
そこは値段はそう気にならないけど、設営場所がちょっと気に入らない。
そしてキャンプ場を出発してすぐの所に脇道があったのでそこを突き進むと・・・、
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ちょうど眺めの良い展望台があり、野営によろしい感じの所だったのでつかさずチェック。
その後、入水鍾乳洞入り口で入場料などチェックして再びあぶくま洞に戻った。
かなりダレていた時やっとのことで甲州氏が到着した。久し振りの甲州氏&FX400Rの組み合わせ。
甲州氏が到着後、他の人を待ったがなかなか来ないので、今回参加しそうな人にTELしてみると・・・、
露月氏が向かっている途中との連絡が取れた意外はさっぱりわからないので、
甲州氏とJr.の二人であぶくま洞を探索することにした。
料金の高さに一瞬躊躇するけど折角だからと入場料を払って入った。
鍾乳洞の入り口から冷気が流れ出ていてなんとも良い。
あぶくま洞は見学コースによって料金が違うのだが、沢山見学できるコースを選んであぶくま洞を巡った。
たしかにあぶくま洞は楽しかった。ただ、奥多摩の日原鍾乳洞なんかと比べると物足りなさを感じたけど。
カメラの調子が悪かった(腕も悪いけど)のでほとんど撮影できなかったのが残念であった。
あぶくま洞を見学し終わって駐車場に戻ると、露月氏の
ROCKY
が停まっていた。
覗き込むと露月氏は寝ていたがかまわず声をかけて起こす。
バイクの方に戻るとB氏のGSX1100S刀が停まっていた。しかし当の本人は見当たらない。
しばらく3人で談義していると、ようやくB氏が現れた。
多分今回ツーリングに参加するメンバーはこの4人だけだろうと判断し、あぶくま洞を出発、
温泉を目指す。温泉は広瀬温泉(斜湯)。福祉施設っぽい温泉だが、
料金が非常にお手頃でいてそれでいて設備もまぁいい。
野営地に着く頃には既に日が落ち様としており急いでテントの設営を済ませて宴会の準備をはじめた。
小山の頂上の野営地には我々4名だけだし、
付近に民家などはないので周囲に気兼ねせずに騒ぐことができた。
今回4名と少なかったが、かなり盛り上がった宴会であった。
起きると辺り一面の霧。空気がひんやりしている。 重たいまぶたを何とか開けて、テントから這い出る。
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今日はなんといっても入水鍾乳洞探索だ。
霧の立ち込める中、朝食を取り、テントを乾かして出発。
野営地からものの数分で入水鍾乳洞駐車場に到着。
鍾乳洞に入るため、予め用意しておいたサンダル、短パンに着替えていざ出陣。
ただ、露月氏は着替えが無いとのことで断念。駐車場にて待つことになり、
B氏、甲州氏、Jr.の3人で向かうことになった。
入水鍾乳洞の最奥(一般公開)まで行くには、案内人の同行が必要になるので、
結構な料金になる。しかし、グループで行けば料金を分担できるのでなんとかなる。
あと、最奥は明かりが無いので蝋燭を各自購入して準備OK。
さて、いよいよ鍾乳洞に突入。
案内人を先頭にB氏、Jr.甲州氏の順番で進んでいく。
はじめはなんも変哲の無い洞窟を進んでいく。
そしていよいよ入水鍾乳洞の本領発揮の地点へ。
サンダルを地下水に浸しての行進である。地下水の冷たさで足の感覚がおかしくなる。
みんな笑いが止まらない。楽しくて仕方ないのだ。
鍾乳洞の中は人一人の通れる道が延々と続いていて、途中までは暗いけど照明がある。
案内人がいろいろ「ここは○○です」と教えてくれるのはいいんだけど、歩行速度があまりに速いのでゆっくり見ている暇が無い。せかされるように進んでいく。 そして遂に案内人なしでは入る事ができないエリアに突入。 次は岩が両サイドが突き出していて体を無理やり押さないと通過できないルート。 ちょっとお腹が出てたりすると引っかかってしまう様なスリリングな個所が何箇所もあった。 しかも、高低差があって、3人で助け合いながら進んでいった。障害物が現れる度、歓喜と笑いが鍾乳洞にこだました。
楽しい時間というのはあっという間に過ぎ去っていってしまうもので、
入水鍾乳洞一般見学コースの最奥まで到着。
ほとんど全身ずぶぬれ(オーバーな)になってしまったけどおかしくてたまんない。
この先もなんとなく進めそうであったが、案内人の指示に従って折り返す事になった。
でも帰りは案内人は先に帰ってしまったので、我々はのんびりと、
そしてじっくりと入水鍾乳洞を堪能していった。 入水鍾乳洞をたっぷり堪能した我々は入水鍾乳洞をでて駐車場に戻った。 留守番の露月氏に入水鍾乳洞について報告を済ませて、着替えて帰り支度をした。
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昼食まではみんなで食べようという事で、R349を南下して適当に食堂を探しながら進んでいった。
Jr.はR349をひたすら南下して那珂町から県道等を利用して岩瀬町に向かってから、
お気に入りの裏道で一気に帰宅した。
途中里美村の道の駅で休憩していたら、甲州氏と出会ったがその後はひたすら走っていた。
入水鍾乳洞は最高でしたよ。 ただ、一人だと最奥部まで行こうとするにはあまりにも高額になってしまうので、できれば4〜5人以上でいくとお金を分担できて安くて楽しい探検?が味わえるでしょう。 あと、行く時は着替えやサンダル等を用意したほうがいいでしょう。
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