映画を安くみる方法 (Ver.4.61)

ご注意

2019年6月以降に料金改定を行った映画館があります。また今後も料金改定を予定している映画館もあります。このページの情報は2019-10-07現在のものです。

はじめに

ここでは、映画館で映画を見る際に一般料金よりも安く見る方法を、私の経験を元にまとめてあります。

2019-03-18にTOHOシネマズが一般料金の値上げを含む鑑賞料金の改定を発表しました。一般料金の改定は26年ぶりだそうです。これに追従するように松竹系東映系東急系のシネコンも値上げを発表し、2019-06-01鑑賞分から主要4系列のシネコンの一般料金が1900円となりました。単館系のいくつかの映画館もこれに追従する形で2019-06-01から料金を改定しました。

また、シネマサンシャインコロナワールドなどのシネコンの他、単館系の映画館も2019-07-01から料金改定を行いました。ユナイテッドシネマ(シネプレックス)も2019-07-19から料金改定を行っています。テアトルグループも2019-09-01から料金を改定しています。

一般料金が1900円になるというニュースが主に話題になっていますが、みなさんは映画館で映画を見る時に一般料金で見ていますか?私はそんな値段は払っていません。大抵の人もそうだと思います。

日本映画製作者連盟発表によると、2018年の平均入場料金は1315円です(2017年:1310円、2016年:1307円、2015年:1303円、2014年:1285円、2013年:1246円、2012年:1258円、2011年:1252円)。興行収入を入場者数で割った数字ですが、中高生が含まれているとはいえ、1800円で見ていた人は少数派のはずです。

今回の主要シネコンでの料金改定では各種サービスデーの鑑賞料金が値上げされました。すなわち、学生以外の人は100円の値上げと捉えてよいでしょう。大抵のシネコンでは、大人が通常料金で鑑賞できる最低価格は1000円となります(12月1日の映画の日)。いかにしてこの値段に近い価格で見ることができるか?できれば1300円以下で見ることを目標にしたいところです。

通常料金

まずは、通常料金を確認します。以下に示したのは全国的に一般的な料金だと思います。3D料金は別途まとめますので、以下は原則として2Dで見る場合の料金です。3D作品の場合は追加料金が必要となります。

今回の料金改定は一律ではなかったので、まだ値上げをしていない映画館もあります。映画館によって料金に差があることが明確になった状況と言えるでしょう。

区分 料金 補足
一般 1700円
〜1900円
シネコンではこのくらいですが、この料金では見てられません。最安では1500円のところがあります。
学生 1400円
〜1500円
大学生・高校生などは学生証を提示すると学生料金が適用されます。学生証を忘れると一般料金になってしまいます。専門学校の方は大学生と同じ扱いになるところが多いようです。平日と週末で料金が変わるところもあります。
高校生 1000円
〜1500円
最近は高校生は1000円というところが増えています。しかし、1500円のところもあります。こちらも、学生証を忘れると一般料金になってしまいます。
中学生・小人 900円
〜1000円
中学生以下3歳以上は、大抵の映画館で1000円です。3歳未満を対象に幼児料金(900円など)が設定される場合もあります。
シニア 1000円
〜1200円
60歳以上に適用されます。証明書が必要なところが多いです。
障がい者帳手をお持ちの方 1000円
〜1100円
同伴の方も同じ料金になります。同伴者は1名までのところと2名までOKな映画館もあります。

ミニシアター系では一般料金がもっと低いところもありますし、上記以外の区分が設けられている場合もありますので、見に行く映画館のホームページなどで確認してください。

いくつかの大学では、自治体運営の上映などにおいて、割引を受けることができる場合があります。

映画館を問わず作品によって特別料金が設定される場合もあります。一律で設定される場合や、高校生のみを対象にする場合などがあります。通常料金より安くなる場合もありますし、逆に高い料金が設定される場合もあります。このような場合はほかの割引は適用されないことが多いです。

