手紙

川崎・109シネマズ8

雨が降ってる。じゃあ、今日は外にでなくてもいいラゾーナの109で。「 アジアンタムブルー 」か「 手紙 」かな。

と、出かけようとしたら人身事故で電車が止まってた。さて、どうしよう?と思っ ていたら動き出したらしい。が、到着時刻を考えると「手紙」かな。

ラゾーナはあいかわらず混んでるっぽい。ここの4階から5階にいくエスカレータ への通路はある意味設計ミスだな。雨が降ると屋根の水が降って来る。それが丁 度案内板のところ。ちょっと吹き付けるともっとひどくなる。

チケット購入。いい席がとれる。まだ係の人が慣れてないとみた。「真ん中」の 席は、座席の真ん中ではなく、スクリーンの中央なんですよ。あとのほうが良い席 になってます。

時間まで丸善。うーん、オアゾ以降の丸善って、ジュンク堂路線の高い書架で まんべんない品揃えになったんだけど、本の並び方に芸がないなぁ。ジャンル別 にはなっているんだけど、なんていうか、ゴチャゴチャ感の方が強いというか。

開場時間前に戻る。ジャストタイミング。

実は川崎では、チネチッタ、TOHO、109の全部で上映中。そんなわけでお客も分 散してるかなと思いきや、結構混んできた。かなりの席が埋まってます。

「手紙」。直貴の兄、剛志は、殺人の罪で刑務所に服役している。兄からは毎月 手紙がくる。直貴は、「殺人犯の弟」という世間の冷たい仕打にさらされ、仕事 も彼女ともうまくいかなくなってきて、しだいに兄の存在が疎ましく思えるよう になってしまった。

東野圭吾原作。予告では小田和正の「 言葉にできない 」がいい感じだったのです が、それ以上のモチベーションがなかったので、あまり優先度は高くなかったの です。原作は未読。そんなわけで、あまり期待もせず。

正直なところ、最近の映画とテレビの露出が高い沢尻エリカに飽きてきていたと いうことがあります。

先日みた「 ゆれる 」と同じく、兄弟の間の葛藤。どうしても比較して見てしまい ます。「ゆれる」は事件から刑の確定までの話。こちらは刑の確定後の話。 家族のリアルとしてはこちらの話の方が説得力はありますね。見せたい部分が それぞれ違うんで、単純に比べられないです。

思ったよりもいい作品でした。が、やっぱり沢尻エリカが浮いてる。主役を食い そう。

東野圭吾の作品は次々と映像化されてるなぁ。

「言葉にできない」はライブバージョンだったのか。

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