このエントリーを含むはてなブックマーク

映画を安く見る方法

2014-04-01に消費税率が上がるため、各劇場での料金改定があります。4月以降に確認の上まとめ直します。(2014-03-20)

各館の対応はほぼ同様で、 ということで、いままで割引で見ていた人は基本的に100円高くなります。 大手映画館の案内はこちら。他の映画館も同様のところが多いようです。

気がついたら1年以上放置していたので、リンク切れなどが出ていましたので見直しました。そこそこアクセスがあるようですし。

映画館で映画を見る際に一般料金よりも安く見る方法を、私の経験を元にまとめてあります。

みなさん、映画館で映画を見る時にいくら払っていますか?1800円ですか?

日本映画製作者連盟発表によると、2012年の平均入場料金は1258円です(2011年は1252円でした)。興行収入を入場者数で割った数字ですが、中高生が含まれているとはいえ、1800円で見るというのは高いということを認識してください。安く見る方法はいろいろあるのです。

通常料金

まずは、通常料金を確認します。以下は全国的に一般的な料金です。3D料金は別途まとめますので、2Dの作品の料金です。

区分 料金(円) 備考
一般 1800 この値段よりも安くする方法を考えます。
学生 1500 高校生・大学生などは学生証を提示すると一般料金よりも300円程安くなります。学生証を忘れると一般料金になってしまいます。
中学生・小人 1000 中学生以下、3歳以上は1000円です。「幼児特別料金」が設定される作品もありますし、小人料金が別に設定されている場合もあります。
シニア 1000 60歳以上は1000円です。こちらは証明書が必要なところと必要ないところがあります。
障がい者手帳をお持ちの方 1000 同伴の方も1000円になります。同伴者は2名までOKな映画館もあります。

一般料金が1800円ではないところもありますし、その他の区分が設けられている場合もあります。劇場のホームページなどで確認しましょう。

TOHOシネマズは2013-06-01より、高校生料金を1000円に改定しました。

また、作品によっては一律の特別料金が設定される場合があります。

割引を利用する

全国共通割引

映画館では多くの割引が利用できます。逆に言えば、割引を使用しないで見るのは割高で見ているのと同じことです。全国的に普及している割引には以下のものがあります。

ただし、作品によっては割引が効かない場合もあります。3D作品は割引の対象にならない場合があります。また、窓口の購入のみが対象で、オンラインのチケット予約は出来ない場合もあります。劇場のシステムを確認してください。

  料金 備考
夫婦50割引 夫婦で2000円 夫婦どちらかが50歳以上ならば2人で2000円というシステムです。2004年から始まった割引システムで2007年でキャンペーンは終了しましたが、多くの映画館で継続して行われています。
高校生友情プライス 高校生3人以上であれば1人1000円 2009年6月30日までのキャンペーンでしたが、そのままこのサービスを継続している映画館があります。3人以上の高校生グループであれば何人でも1人1000円です。

団体割引

最近、団体割引を行っている映画館が増えてきています。まとまった人数(10人〜30人以上)の「団体」で事前に申し込むことにより、通常料金よりも200円〜500円程度安く鑑賞することができます。大手シネコンだけでなく、独立系の劇場でも利用できる場合があります。

制限事項があることが多いので、詳細については各劇場の案内をご確認ください。

例)

その他の一般的な割引

  備考
割引券 最近は単体の割引券はあまり見かけないような気がしますが、割引券を使うと数百円安く見れます。雑誌や広告についていたり、しおりなどが割引券になっていたりもします。
雑誌・カードなどの提示による割引 映画関連雑誌、映画館の系列の百貨店や金融機関の会員証やカードなどを提示することで割引をうけることができます。
例)チネチッタの場合
会員割引 会員制の劇場では、会員料金で見ることができます。
例)新文芸坐フォーラムネットワーク、など、シネコン系列以外の劇場に多く見られます。
また、シネコン系列でもポイントサービスなどと併用して、割引サービスを設定しているところがあります。

他にも、「カップル割引」、「留学生割引」などを設定している劇場もあります。

また、「半券割引」、「リピーター割引」などのシステムもあります。

安いときに見る

安い時間に見る

時間帯   備考
レイトショー 1200円 オールナイトも含みます。多くのシネコンでは21:00前後に上映開始の作品を対象に、鑑賞料金が引き下げられています。1300円のところもあります。
モーニングショー 初回上映が一律で安い料金になっている場合があります。

平日の昼間など、客入りの少ない時間帯に安い料金を設定している劇場があります。
例)新宿バルト9の「シネマチネ」など。

シネコンで名画座的に旧作を上映している場合があります。この場合、新作とは別に安い料金が設定されている場合があります。
例)TOHOシネマズの「午前十時の映画祭」、など。