イオンシネマでは「ハッピー55(G.G)」サービスにより、55歳以上の方は1100円です。

シネマボックス太陽では自衛隊、US NAVY の方は1400円です。

安い映画館に行く

近隣に複数の映画館があって、それぞれで同じ作品を上映しているのならば、料金の安い方を選択すればいいでしょう。ただし、上映環境は同じではありませんのであしからず。

2019-06-01以後、鑑賞料金の改定が確認できているのは以下の映画館です。


※ SMTグループには「MOVIX」の他、「丸の内ピカデリー」「新宿ピカデリー」「東劇」「大阪ステーションシネマ」「なんばパークスシネマ」が含まれますが、「大阪ステーションシネマ」「なんばパークスシネマ」ではSMT Membersのサービス対象外です。
※ T・ジョイ系列には「T・ジョイ」の他、「新宿バルト9」「横浜ブルク13」「こうのすシネマ」「梅田ブルク7」「広島バルト11」「鹿児島ミッテ10」が含まれます。
※ 東急系の映画館には、「109シネマズ」の他、「ムービル」が含まれます。

2019-07-01以降では、以下の映画館でも料金の改定が行われています。


※ 「YEBISU GARDEN CINEMA」は「ユナイテッドシネマ」の系列ですが、料金改定が行われるのは2019-09-06からです。

8月以降に料金改定があったのは以下の劇場です。


9月1日以降に料金改定があったのは以下の劇場です。


※ 「テアトルシネマグループ」は「テアトル」「ヒューマントラストシネマ」「シネ・リーブル」のつく劇場と「キネカ大森」「新所沢レッツシネパーク」が含まれます。
※ 「YEBISU GARDEN CINEMA」は「ユナイテッドシネマ」の系列です。

10月1日以降に料金改定されたのは以下の劇場です。


今後、料金改定を予定しているのは以下の劇場です。


しかしながら、シネコンの中ではイオンシネマや、メジャー系列でも「丸の内TOEI」「渋谷TOEI」などといったところは料金の改定を発表していません。

そのような映画館では、一般料金、サービスデーなどの価格が100円安いままということになります。行動範囲や、いつ誰と見に行くか、後述する割引が適用できるかなどの組み合わせによってトータルでの料金が変わってきます。各映画館の料金とサービス内容をきちんと確認しましょう。

割引を利用する

全国共通割引

映画館では多くの割引が利用できます。逆に言えば、割引を使用しないで見るのは割高で見ているのと同じことです。全国的に普及している割引には以下のものがあります。

ただし、作品によっては割引が利用できない場合もあります。3D作品は割引の対象にならない場合があります。また、窓口の購入のみが対象で、オンラインのチケット予約は出来ない場合もあります(逆もあります)。映画館のシステムを確認してください。

夫婦50割引

夫婦で2000円〜2800円

夫婦どちらかが50歳以上ならば割引が受けられるサービスです。2004年から始まった割引システムで2007年でキャンペーンは終了しましたが、多くの映画館で継続して行われています。2014年の増税前のまま二人で2000円というところから、最大では2800円のところもあります。シネコンの場合、2200円または2400円というところが多いです。

高校生友情プライス

同一作品を3人以上で見る場合、1人1000円または1100円

もともとは「高校生3人以上で同一時間の同一作品を見る場合、何人でも1人1000円」というものでした。その後、中学生や高専生が混じっていてもOKというところもでてきました。現在は、高校生・中学生とも1000円のところが多いので「高校生友情プライス」として実施しているところは減ってきています。高校生料金を1000円にしていない劇場では継続しているところが多いようです。

  • Tジョイ久留米: 高校生料金は1500円だが、高校生友情プライスだと1人1000円
  • 京成ローザ: 高校生料金は1300円だが、高校生友情プライスだと1人1000円
  • 岡谷スカラ座7: 高校生料金は1400円だが、高校生友情プライスだと1人1100円。中学生を含む。

団体割引

最近、団体割引を行っている映画館が増えてきています。まとまった人数(10人〜30人以上)の「団体」で事前に申し込むことにより、通常料金よりも200円〜500円程度安く鑑賞することができます。大手シネコンだけでなく、独立系の映画館でも利用できる場合があります。

制限事項があることが多いので、詳細については各映画館の案内をご確認ください。

その他の一般的な割引

割引券

最近は単体の割引券はあまり見かけないような気がしますが、割引券を使うと数百円安く見れます。雑誌や広告についていたり、栞などが割引券になっていたりもします。ただし、他の割引とは併用できない場合が多いです。

