仙台東映劇場TOEI

[東映のホームページ]

広瀬通り一番町の角，いわゆるひとつの 「水時計前」です。平成6 年にビルを立て替えていますが，開業は昭和33年だそうです．劇場 は6階にあります．

あまり目立たないのですが，広瀬通り側の2階部分に東宝などと同 様，上映中のポスターが這ってあります．エレベータの上にもあり ますね．近日上映作品のポスターは一番町通り側にあります．

一階のエレベータ向かいにチケット売場のボックスがあるのですが， 私はここが使われているのは見たことがありません．普段は上映時 間のスケジュール表が張ってあります．

6階でエレベータを降りるとすぐ正面にカウンタがあります． チケットはこちらでお求め下さい．このカウンタは売店も兼ねてま すが，メルローズと共通になります．

東映劇場はカウンタの横を通って奥「緑の扉の劇場」です． 劇場入口のある通路に椅子がおいてあります．喫煙はここでしましょ う．自動販売機と公衆電話もあります． トイレはメルローズとの間の通路の奥です．仙台市内の映画館 のトイレの中では一番綺麗です．

劇場内部の印象はまず「明るい」ということです．緑色を基調とし たパステル系の色でまとめてあります．椅子も緑色です． 照明も直接光ではなく「明るくやわらかい」といったところでしょ うか．天井が意外と高く，大きさのわりには広く感じます．いや， 座席数に対してもともと広いつくりです．

床もある程度の傾斜があり，後方の10列目からは階段状になってい ます．スクリーンの位置も高い方なので，前の人の頭が邪魔になる ことはあまりありません．左右2ブロック各横10席が15列．一番後 ろの列は隅の1席がないので，全部で298席になります．

さて，この椅子．最近はこの形が流行りなのかはわかりませんが， 背もたれの上の部分が丸くなっています．日乃出も同じような感じ になりました．で，椅子一脚は底から出ている一本足で立っていま す．椅子としてはこの足が床に垂直になるのが理想的な形です． ところが，床が傾斜している9列目までは，傾斜している床に対し て数直になっています．つまり，ややつんのめりな立ち方をしてい るのです．普段浅く座る人はちょっと座りにくい感じがすると思い ます．

最近出来た映画館は，上映中に全ての照明が消えます(といっても 足元のは残りますが)．はじめて東映に来た時は非常口のライトま でも消えることに感動を覚えました．その前に流れるアナウンスも 他にはなかったことなのでこれまた感動でした．

劇場前方にも左右に扉がありますが，右の扉は普段は開かないので ご注意を．トイレにすぐだと思って向かい，開かないので戻ってく る，という人をよく見かけます．試写会などでゲストがいる場合に はここから登場という感じで使われます．普段はただの非常口です．

サウンドは Dolby DIGITAL に対応しています．平成6年改築ですか ら既に dts も使われるようになっていたわけで，一緒に入れても 良かったんじゃないかなぁと思うのですが，Dolby だけです．

基本的に東映配給の作品を上映しますが，松竹富士配給の洋画も上 映します．また，メルローズと上映作品が入れ替わることがありま す．スクリーンの大きさや音響はあまり大差ないので，特に問題は ありません．

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