安い日に見る

特定の日や曜日に1000円で見ることができます。自由度は下がりますし、混雑もします。1000円ではないところもありますので、各劇場の料金を確認してください。

オンライン予約でも適用されることが多いです。劇場のシステムを確認してください。

対象 料金 備考
映画の日(12/1) 1000円 12月1日は映画の日で、大抵の映画館は一律1000円で鑑賞できます。
映画サービスデー(毎月1日) 1000円 毎月1日を「映画サービスデー」として1000円としているところが多数あります。
レディースデー(毎曜日) 1000円 全国的にレディースデーというのが普及してます。水曜日の場合が多いですが、別の曜日に設定している映画館もあります。
メンズデー(毎曜日) 1000円 レディースデーに対抗して、メンズデーを設定している映画館がありますが、こちらは少数です。
映画館のサービスデー 1000円 たとえば、TOHOシネマズは毎月14日、109シネマズでは毎月10日、などです。

「誕生月割引」を行っている劇場もあります。

安いチケットを手に入れる

前売券を買う

当日一般料金は1800円ですが、前売券を購入すれば1300〜1500円です。前売券には「劇場指定」のものがあります。この場合、券に記載された映画館以外では無効になってしまいますので注意しましょう。前売券は安いだけでなくノベルティグッズがついている場合もあります。

通常は上映劇場の窓口で購入します。ノベルティを期待する場合は、ほとんどがこちらです。単に前売券が欲しい場合は、オンラインチケットショップ、コンビニの端末などでも全国共通前売券を購入することができます。オンラインで購入した場合、デジタル特典映像などが付いている場合もあります。

従来、前売券はオンラインの座席指定ができないという問題がありましたが、昨年から「ムビチケ」というシステムが登場しました。対応劇場も徐々に増えてきています。

共通券・回数券などを買う

シネコンが出している共通券、単館・映画館グループで利用できる回数券などがあります。

共通券

作品無指定、有効期間付の前売券のようなものです。大人券と子供券が別の場合もあります。劇場近隣のコンビニ、金券ショップなどで購入することができます。また、法人向けにまとめて販売している場合もあり(「団体鑑賞券」「特別鑑賞券」などと呼ばれます)、労働組合などを通じて購入できる場合もあります。券面記載の定価よりも安く購入できる場合が多いです。大体、1200円〜1500円で入手できます。

特別興行・オールナイトに使用できない場合があります。また、3D上映作品は別途差額の支払いが必要になります。3D作品の鑑賞には使用できない場合もあります。

作品によっては使用できない場合もあります。

定価通りの共通券は、オンラインで購入して、コンビニでも発券できます。ポップコーンなどのプレゼントが付いている場合もあります。

映画館 価格 取扱
TOHOシネマズ    
MOVIX    
109シネマズ    
ワーナー・マイカル・シネマズ 1600円 ローソンチケット
サークルKサンクス
ユナイテッド・シネマ 1200円〜1800円 ローソンチケット
サークルKサンクス
コロナシネマワールド 800円〜1500円 ローソンチケット
サークルKサンクス
シネマイクスピアリ 1600円 サークルKサンクス
イオンシネマ 1600円 サークルKサンクス
川崎チネチッタ 1600円 サークルKサンクス

回数券

「共通券」と同じようなものですが、どちらかというと単館系の複数の劇場で共通に使えます。特定の劇場において、割安に見れるものもあります。「共通券」が1枚から購入できるのとは違い、「回数券」は複数枚セットになっているものを言います。

金券ショップで買う

前売券を買う

前売券というのは、通常は公開前までに販売するもののことを言います。ですので、劇場窓口では公開後には前売券は販売していません。そのため、前売券の売れ残りなどが金券ショップに流れて安く販売されていることがあります。価格は1300円〜1500円と通常の前売り料金と同じ場合が多いですが、1000円〜1200円などで売られている場合もあります。また、上映終了が近づいていたり、人気のない作品の場合、価格が下がることがあります。私自身の経験では、最安で50円というケースがありました。前売り券が流れている都合から、劇場指定のものがありますので注意しましょう。目的の劇場そばの金券ショップをチェックして見ましょう。

共通券を買う

前述の「共通券」が、金券ショップでも売られている場合があります。目的の前売り券がない場合はこちらが便利ですし、券面の価格よりも安く販売しているところもあります。ただし、作品によっては使用できない場合もあります。また、前もって買う場合は、使用期限に注意しましょう。

株主優待券を買う

映画館、映画配給会社などの株主に配布される「株主優待券」というものがあります。簡単にいえば、株主に配られる招待券です。株価には興味があるが映画には興味がない株主などから、これらが金券ショップに流れ、前売り券よりも安い価格で売られていることがあります。