映画館が割引券(クーポン)を配っていることもあり、Webから印刷して持っていくと割引になるところもあります。映画館のホームページなどをチェックしてみてください。

雑誌・カードなどの提示による割引

映画関連雑誌、百貨店や金融機関の会員証やカードなどを提示することで割引をうけることができます。一度映画館のサイトで確認してみるといいと思います。

クレジットカードによる特典というのがありますが、私自身はあまりクレジットカードを使わないので、以下のサイトなどを参考にしてみてください。

また、クレジットカードではありませんが会員制のクーポンサービスなどで映画の割引が受けられる場合があります。

会員割引

会員制の映画館では、会員料金で見ることができます。ここでの「会員制」というのは、映画館が発行している会員証などを提示することで、鑑賞料金がいつでも割り引かれる形態のものを指しています。

会員制の映画館の例としては、新文芸坐フォーラムネットワークなど、シネコン以外の劇場に多く見られます。

シネコンでもユナイテッド・シネマの「クラブスパイス会員」などは常に割引を受けられます。

2014年5月からは全国のミニシアターで「会員相互割引サービス」が行われています。

ほかの割引

他にも「留学生割引」、「自衛隊割引」、「リピーター割引」などのシステムを導入している映画館もあります。

映画の半券で映画館が入っている施設の駐車場の割引を受けることができるところは多数あると思いますが、その反対で、駐車券を提示すると映画料金が割引になる「駐車場割引」というのもあります。

安いときに見る

安い時間に見る

レイトショー

1000円〜1400円くらい

オールナイトも含みます。多くのシネコンでは主に20:00過ぎに上映開始の作品を対象に鑑賞料金が引き下げられています。1300円または1400円のところが多くなりました。

  • まちポレいわき: 18:30以降かつ、各スクリーンの最終上映はレイトショー 一般1000円

モーニングショー

1100円〜1400円

平日の初回上映が一律で安い料金になっている場合があります。特定の曜日にのみ行っている映画館もあります。

  • イオンシネマの「ハッピーモーニング」: 平日朝10時台までに上映される作品が1300円
  • MOVIX(一部)の「モーニングファーストショー」:平日の午前中に上映開始する各作品、第1回目の上映回が1400円

その他の安くなる時間

平日の客入りの少ない時間帯などに安い料金を設定している映画館があります。

旧作を見る

シネコンで名画座的に旧作を上映している場合があります。この場合、新作とは別に安い料金が設定されている場合があります。

主に新作ではないムーブオーバーの作品を上映する映画館は、鑑賞料金が安かったり、入れ替え制ではなくそのまま見続けることができたりします。

安い日に見る

特定の日や曜日に1000円〜1200円で見ることができます。自由度は下がりますし、混雑もします。各映画館の料金を確認してください。

これらはオンライン予約でも適用されることが多いです。映画館のシステムを確認してください。

映画の日(12/1)

1000円 または 1100円

12月1日は1956年に当時の日本映画連合会によって定められた「映画の日」です。大抵の映画館では1000円または1100円で鑑賞できます。

映画サービスデー(毎月1日)

1000円〜1200円

毎月1日を「映画サービスデー」として1100円 または 1200円としているところが多数あります。1000円のところもあります。「映画の日」である12月1日だけ1000円にしているところもあります。

レディースデー(毎曜日)

1000円〜1200円

全国的にレディースデーというのが普及してます。水曜日の場合が多いですが、別の曜日に設定している映画館もあります。1100円または1200円のところが多いですが、1000円のところもあります。

メンズデー(毎曜日)

1000円〜1200円

レディースデーに対抗して、メンズデーを設定している映画館がありますが、こちらは少数です。料金はレディースデーと同じことが多いです。

映画館のサービスデー

1100円〜1200円

毎月特定の日や曜日のサービスデーです。たとえば、TOHOシネマズは毎月14日、109シネマズでは毎月10日、などです。

映画館 サービスデー 料金
TOHOシネマズ 14日 1200円
松竹マルチプレックスシアターズ(SMT/MOVIX) 20日 1200円
109シネマズ 10日 1200円
イオンシネマ ハッピーマンデー(月曜)
(一部劇場ではサンクスデー(水曜))
1100円
シネマサンシャイン 15日 1200円
テアトルシネマグループ 水曜サービスデー 1200円
チネチッタ 23日 1100円
シネマート 25日 1000円

