お気楽センセの授業だよ!
出席をとるよぉ、これぇ、自分の席にすわれー。


 さて、今年のお気楽は1年生の「国T」5単位(1週間に5時間・・・つまり毎日!)を2クラスと、2年生の「国U」教えることになりました。
 1年生も高校に入って本格的に古典に触れることになりますね。
 そんなわけで、お気楽が高校で、どんな古典の授業をやっているか、なつかし半分、冷やかし半分に見ていってやって下さい。


まず、出席をとります

生徒はなぜかみんなありマースと答えます。
こっちは人間を呼んでるわけで、物呼んでるんじゃないんですが、出席と同時に辞書を持ってきているか確認をとるので、こんな返事になってしまいます。
時々私は人間が居るか居ないか聞いてるの!と言ってみると、
あっ、人間も居ます。なんて慌てて言い直すものも居ます。(なかなか可愛いではないか)


そして授業です。



生徒は、プリントを持っています。
古文の本文が、でっかい字で打ち出してあるワープロ文書です。
はい、プリント開いてー
生徒ががさごそしている間にこっちは黒板に本文を書きます。
早くしないと、生徒が手持ち無沙汰になってしまうので大急ぎです。



生徒が準備するのはプリントだけではありません。私の古典の時間には、
4色以上のカラーペンが必須なのです。私は地理の教員ではありません。念のため。



初めは現代訳を作ります。作ると言っても、原文のわきにちょっと言葉を補ったり、今の言葉にないものの意味を書くだけです。これだけで十分意味が通るようになります。古文というものは平安時代ぐらい古いものでも語彙に関しては7割くらい今と共通しているのだそうです。
だから、残りの3割を補ってあげれば何とかなるんです。どの訳がどの
文に相当するのか一目で分かりますし、意訳になることがほとんどありませんので生徒にとってはかえってわかりやすいみたいです。



毎時間辞書を持ってこさせて使わないと、生徒から文句が出るので、必ず幾つか訳さずに置いておき、自分で調べさせます。言葉を補った後、黒板にあるとおりのやり方で日本語として変じゃないかを音読して確認した後、(教材研究の段階だと、変な日本語でも気づかないことがあるんです。)                                        
さあ!色ペンの出番です。
動詞は青形容詞は赤形容動詞は紫助動詞は黄色(黒板上の約束です)と、生徒は黒板を見ながらせっせと色分けします。色分けはだいたい黒板で私が先にして見せます。生徒に来させて書かせる時もあります。結構喜んでやっています。
1年生は助動詞には触れません。まあ
動詞がメインですね。



さて、次はご指名タイムです。色分けした品詞について、どんどん生徒に説明させます。「・・行〜活用@@形」「〜の助動詞・・・の@@形」を答えさせたり、「係り結びがあります。どこでしょう。」「『せ たまふ』が二カ所出てきました。最高敬語はどっち?」「『見る』の送りがなは『る』です。何行で活用してますか?」など・・・、一クラス中の生徒が必ず1回以上指されます「分かりません」という生徒は必ず居ますが分かるまで、これでもかとヒントを出して、結局みんな答えます。


四 
重要なポイントは、プリントに脚注スペースがあるのでそこに書かせます。書ききれない場合は、裏に書かせます。さあこれで一時間終わります。



生徒は、プリントを見て自分の一時間の成果(?)の美しさに満足します。いや、本当に。見せに来ますもん、「きれいでしょ」って。



 キーンコーンカーンコーン

「はいっ、今日はここまで!プリントなくさないでねー」

つづく

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