ブレイブ・ストーリー
Brave Story

川崎・チネチッタ6

カーズ 」をそろそろみておこうと思ってチネチッタに行ったのですが・・・、 見てた時間が平日のものだった。土日に夕方一回のみってどうよ?

そんなわけで、その場で何を見るか決める。「 日本沈没 」はまだいいや。混んでなさそうな「 ブレイブストーリー 」で。

そんなわけで、微妙なすき間時間。ちよっと ヨドバシ まで行ってみたところ、 W-ZEROO3[es] のモックアップがありました。このサイズなら十分電話。重さもこ のままなのかな?かなり軽かったんですが。

雨も降ってきそうなので戻る。開場してました。

予告で、ハリウッドリメイク版の「 イルマーレ 」が流れる。そのまんまリメイクしたみたいですね。でてくる場面場面がなんと なく想像できる。キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックって「 スピード 」のコンビじゃないですか。

「ブレイブ・ストーリー」。ワタルの父親が出ていってしまい、母親も倒れてし まう。今まで通りの生活に戻りたいと思ったワタルは、転校生のミツルが話して いた「ヴィジョン」という世界に入りこむ。そこで宝玉を5つ集めると、女神が 願ごとをひとつかなえてくれるのだ。

宮部みゆきの原作をGONZOがアニメ化、音楽は「 マトリックス 」のスタッフ、製作にはフジテレビ、ワーナー配給、ということで、話題性とメ ディアへの露出は多かったのですが・・・。

どこかで見たようなストーリーですね。宝玉を集めると願いがかなうとか、勇者 の剣とか、悪を封印する宝とか。はっきり言えばドラゴンボール。あとはいろい ろなものから借りて来ているような。

原作は未読なのですが、文庫で3分冊なわけですよね。それを2時間もない作品に 凝縮しているわけですが、この脚本は原作どおりなのでしょうか?もしそうなの だとしたら宮部みゆきにがっかりです。

質は悪くないんだけど、とりだてて良いところも無かったというのが素直な感想 です。面白くないわけではありません。ただ、ありふれた展開でした。

基本的にはファンタジーなんだろうけど、ラストの展開がある意味不明でした。 これはワタルにとって、どこからどこまでが現実なのか?っていうか、ミツルの ポジションがはっきりしないんですよ。最初は別世界の存在なのかと思っていた ら、実は普通の人間のようだったり、でも特殊な力を持ってたり、かと思うと現 実世界の過去があったり。で、最後にアレでしょ。ワタルとミツルの関係を整理 すると、どちらかがパラレルワールドにいるよ。最悪、夢オチかと思うくらいに。

松たか子と大泉洋とウエンツ瑛士が声をあててるというのは知ってましたが、 ほかもかなりのキャストがタレント・俳優・女優だったんですね。いやー、フジ テレビ的なキャスティングだこと。大極宮の名前もあったし。

あら、これTHXなんだ。

アニメキャラに会社のキャンペーンコピーをやらせるのはどうかと思うが。

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