他に安く見れる日

109シネマズでは2016-07-22から毎月22日をそれまでの「カップルデイ」を「ペアデイ」へと変更し、男女問わず2人なら割引となりました。現在は2人で2400円となります。

「誕生日割引」「誕生月割引」を行っている映画館もあります。会員向けですが「誕生日クーポン」などを発行しているところもあります。

安いチケットを手に入れる

前売券を買う

当日一般料金は1800円前後ですが、前売券を購入すれば大体1400円〜です。前売券には「劇場指定」のものがあります。この場合、券に記載された映画館以外では無効になってしまいますので注意しましょう。安く見るという目的からはもっと安く見れる方法がありますが、前売券は安いだけでなくノベルティグッズがついている場合があります。

前売券は、通常は上映劇場の窓口で購入します。特にノベルティを期待する場合は、ほとんどがこちらです。単に前売券が欲しい場合は、オンラインチケットショップ、コンビニの端末などでも全国共通前売券を購入することができます。オンラインで購入した場合、デジタル特典映像などが付いている場合もあります。

従来、前売券はオンラインの座席指定ができないという問題がありましたが、座席指定ができる前売券である「ムビチケ」というシステムが登場しました。対応劇場もかなり増えています。従来の前売券に相当する「ムビチケカード」と、購入に必要な番号だけが届く「ムビチケオンライン券」、コンビニで購入・発行できる「ムビチケコンビニ券」があります。オンライン券は Amazon.co.jp でも購入することもできます。

「ムビチケカード」には、従来の前売券同様、どこでも使える「全国券」と指定劇場のみで使える「劇場券」があります。また「事前にインターネットで座席指定」できる映画館と「当日、劇場で座席指定」する映画館がありますのでご注意を。「対応劇場」をご確認ください。

「ムビチケ」は基本的には前売券ですので、公開日以降は購入できません。「ムビチケオンライン券」は公開日前日の23:59まで購入が可能です。しかし、2019-07-09から「ムビチケ当日券」が始まりました。各種ポイントでの決済が可能ですが、クレジットカード決済の場合は劇場での一般料金よりも高くなってしまうケースもありますのでご注意ください。

共通券・回数券などを買う

シネコンが出している共通券、単館・映画館グループで利用できる回数券などがあります。

共通券

共通券は、作品無指定、有効期間付の前売券のようなものです。大人券と子供券が別の場合もあります。劇場以外でも、近隣のコンビニ、金券ショップなどで購入することができます。また、法人向けにまとめて販売している場合もあり(「団体鑑賞券」「特別鑑賞券」などと呼ばれます)、労働組合などを通じて購入できる場合もあります。券面記載の定価よりも安く購入できる場合が多いです。大体、1200円〜1500円で入手できます。

TOHOシネマズの「TCチケット/TCクーポン」も共通券の類ですが、こちらはvitでのオンライン予約が可能です。

特別興行・オールナイトには使用できない場合があります。また、3D上映作品は別途差額の支払いが必要になります。3D作品の鑑賞には使用できない場合もあります。

作品によっては使用できない場合もあります。

定価通りの共通券は、オンラインで購入してコンビニ発券、またはコンビニの端末で直接購入できます。ポップコーンなどのプレゼントが付いている場合もあります。

回数券

「共通券」と同じようなものですが、どちらかというと単館系の複数の映画館で共通に使えます。特定の映画館において、割安に見れるものもあります。「共通券」が1枚から購入できるのとは違い、「回数券」は複数枚セットになっているものを言います。

金券ショップで買う

前売券を買う

前売券というのは、通常は公開前までに販売するもののことを言います。ですので、映画館の窓口では公開後には前売券は販売していません。しかし、さまざまな理由により前売券が金券ショップに流れて安く販売されていることがあります。価格は1300円〜1500円と通常の前売り料金と同じ場合が多いですが、1000円〜1200円などで売られている場合もあります。公開後も販売しているので、上映終了が近づいていたり、人気のない作品の場合、価格が下がることがあります。私自身の経験では、最安で50円というケースがありました。前売券が流れている都合から、劇場指定のものがありますので注意しましょう。目的の劇場そばの金券ショップをチェックしてみましょう。