系列の映画館において、1枚(2枚必要な場合もあり)で1作品を鑑賞できます。通常は経営上の系列映画館で有効であり、配給作品に対して有効なわけではありません。しかし、共同資本のシネコンの場合、配給作品に限定される場合があります。また、混雑時や土日に利用できない場合があるなど、制限事項がある場合があるので注意しましょう。詳細は券の裏面などに記載されています。

最近の事情はあまり詳しくないのですが、最近は単なる金券とみなされて差額(数百円)を払う必要がある場合などもあるようです。

タダで見る

ポイントをためる

ポイントシステムを採用している映画館が増えています。○回見ると1回無料、○ポイントためるとサービスと交換、などです。回数や引き換えのサービスについては、劇場によって異なります。

試写会を狙う

以前はハガキなどでの応募の必要がありましたが、最近はネットで申し込めたりします。ただし、抽選であることがほとんどであるのと、日時・場所が限定されること、映画館以外のホールなどで行われる場合には暗さや音響が不十分であることなど、デメリットとなる部分が少なくありません。しかし、逆にゲストが登場したり、スポンサーの粗品がもらえたりということがあります。

地方の県庁所在地などの場合、テレビ局が主催で試写会が開催されることが多いので、地方局のWebサイトなどをチェックしていると情報が得られるでしょう。東京近辺の場合は、映画情報サイトなどをチェックしましょう。

関係者になる

映画館のアルバイトから、本格的には映画制作にかかわる仕事まで。タダで見れる場合もあります。

映画館でバイトする

映写技師のバイトになるのが確度が高いでしょう。映画館でフィルムをかけるお仕事です。資格はいらないのでバイトでもなれると思います。フィルムチェックのための試写を行うはずですので、そのときに見れます。最近はデジタル上映が増えてきているので、フィルムチェックという作業があるのか分かりませんが、再生確認はするんじゃないかと思います。その仕事をやらせてくれるかどうかはわかりませんが・・・。

関連団体の会員になる

映画関連団体の会員証を提示すると1000円で見れるという特典があります。年間数十本は見るという人は検討する価値があるでしょう。

たとえば、「映像三団体」(「日本俳優連合」「日本映像職能連合」「映画演劇関連産業労組共闘会議」)傘下の団体では、通称「AV3」という会員証を提示することで多くの映画館で1000円になります。ただし、一般の人には入会条件が合致しない、推薦者が必要、など敷居が高いことが多いのと、各団体の会費が比較的高いので、映像業界関係者の方以外にはおすすめしません。

私が利用しているのは「日本映画テレビ技術協会」です。こちらの賛助会員の会員資格は「本会の目的及び事業に関心を持つ個人の方」なのでかなりの人があてはまります。会員証を提示することで、指定都道府県の映画館において割引料金(1000円)で鑑賞できます。今年度から、年会費15000円、会員証発行費1000円になりました。

参考までに

年間の累積料金が逆転します。

極めつけは「日本アカデミー賞協会」の会員になることです。会員証を提示することで主要劇場において無料で鑑賞できます。ま、これになるには上記の「映像三団体」傘下の特定団体の会員である必要があったり、推薦が必要だったりするので、一般人には縁のないところです。

3D作品を安く見る

今のところ、3D作品の最低鑑賞料金は1300円が目安です。3D作品の一般料金は以下の通りです。(各系列の全ての劇場が同じ料金であるとは限りません)

劇場 一般料金(円) 内訳 メガネ持参による割引
TOHOシネマズ 2200 通常鑑賞料金(1800円)+400円 ○100円引き
MOVIX 2200 通常鑑賞料金(1800円)+3D料金(300円)(+3Dメガネレンタル代(100円))
109シネマズ 2200 基本的には通常鑑賞料金+400円 なし
ワーナー・マイカル・シネマズ 2100 鑑賞料金+300円(+3Dメガネ代(100円))
ユナイテッド・シネマ 2000 前売券の場合+400円 ○100円引き
コロナシネマワールド 2200 鑑賞料金+3D料金(300円)+(+3Dメガネ代(100円))
シネマイクスピアリ 2200 前売券の場合+400円 ○100円引き
イオンシネマ 2100 通常料金+300円 なし?
T JOY 2000 前売券の場合+300円 なし?

劇場を選ぶ

上の表を見て分かるとおり、3D鑑賞料金には劇場ごとに差があります。安く見るためのポイントは以下の点です。

  1. 3D料金が固定か?差額の追加でよいか?
  2. 差額でOKの場合、どのような鑑賞券・割引が利用できるか?
  3. 3Dメガネを持参すると割引きがあるか?

