今回の参加者
ためちゃん
AT
村ちゃん
D.
計4名
8月23日24日
○燕岳・大天井岳へ
行程
都庁駐車場22:00(23日)-穂高駅(24日)-中房温泉6:30-合戦沢の頭-燕山荘10:30−燕岳−燕山荘11:30−大天井小屋14:00(歩程6:30)
深夜の都庁駐車場に集合、昨年同様さわやか信州号の御世話になる。今年はATの足の故障はなかったようだ。乗客はほぼ満席。(自分はJRのアルプスよりこちらの方が楽なので好きです。)
穂高着5:00バスは駅前にはよらず、駅の入り口で下車、駅まで数分歩くことになる。穂高駅から中房温泉へのバスはお盆の時期以降 運休になるので、タクシーを利用することにする。タクシーもこのあたりは心得ているみたいで早朝なのに既に何台かは待機してた。
おかげで待たずにそのままタクシーに乗りこみ中房温泉へ、中房温泉到着後 朝食をとり登山を開始する。
谷の底のため日差しは入らないが、空を見上げると夏特有の薄いもやがかかっている。今日は暑くなりそうだ。
北アルプスの3大急登りの一つ合戦尾根を登る。道は広くて所々にベンチがおいてある。第一ベンチの近くに水場があり、早速水を飲んでみる。涌き水なので結構美味しかった。500mlのペットボトルのお茶を一本あけて、早速汲んでいくことにする。
荷揚げ用のロープウェイを超えて第二ベンチへ、荷揚げ用のロープウエイのれたら1時間くらい短縮できるのかなと考えつつ上を目指す。
このあたりから今日の目的地、大天井岳が見えてくる。(結構距離があって大変そう・・・)
富士見ベンチを過ぎ合戦小屋へ、名物のスイカにそそられるものがあったが先はながいので、ついつい我慢してしまった。(そういえばATは美味そうに食べていたっけ・・・)
日差は強くて結構暑い、ATはいつのまにか上半身裸で登っている。合戦沢の頭を通過したとき、稜線の上に槍ヶ岳の穂が見えた。
北穂高のときは、天候が悪かったので槍ヶ岳は見ることができなかった。少々嬉しくなってペースが早くなる。
しばらくして燕岳山荘が見えてきて燕岳山荘着、荷物をおいて、燕岳まで往復する。
一度鞍部に下り、花崗岩と白い砂礫の道を登り返し燕岳へ、天気は快晴 眺望もよく北アルプスの峰が良く見える。
日差しが白い砂礫に反射してまぶしいすこし日差しが強いので自分は岩陰に休むが、ATと為ちゃんは岩の上で気持ちよさそうに煙草を吸っている。
大休止のあと、燕岳山荘の前で昼食をとる。村ちゃんの巻き寿司が美味しそうなので一つもらうもらった。一本1300円と高めだが結構美味しかった。新宿のすし屋で買ってきたとの事、今度は頼もうかな?しばらくして合戦尾根から団体さんが上がってきた。騒々しくなる前に立ち去る。
これからは稜線沿いに表銀座通りを歩く、稜線の西側は程よい風があり歩きやすいが、東側は風がなく蒸し暑い。しばらく稜線歩きを楽しんだあと大下りへ降りた分と同じ位登り返す。
ここまでくると大天井岳が壁のように立ちふさがる。結構大きい、この方向から眺めると名山の風格があるのでは?
やがて切通岩で鎖を使い鞍部に降りる。北穂高の鎖に比べれば短い楽勝楽勝。切通岩から大天井岳の上りにとりかかる。西岳への道を右手に分け、大天井の斜面を斜めに登って行く。
最後の登りは少々きつく感じられたが予定より1時間以上早いペースで登りきり大天井小屋着。御疲れさま。山頂は山小屋から歩いて10分ほど、荷物をおいて山小屋のサンダルで山頂まであるく、山頂の眺望は良好、燕岳より間近に槍が身近に見える。風もほとんどなく、縦走コースから少し外れているからでしょうか喧騒もなく、しばらくぼーと眺めて最高の時間をつぶす。
山小屋に戻り宿泊の手続きをする。お盆過ぎの平日ということもあって、宿泊者は10名くらい。すいているので料金そのままで個室に泊めてもらいました。
夕食前に夕暮れの槍を見にもう一度山頂まで散歩する。西側から雲が迫ってきて槍の穂先の形に抜ける様子が印象的でした。夕食後今度は満天の星空鑑賞へ
その夜、上半身裸で歩いていたATが日焼けの痛みで唸っていた。そういえば燕岳山頂に「日焼け注意」の看板があったけ
8月25日
○常念岳へ
行程
大天井小屋6:00−常念小屋8:30−常念岳9:30−常念小屋10:30−ヒエ平13:00−泉郷プラザホテル13:30(歩程)
朝食後出発の準備をする。今日の予定は常念岳、そのあと下山してホテルの温泉に入る予定。
ATの日焼けはリュックがあたる位置がすれると痛いらしい、でも前回と違って歩あるけるのでたぶん大丈夫でしょう。ATは昨日とは違って頭と首にはタオルを巻く格好。
天気がいいのでそのまま槍ヶ岳も行きたい気持ちにもなったが、今晩の宿は予約しているので予定の変更はできない。穂高を眺めつつ常念岳を目指す。(2年前苦労した北穂高も良く見える。)
散歩気分で歩いていたが、南のほうから戦闘機2機が爆音轟かせて低空で穂高から槍のほうへ飛んで行ったのには驚いた。
こんなところで何の練習するのでしょうかね?
やがて東天井岳のはい松の斜面を下り常念小屋へ、常念小屋についたら地元の中学生でしょうか、かなりの人数が集まっていた。学校の登山が常念岳とはうらやましですね。自分が中学生のときは箱根の金時山でした。
荷物を山小屋前に置いて手ぶらで常念岳へ、がらがらの岩道を登り山頂へ、山頂はそれほど広くないが穂高の眺望がよい、(来年は穂高かな?)
来た道を戻り常念小屋へ、小休止後常念小屋でヒエ平からのタクシーを予約する。
常念小屋からの一の沢沿いの下りとなる。途中水場もあったが合戦小屋の水場の方が美味しかったような気がした。(おなじ水場でも涌き水の方が美味しいのでしょか?)
途中これから登ってくる学生がかなりいました。狭い登山道でよけるに一苦労。
いつのまにか樹林帯の緩やかな下りを黙々と歩く。常念小屋からヒエ平までコースタイムは3時間とあるが、タクシーの予約をしたのでぺースが上がる。ヒエ平13:00着、予約の時間より30分前に着いてしまいました。待機しているタクシーの運転手に尋ねたところ今来ているタクシーでもOKとのこと、そのまま泉郷プラザホテルへ
泉郷プラザホテルはヒエ平に近いので、タクシー代は結構安くすみました。ホテルの温泉は昨日の中房温泉から引湯しているとの事、早速入ったが日焼けしているところが痛い、風呂でATは結構くるしんでいた。
泉郷プラザホテルは自炊ができるのでスパゲティを作りささやかな宴会を開く。
8月26日
泉郷の送迎バスで穂高駅へ松本であずさに乗り継ぎ帰途へ
ATの日焼けの事件がありましたが、昨年とは異なり天気に恵まれ良い山行きでした。
穂高岳を間近に眺めたこともあって来年は穂高岳に決めました。