共通券を買う

前述の「共通券」が、金券ショップでも売られている場合があります。目的の作品の前売券がない場合はこちらが便利ですし、券面の価格よりも安く販売しているところもあります。ただし、作品によっては使用できない場合もあります。また、前もって買う場合は、使用期限に注意しましょう。

株主優待券を買う

映画館、映画配給会社などの株主に配布される「株主優待券」というものがあります。簡単にいえば、株主に配られる招待券です。株価には興味があるが映画には興味がない株主などから、これらが金券ショップに流れ、前売券よりも安い価格で売られていることがあります。

系列の映画館において、1枚(2枚必要な場合もあり)で1作品を鑑賞できます。通常は経営上の系列映画館で有効であり、配給作品に対して有効なわけではありません。しかし、共同資本のシネコンの場合、配給作品に限定される場合があります。また、混雑時や土日に利用できない場合があるなど、制限事項がある場合があるので注意しましょう。詳細は券の裏面などに記載されています。

最近の事情はあまり詳しくないのですが、単なる金券とみなされて差額(数百円)を払う必要がある場合などもあるようです。

ネットから買う

コロナシネマワールド」では、インターネット座席予約「totta!」を使用すると、一般料金が窓口で購入するよりも300円安くなります。

イオンシネマ」ではイオンカードを持っている人が登録した「暮らしのマネーサイトMyPage」内の専用サイトから購入することで常に1000円となります。

タダで見る

ポイントをためる

作品を鑑賞したことにより発生するポイントシステムを採用している映画館が多くあります。○回見ると1回無料、○ポイントためるとサービスと交換、などです。回数や引き換えのサービスについては、映画館によって異なります。

シネコンのサービスについては後述します。

試写会を狙う

以前はハガキなどでの応募の必要がありましたが、最近はネットで申し込めたりします。ただし、抽選であることがほとんどであるのと、日時・場所が限定されること、映画館以外のホールなどで行われる場合には暗さや音響が不十分であることなど、デメリットとなる部分が少なくありません。しかし、逆にゲストが登場したり、スポンサーの粗品がもらえたりということがあります。

地方の県庁所在地などの場合、テレビ局が主催で試写会が開催されることが多いので、地方局のWebサイトなどをチェックしていると情報が得られるでしょう。東京近辺の場合は、映画情報サイトなどをチェックしましょう。

関係者になる

映画館のアルバイトから、本格的には映画制作にかかわる仕事まで。タダで見れる場合もあります。

映画館でバイトする

昔は映写技師の方がフィルムチェックのための試写を行っていました。映写担当になれば、その際に見ることができたりしました。最近はデジタル上映が増えてきているので、フィルムチェックという作業があるのか分かりませんが、再生確認はするんじゃないかと思います。その仕事をやらせてくれるかどうかはわかりませんが・・・。

また、制限はありますが無料で見れたり、社割で安く見れたりすることもあるようです。

関連団体の会員になる

映画関連団体の会員証を提示するとシニア料金などで見れるという特典があります。年間数十本は見るという人は検討する価値があるでしょう。

たとえば、「映像三団体連絡会」(「日本俳優連合」「日本映像職能連合」「映画演劇関連産業労組共闘会議」)傘下の団体では、通称「AV3カード」という会員証を提示することで多くの映画館で1100円で鑑賞できます。ただし、一般の人には入会条件が合致しない、推薦者が必要、など敷居が高いことが多いのと、各団体の会費が比較的高いので、映像業界関係者の方以外にはおすすめしません。

私が利用しているのは「日本映画テレビ技術協会」です。こちらの個人会員の会員資格は「本会の目的及び事業に関心を持つ個人」なのでかなりの人があてはまります。会員証を提示することで、指定都道府県の映画館においてシニア料金(主に1100円または1200円)で鑑賞できます。入会金5000円、年会費15000円、会員証発行費1000円です。(「学生会員」もあり入会金1000円、年会費5000円、会員証発行費500円)