近隣に複数の劇場がある場合、3D料金が安い劇場を選ぶということになります。一般料金と学生料金を比較した場合、学生料金だと安くなる劇場もありますので、学生の場合や、家族で一緒に行く場合などはどこの劇場が安くなるかを確認する必要があります。

通常料金からの差額でよい場合、前売券、共通券、その他の割引などとの併用が可能かどうか、などを確認する必要があります。前売券や共通券が利用できる場合、それらを安く手に入れることがそのまま3D料金の安さにつながります。

さらに、3Dメガネを持参すると100円安くなる劇場があります。最近はほとんどが masterImage という方式が採用されていますが、この方式は RealD 方式や LG などの家庭用3Dテレビと互換性がありますので、それらのメガネがそのまま利用できます。

一般的に3D作品を安く見る方法としては、レイトショーで差額の3D料金を払うというのが無難な方法です。メガネを持参すれば1500円で見ることができるはずです。また、最も安くなるのは、サービスデーなどで1000円で見れる日にメガネ持参で1300円で見る、ということになります。

私の場合、映画テレビ技術協会の会員証を使うことで、通常作品は1000円で見ることができます。TOHOシネマズは3D作品でもこの割引料金からの差額でOKなので、メガネを持参することで1300円で見れます。しかし、109シネマズの場合は3D作品には会員証割引が適用されないので通常料金2200円(メガネ付)で見ることになります。また、チネチッタでも3D作品には会員証割引が適用されないのですが、近くの金券ショップで共通券を1300円で購入すると+200円(メガネ付)で見ることができます(ちなみにチネチッタのサービスデー3D料金は1400円(メガネ付))。ポイントで5回見るともらえる招待券でも+400円で見れるので、ポイントがある場合は3D作品を優先してみています。

主要シネコン割引一覧

各シネコンの割引についてまとめてみました。ただし、系列の全ての劇場が同じ料金であるとは限りません。その他のサービスについては、少し前の情報ですが、下記のリンク先のサイトがよくまとまっています。

ファーストディ レディースディ レイトショー 夫婦50割引 高校生友情プライス 3D一般料金 3D学生料金 その他
TOHOシネマズ 水曜1000円 1200円 ×(終了) 2200円 1900円 毎月14日はTOHOシネマズデイで1000円
MOVIX 火曜または水曜1000円
劇場によって異なります
1200円 ×(終了) 2200円 1900円 毎月20日はMOVIXデイで1000円
平日初回1200円の劇場あり
ワーナーマイカル 水曜1000円 1200円 2100円 1800円 お客様感謝デイは1000円
劇場により日付が異なります
109シネマズ 水曜1000円 1200円 ×(終了) 2200円 1900円 毎月10日は109シネマズの日1000円
毎月22日は夫婦の日&カップルデイで男女ペアで1人1000円
ユナイテッドシネマ 水曜1000円 1200円 2100円 1800円 毎月20日はシネマサンクスデーで1000円(対象外劇場あり)
T JOY 水曜1000円 1200円 ×(終了) 2000円 2000円 -
シネプレックス 水曜1000円 1200円 2200円 1900円 毎月20日は1000円の劇場あり
一般1700円の劇場あり

IMAX DIGITAL 作品を安く見る

今のところ、IMAX DIGITAL 作品は 109シネマズユナイテッドシネマヒューマックスシネマシネマサンシャイン でのみ鑑賞可能です。そして、料金はどちらも同じで、一般料金が、2D作品の場合は 2000円、3D作品の場合は 2200円 です。特別興行となるため、サービスデーや割引の適用外となっています。

ただし、一般劇場用の前売券も使用可能で、その場合は、券面記載額からの差額を支払えばOKです。たとえば、前売券の券面価格が1300円ならば、差額の700円を支払うことで2D作品を見ることができます。したがって、前売券を安く手にいれることができれば、通常価格より安く見ることができます。

しかし、その作品は本当に IMAX DIGITAL で見る必要があるのか?ということを考えてみましょう。確かに IMAX DIGITAL シアターは、今のところはそれなりのスクリーンサイズとクオリティを保証してくれています。でも、1000円で見れる作品を2000円で見るだけの価値があるのか?スクリーンの大きさでいえば、ユナイテッドシネマ豊洲の10番も負けない大きさですし、他の劇場のデジタルシネマのスクリーンでも十分に明るいところがあります。わざわざ IMAX DIGITAL シアターのある劇場まで出向いて高い料金で見るだけの価値があるか?ということです。ご自身で判断してください。

ちなみに、私が IMAX DIGITAL での鑑賞を検討するのは、

  1. IMAX DIGITAL のみの上映である。
  2. IMAX カメラでの撮影シーンがある。
という時くらいです。例外もありますが、基本的には IMAX DIGITAL に通常の倍の料金を支払うほどの価値を見出せていません。