極めつけは「日本アカデミー賞協会」の会員になることです。日本アカデミー賞協会会則の IV-2-(ロ)により、会員証を提示することで主要劇場において無料で鑑賞できます。これになるには上記の「映像三団体」傘下の特定団体の会員である必要があったり、推薦が必要だったりするので、一般人には縁のないところです。

映画館以外で見る

映画は大きなスクリーンと整った音響設備で見るのが醍醐味と思っていますので、DVDやBlu-rayをレンタルしてきたり、オンデマンド配信で自宅で見るという話ではありません。

いわゆる「映画館」として営業しているところ以外でも映画の上映会などが行われます。上映することが主目的で営利を上げることが目的ではない場合が多いため、鑑賞料金が格安だったり、無料だったりということがあります。そのかわり、最新作を鑑賞できるケースは少ないです。

多目的ホールなどで行われることが多いと思いますが、会場によってはきちんとDCPやサラウンドに対応できるところがあります。そのような会場での上映の場合、映画館で見るのと遜色のない鑑賞が可能です。

3D作品を安く見る

今のところ、3D作品の最低鑑賞料金は1300円です。基本的には基本料金に差額を300円から400円プラスするという形になりますが、一部の劇場では固定料金となっています。主なシネコンでの3D作品の一般料金は以下の通りです。(各系列の全ての映画館が同じ料金であるとは限りません)

映画館 一般料金 内訳 メガネ持参による割引
TOHOシネマズ 2300円 鑑賞料金+400円 ○100円引き
松竹マルチプレックスシアターズ(SMT/MOVIX) 2300円 鑑賞料金+400円 なし
T JOY 2300円 鑑賞料金+400円 品川のみメガネ持参は+300円
109シネマズ 2300円 基本的に固定 なし
イオンシネマ 2100円 鑑賞料金+300円 3Dメガネ代は別途100円
シネマサンシャイン 2200円 鑑賞料金+400円 ○100円引き
ヒューマックスシネマ 2200円 鑑賞料金+300円 なし
ユナイテッド・シネマ 2200円 鑑賞料金+400円 3Dメガネ持参の場合は+300円。
鑑賞料金+300円のところもあり。
コロナシネマワールド 2100円 鑑賞料金+300円 3Dメガネ代は別途150円

映画館を選ぶ

上の表を見て分かるとおり、3D鑑賞料金には映画館ごとに差があります。安く見るためのポイントは以下の点です。

  1. 3D料金が固定か?差額の追加でよいか?
  2. 差額でOKの場合、どのような鑑賞券・割引が利用できるか?
  3. 3Dメガネを持参すると割引きがあるか?

近隣に複数の映画館がある場合、3D料金が安いところを選ぶということになります。一般料金と学生料金を比較した場合、学生料金だと安くなる映画館もありますので、学生の場合や、家族で一緒に行く場合などはどこの映画館が安くなるかを確認する必要があります。

通常料金からの差額でよい場合、前売券、共通券、その他の割引などとの併用が可能かどうか、などを確認する必要があります。前売券や共通券が利用できる場合、それらを安く手に入れることがそのまま3D料金の安さにつながります。

さらに、3Dメガネを持参すると100円安くなる映画館があります。多くの映画館では MasterImage という方式が採用されていますが、この方式は RealD 方式や LG などの家庭用3Dテレビと互換性がありますので、それらのメガネがそのまま利用できます。XpanDやDolby3Dなどを採用している映画館は3Dメガネは貸し出しなので持ち帰りできません。

一般的に3D作品を安く見る方法としては、レイトショーで差額の3D料金を払うというのが無難な方法です。また、最も安くなるのは、映画の日にメガネ持参で1300円で見る、ということになります。

シネコンで見る

各シネコンの割引についてまとめてみました。系列のポイントカードなどでお得に見ることがでます。通常料金については系列の全ての劇場が同じ料金であるとは限りません。

2019-06-15現在の料金です。

映画館 ポイントシステム 一般料金 大学生 高校生 中学生以下 シニア ファーストディ レディースディ レイトショー 夫婦50割引 3D料金 その他
TOHOシネマズ シネマイレージ 1900円 1500円 1000円 1000円 1200円 1200円 水曜
1200円
1300円 2400円 +400円
メガネ割引あり
※1
松竹マルチプレックスシアターズ(MOVIX) SMT Members 1800円
〜1900円
1500円 1000円 1000円 1200円 1200円 水曜
または火曜
1200円
1400円
〜1500円
(※2)
2400円
(※2)
+400円 ※2
T JOY KINEZO 1800円 1500円 1000円 1000円
/900円
1200円 1200円 水曜
1200円(※3)
1400円
(※3)
2400円 +400円 ※3
109シネマズ シネマポイントカード 1800円
〜1900円
1500円 1000円 1000円
/900円
1200円 1200円 水曜
1200円
1300円 2400円 2200円/2300円 ※4
イオンシネマ - 1500円
〜1800円
1300円
〜1500円
1000円
〜1500円
1000円
/900円
※5
(55歳以上)
1100円
1100円 なし 1300円 2200円 +300円
(メガネ別)
※5
シネマサンシャイン シネマサンシャインリワード 1800円 1300円
/1500円
1000円 1000円 1200円 1200円 水曜
1200円
1400円 2400円 +400円
/+300円
※6
ヒューマックスシネマ - 1900円
/1800円
1500円 1000円
/1300円
1000円 1200円
/1100円
1200円
/1100円
水曜
1200円
/1100円
1400円 2400円
/2200円
+300円
ユナイテッド・シネマ
/シネプレックス
クラブスパイスメンバーズカード 1700円
/1800円
1400円
/1500円
1000円 900円
/1000円
1200円 1200円 水曜
1200円
1400円 2400円 +400円
メガネ割引あり
※7
コロナワールド コロナッチョカード 1800円 1400円
/1500円
1000円 900円
/1000円
1200円
/1100円
1200円
/1100円
金曜
(水曜)
1200円
/1100円
1100円
〜1400円
2200円
〜2400円
+300円
メガネ別150円
※8
テアトルシネマグループ TCGメンバーズカード 1800円 1500円 1000円 900円
1000円
1200円 1200円 なし なし 2400円 +400円 ※9
映画館 ポイントシステム 一般料金 大学生 高校生 中学生以下 シニア ファーストディ レディースディ レイトショー 夫婦50割引 3D料金 その他

現金以外でチケットを手に入れる

ポイントやマイルを使う

購入価格が安くなるわけではありませんが、他で貯めたマイルやポイントで購入・決済できる場合があります。

TOHOシネマズ、109シネマズ、ユナイテッドシネマでは「楽天スーパーポイント」によるオンライン決済が可能です。

イオンシネマでは、JALマイレージバンクの10000マイルと映画鑑賞チケット8枚とを交換できます。

T-JOY 系などで導入されている「KINEZO」では「U-NEXTポイント決済」が可能です。また、U-NEXTポイントを割引クーポンと交換することもできます。

また、先に述べた「ムビチケオンライン券」は Amazon.co.jp で購入できるので、ギフト券やポイントを利用することができます。チャージタイプ Amazonギフト券をプライム会員が購入するとそれなりのポイントがつきます。

ムビチケ当日券」は楽天ペイのポイントが使えます。8月からは「映画GIFT」を介することでANAマイレージクラブとTポイントが使用できるようになります。ただし、料金は当日一般1900円のため、鑑賞料金としては割高になる場合があるので注意してください。

各種追加料金

IMAX DIGITAL

現在、デジタル方式のIMAXは3種類存在します。鑑賞料金的にはレーザー方式とプロジェクタ方式に分けて考えられます。現在のところ109シネマズの「IMAXレーザー」と「IMAXレーザー/GTテクノロジー」を導入している劇場は、従来の「IMAX DIGITAL」の劇場の鑑賞料金より200円高くなっています。

大抵のところが鑑賞料金からの差額を追加という形になっていますが、割引サービスとの併用が可能かどうかは各シネコンのサイトでご確認ください。以下の料金は一般鑑賞料金での例です。

一般劇場用の作品前売券を使用可能なことが多く、その場合は、券面記載額からの差額を支払えばOKです。

IMAX DIGITAL の3Dメガネも、最近は持ち帰りができるところが出てきました。そういうところでは、次回メガネを持参すると100円引きになるところもあります。IMAX DIGITAL と IMAXレーザー の3D方式は RealD や MasterImage とは互換性がありませんのでご注意を。

映画館 2D料金 3D料金 備考
TOHOシネマズ 鑑賞料金+500円 2D料金+400円
(+3Dメガネ代100円)
3Dメガネ持参の場合はメガネ代不要
T JOY 鑑賞料金+500円 鑑賞料金+900円 3Dメガネ持参の場合は鑑賞料金+800円
109シネマズ (一般) 通常:2300円
レーザー:2500円
(一般) 2700円
レーザー:2900円
基本的に固定料金。
前売券の場合、差額で対応。
イオンシネマ 鑑賞料金+400円 鑑賞料金+800円(メガネ付) 3Dメガネ持参の場合は100円引き
シネマサンシャイン 鑑賞料金+400円 鑑賞料金+700円 3Dメガネ代100円別
ヒューマックスシネマ (一般) 2400円 鑑賞料+300円 3Dメガネ代100円別
ユナイテッド・シネマ 鑑賞料金+500円 鑑賞料金+900円 3Dメガネ代込み。
持参の場合はメガネ代100円が不要
USシネマ 鑑賞料金+500円 鑑賞料金+800円 3Dメガネ代200円別
福山エーガル8シネマズ 鑑賞料金+400円 鑑賞料金+800円 一般料金は1800円

Dolby ATMOS/Dolby Cinema/dts-X/BESTIA

Dolby ATMOS は天井にもスピーカーが設置されているなど、立体音響を提供するための規格です。また、Dolby Cinema は音響に Dolby ATMOS を、映像には Dolby Vision を採用した、シアターデザインを含む規格です。

2019-06-10現在、Dolby ATMOS での上映の場合、TOHOシネマズ、TJOY、シネマサンシャイン、ミッドランドスクエア、USシネマでは追加料金がかかります。イオンシネマ、アースシネマズ、では追加料金は必要ありません。

dts-X は Dolby ATMOS と同様のオブジェクトベースの音響システムで、スピーカーシステムとして はDolby ATMOS と同じ機材を使用できます。dts-X を導入している中で追加料金が必要なのはシネマサンシャイン下関のみで、+100円となっています。

BESTIA はレーザープロジェクションと3D音響を採用したシネマサンシャイン姶良のシアターです。音響システムとしてはdts-Xを採用しており、200円の追加料金が必要となります。

3D作品の場合は追加の3D料金がかかります。

映画館 Dolby ATMOS 追加料金 Dolby CINEMA 追加料金 dts-X 追加料金
TOHOシネマズ 鑑賞料金+100円
または+200円
- -
松竹マルチプレックスシアターズ(MOVIX) - 鑑賞料金+500円 -
T JOY 鑑賞料金+200円 鑑賞料金+500円 -
イオンシネマ 不要 - -
シネマサンシャイン 鑑賞料金+200円 - 鑑賞料金+100円
BESTIAの場合+200円
アースシネマズ姫路 不要 - 不要
ミッドランドスクエア シネマ 鑑賞料金+200円 - -
USシネマ 鑑賞料金+100円 - -
Cinema Chupki Tabata 不要 - 不要
スターシアターズ 不要 - -

その他の大型スクリーン・音響システムとしては、TOHOシネマズの「TCX」、イオンシネマの「ULTIRA」、USシネマの「ADMIX」などがあります。これらは、各映画館が独自に決めた規格と名称です。

4DX, MX4D, D-BOX

座席が揺れたり、各種効果があったりという体感型のシートについては、TOHOシネマズの一部の劇場で鑑賞料金に1200円プラス、シネマサンシャインのグランドシネマサンシャインは1100円プラス、ほかのところは1000円プラスという状況です。3D作品の場合は別途3D料金がプラスとなります。

シネマサンシャインでは2018-12-14から4DXの高校生以下の追加料金が半額(500円)になっています。期間限定とのことですが終了日は未定です。

ScreenX

ScreenXは左右にスクリーンを追加した3面スクリーンでの上映形式です。2019-06-16現在、日本国内で導入しているのはユナイテッドシネマとシネマサンシャインのみで、追加料金は、ユナイテッドシネマは700円、シネマサンシャインは500円となっています。

まとめ:シネコンで安くみるには

以下はあくまでも「シネコン」で、の話です。まだサービスデーの料金が1000円のところは多数あります。

1000円で映画を見るには